更新日: 2014/05/26
いつものところ[kodansha.jp]。書き忘れてた。今回は個人的には特になし。
ということで、2008年06月はひとまずなしということで。ちょっとここのところ積みすぎたので、少しでも崩しましょう。
鈴木祥子オフィシャルサイト[sakura.ne.jp]より。おいらはC.C.Lemonホールなんて言わないよ。久し振りに行ってみようかな。日曜日なんだけど、場合によってはダメかも知れんなぁ。ま、そんなこと言ってると休日の予定なんて決まらんのだけどね。
またコミックの感想をまとめて書いてしまっています。もうちょっとこまめに書きたいなぁ。
4燃え。将棋ファンなら、松本一砂というやたら暑苦しい人が角をとられてしまうところで、盤面とか用意せずに棋譜だけを追ってプププとならなければならないのでしょうが、おいらにはそれができませんでした。将棋なんて小学校のころ以来だし、そのときも弱かったし。ま、そーゆーことで将棋関連はたぶんスルーで読んでいくと思います。
なんだか突然平穏な日常から投げ出されて、生きるために「将棋は好き」という嘘をついて、果てはいろいろな人を傷つけていかざるを得なくなってしまう、という話。まぁ、救いよう無いよなぁ。ふと松本大洋のZero(*1)を思い出しましたよ。細かいところは違うかも知れん(*2)けど、テーマとしては似ているかもね。ま、桐山くんはこれから上を目指していく過程でどんどん人を傷つけていくんでしょう。で、いちいちそれについて苦しんでいくのでしょう。
で、桐山くんはこんな人をさんざん傷つけて生きていく生き方にはたして耐えられるのでしょうかね。あかりさんたちのような家庭で何度も食卓を囲むような経験をしたら、尚更のような気がする。
もちろん、そんな話ばかりではなく、ヒナちゃんの乙女の一大イベントがあったり、他の濃いキャラの前に主人公の桐山くんはタジタジになっていたりするわけで。今後の展開に期待ですよ。
4燃え。ま、待ち焦がれていた分もあると思うのですが。
1〜2巻を読んだときに、個人的に「うわっ、こいつうぜぇ」と思っていたのが沢乃井康と杉本先輩の二人。でも、この二人もそれぞれ思うところがあるのよ、というお話。
沢乃井さんはブライトさんみたい、とふと思ってしまった。自分のイメージとしては京子さんは沢乃井さんのことをやや邪険にしているのかなと思っていたのだけど、ここの話をみるとそうでもない雰囲気。ただ、沢乃井さんの方にはなびきそうにはないよなぁ、現状。いい奴なんだろうけど、この作品ではあまり活躍しないだろうなぁ。
杉本先輩は、やはり鼻持ちならない人ということで。ま、本人なりにはいろいろあって、たぶんそれはどーしよーも無いことなんだろうけどね。そんなヒースクリフはこの巻の後ろの方で渡英ということで退場。もうちょっといてもいいのではと思ったりしてるのだけど、作者的にもやはりどーしよーもなかったのかなぁ。うーん、どうなんでしょ。
あ、あとふみちゃんの家でのダメダメっぷりとか。あれは女子の共感を呼びそうだなぁ。
なんだかんだ言って、この人の絵は好みなんだよねぇ。思わず買ってしまうわけで。
正直、なんだよその話の畳み方は...とは思った。閉塞感を抱いている人にとって、その打開策は結局偉い人がいなくなるということしかないんでしょうかね。ま、槙の脱走生活もまったく無駄じゃないようではあるけれど。それとも、現在の生活に対して疑問に思って考え続けることが大切、ってゆープロセス重視の話なのかなぁ?それにしても保健の先生が一番食えない人でしたね。
白泉社系を始め、少女マンガ系がほとんど崩せていない。本当にいつになるんだろう。