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更新日: 2014/05/26

2011年 12月 前半


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2011.12.03 (Sat)

2012年01月白泉社新刊コミック[book]

いつものところ[hakusensha.co.jp]。今回は以下購入予定。

01/04
緑川ゆき夏目友人帳』13巻 白泉社花とゆめCOMICS
2012年01月小学館新刊コミック[book]

いつものところ[shogakukan.co.jp]。ひとまず今回は個人的には特になし。冬目景の「マホロミ」1巻はちと気にはなる。

2012年01月角川書店新刊コミック[book]

いつものところ[kadokawa.co.jp]。今回は個人的には特になし。

2012年01月集英社新刊コミック[book]

集英社マンガネット内の今後の新刊[s-manga.net]。まんだかまた変わったか。今回は個人的には特になし。

2012年01月コミック発売一覧@太洋社[book]

いつものところ[taiyosha.co.jp]。それ以外は特になしかな。

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2011.12.13 (Tue)

12/04池袋演芸場昼の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 中年女性が多めの客席。花緑師ですからね。その次に目立つのが着物姿の若い女性。
  • いやはや。すぐそばにゲラな中年女性がおふたり。
小駒
熊の皮。寄席のこの出番だとこの根多が多いような気も。
世津子
奇術。いつもの感じで。
さん歩
強情灸。がんばってください、としか申し上げようがありません。鼻づまりで風邪ひきのようではありましたが。
吉窓
大安売り。軽く、すっとやっていただきました。10回これやるってちょっとくどいので、これくらい軽い方が聴きやすいような気がしました。
ロケット団
漫才。ブータン国王ネタも少々入れつつ。
文左衛門
寄合酒。いつもの感じで。というか二日酔いのご様子でまくらではいつものように重い感じでしたが、始まればエンジンはかかっていました。
正朝
たらちね。前座根多でそこそこうけていたかと。
和楽社中
太神楽。いつもの感じで。
一朝
片棒。久しぶりです。お囃子での一朝師はノリノリでした。

=== 仲入り ===

馬石
安兵衛狐。5kmロードレース大会に出場してから寄席に入ったとのこと。相変わらず子供や動物が絡んだ根多だとかわいらしさがにじみ出ています。
燕路
猫久。あーこの根多難しいな、と思いました。猫久さんが血相変えて飛び出した理由がすごい気になるのですが、結局その理由は明かされず。オウム返しの噺として展開していって終わっています。これでは寄席であまり見かけないわけだ。
順子
漫談。身のこなしがきれいです。漫才協会の例の投票で2位でしたね。
花緑
刀屋。おせつ徳三郎の下なんだそうな。まくらはやや長め。以前聴いた厩火事もそうだったけど、これも年長者が諭す場面が多め。師は貫禄のようなものがほしいのでしょうか。「迷子やーい」「迷子やーい」の声は好き。サゲはちょいと変えてありました。お材木ではなくて、船に降りてしまうというもの。船頭が実は...というもの。もともとのサゲがどうよという感じではあるので、こちらのほうがいいかも知れません。

本日の収穫

花緑師の刀屋。一朝師の片棒。吉窓師の大安売り。軽快な動きの順子さん。

12/09上野鈴本演芸場昼の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • あぁ、いつもの鈴本の客層。中高年多め。
  • さほど混雑してません。平日鈴本はこれくらいの入りが定着してしまったかも知れません。二之席どうなるかわかりませんが。
麟太郎
悋気の独楽。以前聴いたときよりは印象はいいです。
アサダ二世
奇術。いつもの感じで。
燕路
狸の恩返し。ご自身の見た目から根多をチョイスしてますよね。
文左衛門
道灌。久しぶり。いいなぁ。確かにちょいちょい無駄知識がちりばめられているので、元は三代目金馬なのだろうというのはわかりますね。
ペペ桜井
ギター漫談。いつもの感じで。客席わいてました。ファンの方でもいらっしゃったのでしょうか。
百栄
桃太郎後日譚。いつもの漫談かなと思っていたら、こっちでした。ややうけという感じでしょうか。
菊丸
野ざらし。江戸ことばがいいんですよ。独演会行きたかったなぁ。
ひびきわたる
キセル漫談。いつもの「ま、こんなもんでしょ」
文楽
時そば。時「やきそば」じゃないですよ(*1)。この方もエンジンがかかるような声をたまに出すんですよね。

=== 仲入り ===

ストレート松浦
ジャグリング。おそらく初見。シガーボックス、中国独楽、お手玉。わかりにくいけど難しい芸も少しフォローしながらやってました。
志ん橋
子ほめ。いつもの師独特の節回しを堪能。
正朝
替り目。酔っぱらいは等身大なんだろうなぁなんて思いつつ。
遊平・かほり
漫才。いつもの感じで。遊平さんがマイペース→スローライフのネタという流れなのね。
小里ん
富久。最初に聴いた富久は談幸師のものなのですが、あの富久は師なりに少し変えているもののようだというのを、今日確認した形となってしまいました。おそらく元は小里ん師がやった型なのでしょうが、話の筋がかなりgdgd。このままだと演る人いないなぁという感じがしました。談幸師はこの辺をうまく刈り込んで、久蔵が走るシーンを入れることで疾走感を出してました(*2)。小里ん師の富久はあえていえば翻弄されている様をみる、という感じなのでしょうかね。それだけだと足りないよなぁ。うーん。

今回の収穫

文左衛門師の道灌。菊丸師の野ざらし。文楽師の時そば。小里ん師の富久。

12/09上野鈴本演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 昼の部よりお客さん多め。
  • 若い男性がやや多め。
  • 最初はちょっと重い感じでしたが、南喬師あたりからいい感じに。
菊六
猿後家。まぁ、うまいんだけどね。それだけな感じも。後家さんのときになぜかいつも口をとんがらせていました。何か意味あるんですかね。
夢葉
奇術。いつもの感じで。
龍玉
鮑のし。時間の関係で啖呵のところまで行かなかったのは残念。
藤兵衛
のめる。安定してますね。毎度のことですが。
ゆめじ・うたじ
漫才。もう杖ついてません。鳥の巣の話は初めて聴きました。
南喬
長短。客のウケはよかったです。
白酒
四段目。馬石師の四段目は何回か聴いたのですが、白酒師の四段目は初めて。楽しかったです。佐々木政談や真田小僧もってらっしゃるので、この根多やってもいいですよね。どうしても定吉には少し毒が含まれているような気がします。

=== 仲入り ===

小菊
粋曲。いつもの感じで。仮名手本忠臣蔵を越後獅子にのせて歌うというのは初めて聴きました。2分半だそうで。無茶な詰め込みようでしたけどね。ふとカレカノのあの無茶な「前回までのあらすじ」を思い出したりして。
はん治
ぼやき居酒屋。ヒザ前ならこの根多があったか。いつもの感じです。
二楽
紙切り。鈴本でみたのは久しぶりです。
雲助
夢金。ただため息のみ。ボタ雪の降る大川の風景が浮かんできました。情景描写関連の言葉が本当に厳選されているなと、感じました。大雪の中船を進めていく絵が本当によく浮かんできました。熊がかじかんだ手に息を吹きかけ、固く縛った笠の顎ひもをほどくシーンは素敵。侍はかっこいいし、船頭の熊の口は悪いし。最後の場面もこれまた映画的。フレームの右下に船宿の主人がキセルを持っていて、フレーム右上に向かって声をかけている、そんな絵です。師はこの根多こしらえるとき絵コンテ切っているのではと思ってしまいました。今年は雲助師の高座で当たりが本当に多かったです。

今回の収穫

雲助師の夢金。今年は雲助師で明け、雲助師で暮れてゆきました。ちょっと早いかも知れないけどね。白酒師の四段目。

12/10浅草演芸ホール夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 最初はそこそこの入り。
  • どうやらはとバスツアーの人がいた模様。ひどい客でした。
  • 高齢者多め。
  • 夢太朗師のあたりから客が急減。せいせいしたともいいますが。
桃之助
たらちね。あぁたらちねでした。
マグナム小林
バイオリン漫談。前回見たのと同じ感じで。立ち方とかしゃべりとかもう少し何とかすると様子のいい芸人さんになると思います。
枝太郎
老人キャバレー。落ち着きないですね。
南なん
反対俥。体の弱そうな師がこの根多なんて!と思っていましたが、楽しかったです。
宮田章司
江戸売り声。リクエストとるんですね。ワシは初めてだったので何のリクエストすればいいのやら。
右紋
漫談。どんな話をしたのかも忘れました。
松鯉
赤穂義士外伝天野屋利兵衛。息子が拷問にかけられても口を割らなかったそうです。
東京ボーイズ
ボーイズ。gdgd。あとで桃太郎師に5分譲ったということがわかり、仕方ないのねという感じで。
桃太郎
裕次郎物語。翌日に秋田で爛漫寄席の収録があるそうで、今日はそのお稽古。東京ボーイズさんから5分もらっていました。湯呑みがセコいというのまでネタにするんですよ。確かに公民館やら野良仕事のあとにお茶を飲むとき使ってそうな湯呑みでした。

=== 仲入り ===

右左喜
猫と金魚。間違えたのはまぁいいとして、そこでぶった切って高座降りるのですか...だったらあの長いまくらは何とかしてほしい。
北見マキ
奇術。観客がやいやい言うのでやりにくいだろうななどと思いつつ。他の人もよくやるロープ結んだり切ったりするあれのみ。
歌春
鍋草履。まくらは忘れたなぁ。噺に入る直前は憶えてます。師匠に言われて芝居観に行くけれども、そのときに客席から舞台へ話しかける人がいまして、あ、今日もそうですね、と遠回しにたしなめると、場内拍手。ネタは知らなかったです。短く済ませるのにはいいんですかね。
夢太朗
転宅。多分真っ当に。この流れだとちゃんと落語やってくださるのは有り難いのですが、それ以上ではないんですよね。
宮田陽・昇
漫才。陽さんが、予備校行ってたときの名物生徒さん(机には彼の似顔絵と「WANTED」と書かれた落書きがあったくらい)になんだかそっくりで。そんなことをぼんやり考えながら、今年のニュースがバランスよく入っている漫才聴いてました。
寿輔
漫談。クセになりそう。実物をみたらほほは紅色で肌はテカテカでした。積極的に客席に切り込む師匠です。遠巻きに見ていたかったのですが、客席20人いたかいないかの状態ではそーゆー訳にもいかず。
健二郎
太神楽曲芸。タキシード姿なのにはびっくりしました。やたら側位づけが好きなようです。
今輔
札−1グランプリ。新しいお札の肖像画に採用する人物を面接しようという噺。坂本龍馬が福山雅治っぽいのではなく、武田鉄矢っぽい龍馬になっていて笑った。理由がまたひどい。福山雅治にするとファンが紙幣を貯め込んでしまって意味がないから、というもの。太宰があごに手をやってグッパイなんて言っているのも妙に可笑しかった。よくまとまった新作でした。

本日の収穫

寿輔師。今輔師。桃太郎師の裕次郎物語。宮田陽・昇。意外に躍動的だった南なん師。

*1: 誰か作りません?
*2: 小柄な談幸師の走るシーンって、結構見るような気がします

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