【開演まで】
- 客層は高齢者が多め。寄席の客層と逆なのには驚き。
- ホールは結構いい感じ。人形町とか文京シビック小ホールとかと大体同じキャパなんだろうけど、椅子がたわんだりすることなく安心して座れる。ケータイの電波が入らないのは良いのか悪いのか。これで舞台に近かったらなぁ。
- 百栄
- お血脈。地の語りのところが心地いいです。リズムがいいからなんでしょうね。「ヨシミツ、ヨシミツ」「ケータイ?」には笑いました。
- 白酒
- 松曳き。百栄師から長めに演ってくれと言われ、まくら長め。毒多め。Wホワイトで白鳥師と一緒に出てくると奔放な白鳥師のフォロー役に回りがちで気の毒なのですが、今回はgdgdながら楽しめました。あの件はおもしろかった、っていうとまたその某機関がwebをクロールして見つけてしまうと面倒なのでやめておきますね。根多のほうももちろん楽しめました。呼んでおいて「くせ者じゃ!」はないでしょ。
=== 仲入り ===
- 百栄
- 鼻ほしい。漏れているような声のところもリズム自体はしっかりしているので聴けるんですよ。百栄師匠には古典のリズムが染み着いているということを、改めて認識できる根多です。
- 恩田えり
- 漫才の神様。えり師匠を生で見たのは初めてです。「梅は咲いたか」に乗せて2007年M-1予選のときのことを歌っていました。最後の方はあんこ入り、というか打ち上げでの二人の会話を再現。おもしろかったです。
- 百栄
- マザコン調べ。ワシは一度鈴本で聴いてその後音源で聴いているので、会場の様子を眺めながら。ウケてますね。大工調べと符合するところでは一部客が笑ったりね。
【その他】
前に座っていたのが老夫婦(*1)。奥さんおもしろかったときには旦那さんに寄りかかっていました。いいッスなぁ。
【本日の収穫】
百栄の古典のリズム。白酒。恩田えり。とても贅沢な楽しい会でした。