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更新日: 2014/05/26

2011年 03月 前半


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2011.03.01 (Tue)

2011年04月小学館新刊コミック[book]

いつものところ[shogakukan.co.jp]。今回は個人的には特になし。

2011年04月白泉社新刊コミック[book]

いつものところ[hakusensha.co.jp]。今回は個人的には特になし。カレカノ文庫版が出る模様。

2011年04月集英社新刊コミック[book]

いつものところ[s-manga.net]。今回は個人的には特になし。

2011年04月講談社新刊コミック[book]

忘れてた。てへ。いつものところ[bookclub.kodansha.co.jp]。今回は個人的には特になし。

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2011.03.09 (Wed)

03/05百栄の節句@池袋・東京芸術劇場小ホール2行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 客層は高齢者が多め。寄席の客層と逆なのには驚き。
  • ホールは結構いい感じ。人形町とか文京シビック小ホールとかと大体同じキャパなんだろうけど、椅子がたわんだりすることなく安心して座れる。ケータイの電波が入らないのは良いのか悪いのか。これで舞台に近かったらなぁ。
百栄
お血脈。地の語りのところが心地いいです。リズムがいいからなんでしょうね。「ヨシミツ、ヨシミツ」「ケータイ?」には笑いました。
白酒
松曳き。百栄師から長めに演ってくれと言われ、まくら長め。毒多め。Wホワイトで白鳥師と一緒に出てくると奔放な白鳥師のフォロー役に回りがちで気の毒なのですが、今回はgdgdながら楽しめました。あの件はおもしろかった、っていうとまたその某機関がwebをクロールして見つけてしまうと面倒なのでやめておきますね。根多のほうももちろん楽しめました。呼んでおいて「くせ者じゃ!」はないでしょ。

=== 仲入り ===

百栄
鼻ほしい。漏れているような声のところもリズム自体はしっかりしているので聴けるんですよ。百栄師匠には古典のリズムが染み着いているということを、改めて認識できる根多です。
恩田えり
漫才の神様。えり師匠を生で見たのは初めてです。「梅は咲いたか」に乗せて2007年M-1予選のときのことを歌っていました。最後の方はあんこ入り、というか打ち上げでの二人の会話を再現。おもしろかったです。
百栄
マザコン調べ。ワシは一度鈴本で聴いてその後音源で聴いているので、会場の様子を眺めながら。ウケてますね。大工調べと符合するところでは一部客が笑ったりね。

その他

前に座っていたのが老夫婦(*1)。奥さんおもしろかったときには旦那さんに寄りかかっていました。いいッスなぁ。

本日の収穫

百栄の古典のリズム。白酒。恩田えり。とても贅沢な楽しい会でした。

03/06上野鈴本演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • さん喬師匠たっぷりですが、いつもの日曜夜の部よりは入っている感じ。
  • 客はさほど多くないのでひょっとして...なんて思ってました。個人的には寝床のような楽しい根多でもいいかななんて思ってましたけどね。
喬之進
金明竹。おなかの具合は兄弟子の喬太郎師っぽいですが、端正な語り口ですね。またなにかの機会に聴いてみたいです。
和楽社中
太神楽。本日は小花さんが五階茶碗などを披露してくれました。
左龍
棒鱈。よかった。返事だけでさん喬師匠の物真似ができるのはさすが。わかってしまう一部観客もさすが。棒鱈は田舎侍が珍歌を歌ったあと芸者があっけにとられる、という間をちょっと長めにとってました。
藤兵衛
手向けのかもじ。演目はおそらく。どうやら七代目圓蔵しかやらなかった根多らしいです。手頃でいい感じだとは思いました。
遊平・かほり
漫才。いつもの感じ。
琴調
大岡政談より人情匙加減。語り口調はさすがですね。落語のほうも確かこんな演目あったような。
正朝
宗論。楽しそうでしたよ。さほどいじっていない感じです。

=== 仲入り ===

小菊
粋曲。いつもの感じで。都々逸いいっすな。
正楽
紙切り。お題にパンダが出て、いったん「寄席の平日の時のパンダ」を見せてました。これがひどい手抜き。平日にはこれ見せて「日曜のパンダ」とかやっているような気がします。その後体の中を切り抜いてパンダの模様をつくっていました。
さん喬
柳田格之進。恒例の時候の挨拶の後、すっと根多へ入っていきました。万屋と格之進の初対面とその後の打ち解けた会話にしっかりと違いをつけていて、二人が心を通わせた様を描いています。これがあるので、その後の番頭のやったことに万屋が怒り心頭なところは共感できるのだと思います。...なんてそれっぽく分析していたのも最初だけ。後はひたすら「うわぁ、それ言われてどんな顔するの?」ということをひたすら考えながら聴いていました。夏の離れの風景描写や、雪の中で傘をさした格之進の目線の遣り方など、見せ場が非常に多いです。

本日の収穫

さん喬の柳田格之進。左龍の棒鱈。

*1: 天使と悪魔を思い出して泣けてくるぜ!あ、今回は寄席じゃないから百栄師目当てですな。

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