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更新日: 2014/05/26

2010年 07月 前半


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2010.07.01 (Thu)

2010年08月集英社新刊コミック[book]

いつものところ[s-manga.net]。今回は個人的には特になし。

2010年08月小学館新刊コミック[book]

いつものところ[shogakukan.co.jp]。以下購入予定。

08/30
三島衛里子高校球児ザワさん』5巻 小学館 BIG SPIRITS COMICS SPECIAL

ザワさん、着々と新刊が出ています。楽しみ。

2010年08月角川書店新刊コミック[book]

いつものところ[kadokawa.co.jp]。今回は個人的には特になし。

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2010.07.02 (Fri)

2010年08月コミック発売一覧@太洋社[book]

いつものところ[taiyosha.co.jp]。以下購入予定。

08/10
古日向いろはバガタウェイ』4巻 マッグガーデンBLADE COMICS
追記
一応マッグガーデンでのコミック紹介[mag-garden.co.jp]もあげておきます。

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2010.07.04 (Sun)

07/03鈴本7月上席夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 鈴本寄る前にアキバ石丸で右朝師匠のCD買ってきましたよ。やはりここは品ぞろえがいいです。今度銀座山野楽器行くので、覗いてみよう。
  • 昼席観光客の多いこと。何組も記念撮影していきましたよ。
  • 客層はよくわからない。ふらっと仲間内でやってきた風情な壮年な方々とか、あるいは20〜30代の男性とか。正雀師匠の客層は謎です。
  • 本日の番組は基本主任だけ期待してきました。そりゃ市馬とか扇遊とか期待しないでもないですが、それはそれで。圓太郎は、真田小僧・勘定板(仲入り前でさすがにこれはないだろうけど。)、権助芝居以外ならいいかなと。
さん弥
反対俥。根多に入った途端威勢のいい江戸弁が飛び出していました。
市馬
雑俳。こんな根多持ってるんですね。大柄な体躯で軽快な高座捌き。まくらがこんなに軽快になっていたとは知らなかったです。どうやらこのごろまくらでは前の出番の人をいじっているらしく、アサダ2世さんが2回も袖から飛び出してきていました。芸人だなぁ。しかも、雑俳だなんて、なんて軽快な。浅い出番ではこのごろこんな感じなんですか?虚をつかれてしまいました。
正蔵
鼓ヶ滝。「何かきっかけがないか」で、最前列にお客が入ってしまい、きっかけを失ってしまう。こーゆーこともあるんですね。
扇遊
干物箱。この根多では若旦那ではなく貸本屋の彼の妄想全開。
圓太郎
祇園祭。盛り上がりましたよ。まくらのところで客席からあくびが出てしまい、「一生懸命やります」なんてことになってしまいました。あのあくびは芸人殺しですよ。でも、根多に入ったら良かったですよ。一朝のを音源で聴いていましたが、導入部やお囃子のやり方が少し違いました。京都のあのいやな笑いは、この人の場合だんだん大きくしています。お囃子もちょっとコブシが回り気味。
正雀
男の花道。すばらしいストーリーテーラー、正雀。この人は滑稽噺でわっと湧かせるよりも、じっくり語るのが板に付いてますね。本人の口調からさほど臭くならず、それでもなお感情がこもった高座でした。お客さんにお願いするとは思わなかった。あの、最後のタメのところでワシはやられました。細かいところでは、お願いをしながら着物の裾がふるえているんですよね。落語であーゆー演出してるのはたぶん初めて見ました。

本日の前座さん

歌る美
牛ほめ。明るい。やってて楽しそう。さすが圓歌一門。前よりうまくなったのでは?

その他

  • トリがたっぷり人情噺ということで、仲入り前までいずれも威勢のいいものや軽めの根多が並びました。非常に華やかな高座でした。楽しかった。で、そのあとあの根多ですからね。満足しました。次回のこの企画の時には、また来ます。
  • 一方客は噺に入ってから最前列に入っていったり、大あくびをしてみたり、高座やっているというのに大声で話したり、携帯電話鳴らしたりと、池袋並みにやりたい放題でした。個人的には気にならなかったですけどね。そんな技術を身につけてしまいました。
本日の収穫
正雀。圓太郎。市馬。

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2010.07.05 (Mon)

東京かわら版2010年07月号[rakugo]

どうもこいつも恒例になってしまいそうで。

この落語家をよろしく
これか。モーニング連載を本にまとめたってやつは。買ってきましょう。
CD なごやか寄席
東海放送の秘蔵音源シリーズだそうで。右朝師匠の締め込みと百川が出ているらしいです。たぶん買います。追善のときのCD再発してくれないかなぁ。
新作日和
今月は白鳥。SWAでの根多おろしでお客さんにほほえんでもらったのはいいけど、池袋で撃沈したという話。噺家さんってみんなこんな感じで会場ごとの反応の違いに苦しんでいるのでしょうか。印象としては白鳥ほど苦しんでいる人はいないと思いますし、コツコツ直している人もいないような気がします。あと、圓生襲名の件は、あれからもこんがらがっているみたいですね。
ホリイの落語狂時代
今月は、寄席以外では聴くけれども寄席の定席で聴いたことがないネタ。この中だとワシは王子の狐と掛け声指南を聴いたことがあります。あとは阿武松は寄席の講談で聴きました。上野広小路寄席で聴いたことのあるものもありますが、あそこは定席じゃないですしね。
今月のお言葉
今月は喬太郎。なによりも写真がウケタ。あえて若い頃の写真が掲載されてます。左のページを見ると現在の喬太郎の写真が2枚もあって、時の流れをひしひしと感じます。
7月の演芸会情報
先月は居残り左平次と船徳が目に付きましたが、今月は唐茄子屋政談と佃祭ばかりです。
ちはやふる9巻感想[book]
末次由紀ちはやふる』9巻 講談社 COMICS Be Love
bk1 / amazon

なんだか知らないうちに新学年になっていて、新キャラの1年生が出てきています。イマドキの高校生の恋と、百人一首に詠まれている恋とを対比するのもいいんでないのかいという感じなのでしょう。あとは、部員がこのまま団結したままではドラマにならないということで、新キャラ投入なのかも知れません。恋愛要素入れないと少女マンガっぽくないというご意見もあるやもしれませんが、個人的には延々競技かるたで熱く進めてくれてもいいです。この作者はその方があっているような気がちょっとしています。

おおきく振りかぶって15巻感想[book]
ひぐちアサおおきく振りかぶって』15巻 講談社 アフタヌーンKC
bk1 / amazon

ひとまず阿部と三橋は、今回のことでの二人の関係(*1)について再確認。そのあとモモカンの指示が出て、なるべく一緒にいるようにということみたいです。モモカンから改めて言われるのはこの後かも知れないし、結局言わないかも知れないです。

美丞大狭山の若いコーチ二人のところは、何となくわかったのですが、ちょっと見せ方としてわかりにくかったです。でも、河合くんの「だけどこんなの一生引きずる傷じゃない」というのは、すんなり入りました。この辺の話はちょっと重いです。

三橋たちもこのあとこーゆー世界に触れるのかも知れないですし、作者はモモカンの内言を通して彼らに語りかけているのかも知れないです。西浦のメンバーはみんな同学年なので残り2年ほどはほぼ同じメンバーでやることになりそうなのですが、高校卒業したらみんなバラバラになるわけです。三橋がその後プロ野球やら社会人野球やらをやったとしても、いつかマウンドを降りることになるわけです。そのとき三橋はどうするんですかね。現状空っぽですよね。な〜んにも考えてないですよね。それを考えてほしいと、モモカンは願っているわけです。

少なくとも新人戦は阿部抜きなりそうですね。どんな感じになるんでしょうか。

ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 極東終戦 発売延期[book]

bk1で予約していた逆襲の刻 極東終戦なのですが、bk1から知らせが届きました。8月10日頃に発売延期だそうです。

逆襲の刻はちっとも読み進められていないんですよね。来月に発売が延びても、状況は余り変わらないような気はします。

*1: ほらそこ、アベミハとか言って喜んでないの。

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2010.07.08 (Thu)

榊ガンパレ新刊[book]

太洋社の文庫発売一覧[taiyosha.co.jp]より。以下購入予定。

08/10
榊涼介ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 極東終戦』アスキーメディアワークス 電撃ゲーム文庫

というわけで08/10に延期されたようです。

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2010.07.09 (Fri)

DMCサイン会ファイナル4大ドームツアー開催[book]

白泉社内の特設ページ[hakusensha.co.jp]。仰々しさにチョトワラタ。

や、多分行かないです。とうとうDMC読まなかったなぁ。電車の中でOLが読んでいるのを目撃したことがあるけど。

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2010.07.11 (Sun)

鈴本8月中席夜の部チケットとれた[rakugo]

落語会のチケット取るというのは初体験でした。大昔にさほど競争率の高くないチケットを電話かけて取って以来、久しぶりです。あれからインターネットができて、さらに商用化されて、チケットぴあのサイトなんてできているので、もう要領がよくわからなかったりします。

事前準備の必要性

いきなり支払い方法の話から。チケットぴあのサイトからチケットを買うときには、以下の支払い方法のうちの一つを選択することになります。

  • クレジットカート
  • セブンイレブン支払
  • イーコンテクスト
  • 電子マネーちょコム

イーコンテクストとは、コンビニ支払いやらペイ爺Pay-easyやらネット銀行のリンク決済やらをひっくるめた呼称のようです(*1)

ワシはジャパンネット銀行に口座を持っているのでこのイーコンテクストで支払うことになるのかと思ったら、以下の注意書きが。

※発売開始より1時間は、セブン-イレブン決済をご利用いただけません。
※発売開始より1時間は、イーコンテクスト決済をご利用いただけません。

つまり、10時からわーっと人気チケットを取ろうとすると、支払い方法でイーコンテクストを選択できないという仕組みです。なんだよそれ。

そうなるとクレジットカードかちょコムの二択になるのですが、ワシはクレジットカードなんて持っていません。というわけであらかじめちょコムに申し込んでお金を入れておく必要があります。あーめんどくさ。

ちょコム申し込み

申し込みはなんだか面倒だった記憶があります。たぶん一応指示通りにやれば申し込みできると思います。携帯電話からも操作できるということで、PCからの手続きに加えて携帯電話の操作もしなければならないのが異様に面倒です。しかもPCからログインするときにも、登録した電話番号の入力を求めるというのも何とかしてほしい。ジャパンネット銀行から入金できるというのが、唯一楽だった点。でもまぁ、スムーズにチケット申し込みをするためには仕方ないです。

当日の布陣

事前にちょっと触ってみたところ、同じマシンから複数のセッションを張るのはやめてほしいということみたいです。IEとFirefoxというように別ブラウザにしてもちょっとダメみたいです。発売直後の(ぴあ側からいえば)無駄なアクセスを少しでも減らしたいということかも知れませんし、そもそもタブブラウザの使用を前提にして開発していないシステムなのかも知れません。

というわけで、ノートPCを2台構えることに(*2)。さすがにNATぐらいなら許容範囲のようです。

アクセスしてみる

時間近くになって何度もリロード。受け付け開始を確認してまず1台目のPCから申し込みのページにアクセスしてみると、素っ気なく「混み合っています」とのメッセージ。おやまぁということで、もう1台のPCからアクセス。こちらは問題なくチケットとれました。どうもタイミングに依存している感じはします。もっと競争率の高い場合には、2台目でも同様かもしれないですね。

ちょコムから速攻引き落とし

申し込み後数分でいきなり携帯電話にメールが来ました。確認するとちょコムからで、代金引き落としたとのこと。まぁ当たり前なのですが、情緒もへったくれもありません。

前売り初日状況

鈴本のページにあった表をキャプチャしておきます。発売初日が終わった時点でのチケット残数です(*3)

鈴本2010年08月中席前売り状況

14日は土曜日、15日は日曜日です。土日はあっさり完売しています。土曜日は発売1時間しないうちに売り切れています。

というわけで、08/14はさん喬の鴻池の犬目当てで鈴本行ってきます。落語ファン倶楽部の記事であんなに煽られたら聴くしかないじゃないですか。

*1: 何でセブンイレブン支払いだけ別になっているのかは、ワシに訊かないでください。そんなの知らん。
*2: 3台構えたら、長篠の戦いだね。
*3: チケットぴあ発売分は1日あたり200枚。

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2010.07.14 (Wed)

2010年09月講談社新刊コミック[book]

いつものところ[kodansha.jp]。以下購入予定。

09/13
桑田乃梨子ふたごの妖精りるるとるりり』2巻 講談社 ワイドKC KISS
09/13
末次由紀ちはやふる』10巻 講談社 COMICS Be Love
09/22
冬目景ACONY』3巻 講談社 アフタヌーンKC

忘れた頃のくわたん。何だっけ?漫才コンビだっけ?嘘です。ACONYもきますね。いいタイミングで2巻まで読み終えて良かった。楽しみ。

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2010.07.15 (Thu)

この落語家をよろしく感想[book]
広瀬和生勝田文 絵『この落語家をよろしく』講談社
bk1 / amazon

タイトルはおそらく扇橋の項に記載されていた「小三治をよろしく」(*1)からだと思われます。連載の時にはうーんいまいちなどと思っていたのですが、いざ買ってみるとなかなかいいです。

勝田文の似顔絵

勝田文の似顔絵も微妙なものがぼちぼちあるものの、いいのがあったりします。中でも家元談志の背中は秀逸です。本人の味が一番でているのは、表紙カバーのシンプルな挿し絵なのでしょう。明らかに川柳川柳や、「あ、このおでこと眉毛天どんじゃねーの?」とか、いろいろな芸人をみた上での描き分けができていていいです。

百栄の天国と地獄

一之輔に対する嫉妬を根多にしてしまうなんてすごすぎる。しかもこれを真打昇進披露@鈴本でやっちまったとのこと。鈴本は我々が思っている以上に噺家さんにとっては「伝統と格式」を重んじているように感じているようなので、こっちがドキドキしてしまいました。天国と地獄の音源が収録されたCDはちょっと入手しにくくなりつつあるようなのですが、一度聴いてみたいです。さすがにもう高座では聴けないだろうなぁ。

二つ目情報が多い

『この落語家を聴け』のときにはわか馬くらいしか取り上げていませんでしたが、この本では一之輔を筆頭に天どんやこみちが取り上げられています。

落語ファン倶楽部9号[book]
高田文夫落語ファン倶楽部 VOL.9』 白夜書房 笑芸人シリーズ
bk1 / amazon

相変わらず読みごたえあります。まだ全部読んでません。CDもちっとも聴いてないです。CDのほうは圓楽襲名口上もさることながら、一朝と喬太郎の対談も楽しみ。

江戸落語と上方落語

落語に江戸も上方もないという話はそうかもしれないのですが、それぞれの地区の地名とか、各地名のイメージというのもやはり噺のファクターのひとつになっていると思うわけです。それ無視して「日本の落語」としてひっくるめるのもどんなもんかなと。ワシ、保守的すぎますか?

さん喬の鴻池の犬

めちゃめちゃ聴きたくなりました。犬の仕草をしている師匠の写真があって、激しく萌えます。というわけで8月中席夜の部は、チケットとれたら聴きに行きます。

「これって落語だもん」ということなのですが、掲載されているインタビューにちらちらはなしが解説されているので読んでしまうのですが、ちょっと「ええ噺やぁ」と思ってしまいました。これをさん喬師匠のあの調子でやられたらおそらく泣きます。泣き笑いでしょう。単に落語でしかないのにね。

小満ん

発言がめちゃめちゃ格好いいんですけど。

噺家は、漫談で笑いとって、お客に取り入ることよりも、取り組む姿勢を背中で見せなきゃ。じゃないと素人になめられるよ。

たぶん高座では聴いたことがないので、今度機会があったら是非聴いてみたいです。

小満ん師匠はあの三代目圓馬と八代目文楽の関係にふれていたなんて、うらやましいです。

一朝

ここのところ落語ファン倶楽部のインタビューにもたびたび登場してくれて嬉しい限りです。一朝と志ん橋で志ん朝に稽古屋の稽古をつけてもらうシーンはかなり笑えた。どう見たってコントですよ。

喬太郎文庫

これいい企画ですね。個人的には、取り上げる本は2冊ずつでも毎月読みたい。でもまぁ喬太郎の忙しさから考えると、半年に1度でも仕方ないかなと。でも4冊も取り上げてくれるのは大サービスかなと思います。ワシも彦いちの楽写は読みたくなりました。

圓生襲名騒動

東洋館での勝負の後、また展開があった模様です。しかも圓生の長男が圓窓を後継者に指名と、これまた面倒な展開。その書面からは圓丈も納得したように読めるのですが、本人に聞いてみると実はそうではないらしいです。

六代目円楽襲名披露レポート

最後のページの色紙『仕込忘れと / 下げ間際に注意』にウケタ。これ六代目円楽マジで言いそうだもんなぁ。

【書籍メモ】林家彦いち『楽写』[book]

というわけでメモ。多分買いますね。今度の山野楽器での落語会には間に合わないと思うけど。

林家彦いち 文・写真『楽写』小学館
bk1 / amazon

在庫状況からすると、amazonで注文することになりそう。

07/10柳家一琴蔵出し@らくごカフェ行ってきた[rakugo]

ちょっとあげるの遅れてしまいましたが。

開演まで

  • 今回は予約が集まらず、かなり危機的状態だった模様。確かに前回から数週間しか経っていないため、今回はひとまずパスという人もいたかもしれません。
  • 個人的にはつるつるに期待。
  • コロコロも聴きたかったなぁ。
  • なんてことを考えつつ開演を待っていたら、いつの間にか大勢のお客さんが。でもなんか、いつもの根多おろし/蔵出しと少し違う雰囲気が。
一琴
だくだく。喜多八のを聴いた以来。槍で刺したつもりのときの泥棒の表情にかなりの力点が置かれています。
一琴
ぞろぞろ。林家彦六の音源しか聴いたことがなかったのですが、今回のはそれとは少し違った型でした。談春から習った根多だそうです(*2)。神様のきまぐれというか、いい加減なところの描写があったのが、個人的には印象的でした。また、彦六の音源を聴いたときにはよくわからなかったのですが、念仏を唱えるときの話は、確かに宗教観の話だなと思いました。この辺も印象的。まだ自分の中では整理がついていないので、もっと聞き込みたい噺だなと思いました。
一琴
つるつる。あらすじを読んだのみでした。たいこ持ちの悲哀を感じはしたのですが、酔ったときの一八の様子を見ると、彼が迎える結末はあんなものだろうなというのは納得いきます。この辺が落語らしいです。一琴は噺の当初に、一八が井戸の中にある銀を裸になって探したという話をいれて、サゲにつなげようという工夫がありました。井戸替えって確かに現代ではやらないので、確かに伝わりにくいと思います。三三がよく演る妾馬の序に、冒頭井戸替えをしている八五郎が登場するのですが、ワシはそれを聴いていたのでさほど違和感はなかったです。

その他

つるつるのまくらの時に川柳師匠の「ガーコン」命名の逸話がでてきて、そこで右朝師匠に少し触れていました。ちょっとうれしかったです。個人的には忘れられるにはあまりにももったいない師匠だと思っています。

本日の収穫
3つともそれぞれ個人的に思うところがあって、よかったです。
*1: 根多帳にこれ書いたのどの立前座だろう?
*2: だから登場人物はみな乱暴ものばかりだそうです。

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