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更新日: 2014/05/26

2013年 12月 前半


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2013.12.03 (Tue)

2014年01月白泉社新刊コミック[book]

いつものところ[hakusensha.co.jp]。今回は個人的には特になし。

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2013.12.08 (Sun)

溜めてしまいました...

11/13池袋演芸場夜の部(主任:桃月庵白酒)行ってきた[rakugo]

客席状況等

  • 平日ということもあり出足こそやや鈍かったですが、終わってみればなかなか入っていました。
  • 年齢層高めの人が多いといえばそうかもしれません。
  • 全体的にお客さんの反応が良かったように思います。
志ん公
元犬。こんなに良かったかなぁ。もうすぐ真打という声がかかると、変わるものなんでしょうかね。古今亭らしい口跡。
馬石
反対俥。病み上がりの車夫のほうが印象に残ってます。「口開けですから」
マギー隆司
奇術。いつも通りではあるのですが、タネがバレバレなので今日はお客さんからすっと指摘が入ってしまいました。そこをいい感じで進めてしまうのがこの人の持ち味です。野暮なことは言いっこなしですよ。
しん平
漫談。まぁいろいろ。今日は不思議と大きな声が欝陶しくなかったです。
藤兵衛
短命。きっちりした口調のわりにたまにふとクスグリを入れてきます。65年ぶりに鼻血を出してしまうご隠居とか。
ロケット団
漫才。いつもの感じで。
雲助
代書屋。眼鏡かける仕草が細かい(*1)し、眼鏡越しに上目遣いに客を見る目つきなどおかしくて仕方ない。

=== 仲入り ===

龍玉
強情灸。ひょっとして師でのこの根多は初めてかも。熱がるところは意外とあっさり。
小ゑん
鉄の男。まくらのオタ話の反応が良いと見るや、この根多に入りました。おもしろかったなぁ。影山さんひどすぎ。きれいな写真撮るために2年前に種まいちゃうとか。質問に対してすっと答えないでなんだか訳の分からない顔芸をやってからボソッと答えるとかもひどい。
正楽
紙切り。いつもの感じで。下座のえりさんがゴジラやアンパンマン
を弾いてくださいました。
白酒
禁酒番屋。お客さんの反応が非常に良かったです。腹抱えて笑わせていただきました。ハネたあと、自分の体温が上がっているのを実感できました。

本日の収穫

白酒師の禁酒番屋。小ゑん師の鉄の男。雲助師の代書屋。藤兵衛師の短命。

11/18新宿末廣亭夜の部(主任:春風亭一之輔)行ってきた[rakugo]

客席状況等

  • 末廣亭にしては明るいお客さん。特に仲入り以降はにぎやかに。
正太郎
狸札。この辺もやり慣れている感じ。
ひびきわたる
キセル漫談。ちょっと短めだったかも。
かゑる
弥次郎。前口上が長すぎ。しかも弥次郎とか。文左衛門師に気に入られているようなので、個人的にこれから聴く機会が増えるかも。
柳朝
漫談。前のあおりを食らって漫談というかよくやるまくらと小咄のみ。
夢葉
奇術。いつもより時間短め。
琴調
次郎吉の少年時代。こんな話もあるんですね。へぇーなんて思いながら聴いてました。
左楽
馬のす。予想通りでした。
正楽
紙切り。いつもの感じで。おばちゃんが空気読まずにリクエスト出していたのには思わず苦笑。正楽さんは軽くいなしてました。
白酒
浮世床(本)。バカウケだったなぁ。客席下手側の前の方にいた女性がケラケラ笑ってたなぁ。調子外すだけであんなに笑いとれるのか。
一朝
片棒。久しぶりなのにちょっと意識が遠のいてしまいました。体調いいときに...って、いつになるかなぁ。

=== 仲入り ===

小せん
あくび指南。女につられて、という型でないのは初めて聴きました。
ホンキートンク
漫才。客席から感想がとんでくるとか、末廣亭にしては珍しい。
馬石
金明竹。2回目で噛んでしまったりしつつも楽しかったです。
文左衛門
目薬。いいなぁ。師の夫婦ものもいい味があって好きです。寄席でももっとかけていただきたいです。今回は扇辰師の代演だったのですが、扇辰師はポール・マッカートニーのコンサートに行ったとか。師らしいといえばらしい。
ストレート松浦
ジャグリング。肌着の選択を間違え、ただでさえ汗かきなのにヒートテックを着てきてしまって、もっと汗かきに。
一之輔
粗忽の釘。やっと聴けた。明るいお客さんということでこの根多選択してくれました。馴れ初めをおもいきり膨らませているあたりはこしら師の影響を受けているのかもと思ってみたり。あそこでペロが出てくるとは思わなかった。あと、途中で口笛を吹くシーンがあったのですが、あれはひょっとしたらビートルズのHello goodbyeではなかったかなと思ったり。

本日の収穫

一之輔師の粗忽の釘。文左衛門師の目薬。小せん師のあくび指南。

12/02上野鈴本演芸場夜の部(主任:柳家さん喬)行ってきた[rakugo]

客席状況

  • 少な目。
小太郎
いもりの黒焼き。初めて聴きました。色事根問かなと思ったら、別の方向へ。イモリの黒焼き買ってきたのは黒門町だそうで。米が追いかけてくるというのは落語らしくていいですよね。でも所作やるほうはばかばかしいだろうなぁ。
勝丸
太神楽曲芸。いつもの感じ。
喬之助
堀之内。こちらもなかなか楽しく。タケちゃんマンの歌では思わず笑ってしまいました、すみません。
一之輔
普段の袴。以前聴いた記憶があるのですが、その時とまた変わっているような気がします。
アサダ二世
奇術。いつもの感じ。
歌武蔵
不精床。いつもの感じ。
ホームラン
漫才。いつもの感じ。
左龍
そば清。師の「どーも」は甲高い声。さらにあの顔でやられるのでやっぱりずるい。

=== 仲入り ===

紫文
三味線漫談。いつもの感じ。
さん喬
福禄寿。うーん。寄席でも当ててしまうとは。冒頭からの六太郎の下衆なイメージがどうも抜けずに、最後の改心したところがあっさりしすぎてなんだかなぁな気も。

本日の収穫

  • 左龍師のそば清。喬之助師の堀之内。小太郎さんのいもりの黒焼き。
12/07池袋演芸場夜の部(主任:春風亭一之輔)行ってきた[rakugo]

客席状況等

一左
たいこ腹。一朝師のものなんでしょうけど、細かいところいろいろ気になるなぁ。
さん光
ん廻し。ひょっとしてずっとこれだけやってるとか...ま、いいですが...
笑組
漫才。いつもよりも少し短めの感じで。
圓太郎
野ざらし。楽しいのですが、後のほうはやや息切れ気味なのが気がかり。
才賀
台東区のババア。せめて他の根多ならなぁ。
仙三郎社中
太神楽曲芸。いつもの感じ。
一朝
三方一両損。どうしても啖呵を期待してしまいます。実際啖呵良かったのですが、それよりも「江戸っ子」という(特に)現代から見れば異質な人種のズレた思考を楽しむ、という出来になっています。軽快で良かった。お客さんの反応もいい感じ。

=== 仲入り ===

天どん
クラブ交番。シチュエーションだけ思いついたもののいいサゲがなかった、というたまにあるパターンか。途中から誰の発言なのかわからなくなる部分もあったし。
今松
二丁蝋燭。この冬も聴くことができました。ケチっぷりにひでぇと思いつつ楽しみました。
正楽
紙切り。初詣、尻餅、アンパンマンなど。今日はいつもより「ヘッヘッヘ」という笑いが多い感じ。
一之輔
らくだ。屑屋が飲み始めるまでだいたい20分。そのあとサゲまで20分ぐらいという時間配分。前半は半次は大声出してるし屑屋もおびえてるけれど、ヒリヒリした空気感がほぼなし。師の視線の動かし方やちょっとした仕草から、そういった空気感が消えているように思います。あるいは入りのところで失敗したか。おかげで聴いた後のグッタリ感はあまりなかったですが。後半の屑屋が呑むところはほぼひとり酒盛り状態。ここはいいテンションで良かったです。

本日の収穫

一之輔師のらくだ。一朝師の三方一両損。今松師の二丁蝋燭。

*1: 眼鏡のつるがあるのではなく、おそらく紐で耳にかけるものと思われます。

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