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更新日: 2014/05/26

2011年 04月 前半


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2011.04.12 (Tue)

2週分いきなりあげます。すんません。

04/03古今亭駒次勉強会@赤坂・カルチャースペース嶋行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 久しぶりに駒次さんの勉強会へ。
  • 今回は4周年らしいですが、地味に、通過点として開催されています。
  • 客層はやや若い人が多めな感じでしょうか。多少は地域寄席の色合いが薄まった感じを受けます。
駒次
おじいちゃんの勲章。ひとまず初期設定したもののその後話が転がってないように感じました。だました人とおじいちゃん達を対決させ、(くだらない方法で)懲らしめる、といったことがあると、またおもしろかったかも知れません。
雷太
鮑のし。なかなかよかったです。「つなぎが参りますから」のところはくすぐりなし。甚兵衛さんは情けなさを強調した感じでしたが、棟梁の啖呵のところはなかなかかっこよく演ってました。機会があったらほかの根多も聴いてみたいですね。
駒次
ホルンリサイタル。駒次さんがホルンでJRの駅の発車メロディなどを演奏し、客がそれを暖かく見守るというもの。最後には駒次さんの伴奏で客が鉄道唱歌を斉唱しました。

=== 仲入り ===

駒次
紙入れ。間男がニンにあっていてよかったです。お客さんの受けもよかったと思います。年増のおかみさんはあからさまに「かわいい」と言っているのは、ひょっとして本人の願望なのではないのかと勝手に思っています。

本日の収穫

雷太の鮑のし。駒次の紙入れ。

04/09一琴根多おろし@らくごカフェ行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 03/12の振替その1です。
  • 開演時間を間違え、さらに寝坊までしてしまったので、3席聴けるはずが1席のみに。とほほ。
  • 土曜午後はホントどうしよう。でもこれからも行っちゃうとは思いますが。
一琴
火事息子。よかった。確かに最初あれって思ったのですが、勘当の場面ばっさりカットだったのですね。でも、最初の夢の場面のテンションが程良くてとてもよかったです。父親の小言は六代目圓生チックな感じでしたが、割合としてはあまりなく、お互いを思うところの描写のほうが多め。この辺は一琴師匠らしい演出でした。圓生の火事息子をもう一度聴こうかなと思っています。

今回の収穫

一琴師の火事息子。

04/10一琴根多おろし@らくごカフェ行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 03/12振替のその2です。
  • 昨日は仲入り後からの参加だったのでわからなかったのですが、本日客入れの音楽がさだまさし。全体的に明るめの曲ばかりかかっていました。
  • 師のテンションをあげるためとのことでしたが、ワシのテンションもあがってしまいました。てへへ。
  • 仲入りには、景清がかかるということもあり、あの曲がかかっていました。あの曲ですよ。
  • 開演10分前ぐらいにまっさんから一琴師宛に電話があったそうで。うらやましいですよ。ええ。
一琴
あくび指南。えー、この生徒さんはどこまで不器用なんだろうかと思ってしまうぐらい、夏のあくびが変。もやっている船に乗っているのに、なにやら小刻みに動いているところからおかしい。
一琴
権兵衛狸。馬の助師の権兵衛狸を聞き慣れているためか、あまり声を張っていない印象。ただ、ニンにはあっているので、今後寄席などでも聴けるかも知れません。権兵衛「さん」でふと笑ってしまいました。

=== 仲入り ===

一琴
景清。初めて聴いたのですが、いい噺ですね。ワシは感動したとかそーゆーのはちっともなかったのですが、定次郎の描写がとても好きです。目が見えなくて一流と言われていた仕事もできなくなった割には、お参りのときに女性にちょっかい出したり、満願の日にも目が見えないと観音様に毒づいたり。なんというか、うまく言葉にできないのですが、重い話題を扱っている中で彼のキャラクターは救いでした。とても楽しかったです。

その他

  • 来年の5月で落語家生活25周年だそうです。個人的には二人会をやっていただきたいです。文左衛門師との二人会だったら行きますよ。
  • 一琴師は以前はさだまさしファンだとカミングアウトできる環境じゃなかったとのこと。ワシなんかは結構中学・高校と言ってましたけどね。世代の違いなのでしょうか。

今回の収穫

一琴師の景清。

04/10上野鈴本演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 最初は少な目でしたが、仲入り後はお客さん入っていたようです。
  • 反応は薄めな印象。そうでもなかったですか?
天どん
間抜け泥。「いい子にします」といいつつも、「こいつ怪しいですよ」「うわーつかまえろー」なんてところがとても漫画的楽しい噺にしてます。ちゃんと練ってくれていれば楽しい高座なのです。
ホンキートンク
漫才。弾さんの上着の裾が長いやつに変わってました。最初だけちょっと違いますが、だいたいいつもの感じで。
龍玉
親子酒。この間は寝てしまったのですが、今回は起きてました。お酒好きなんだなぁというのが伝わってきます。
菊之丞
湯屋番。芝居かかったところは、この間の池袋の方がよかった気がしますが、師の湯屋番はやはり楽しいです。
小菊
粋曲。いつもの感じで。さいしょちょっと三味線の調律が怪しい感じではありましたが。
白鳥
アジアそば。ひたすら怪しいインド人店員にひたすらつっこむ客。白鳥師のそばを食べる仕草が寄席初めての人にどう映ったかはわかりませんが、この出番では楽しいですよね。
馬石
四段目。師が演る定吉が大好きです。なんだかかわいい。

=== 仲入り ===

勝丸
太神楽曲芸。twitterやmixiに書くなという部分があった、とだけ書いておきます。いつもの感じで。
一朝
祇園祭。やっと生で聴けましたよ!今回はこれだけで行ってきた甲斐があるというものです。片棒でも聴けるお囃子のところといい、江戸っ子のところといい、京ことばのゆったりしたところといい、やっぱり素敵です。
アサダ二世
奇術。奇術自体はいつもの感じでしたが、時間が余ったのか珍しく、次の出番の雲助師や前の出番だった一朝師についても触れていました。自分も含めて「今日のお客さんは名人三人連続で見ることができるんですよ」なんていってましたよ。私は、アサダ二世先生はきっと楽屋ではもっとすごい奇術をやっているという妄想を抱いているので、大きくうなずけますよ。いや、本当。
雲助
文違い。持参金をもう少し複雑にした感じなんですね。お杉の悔しがるところがとても印象的。

本日の収穫

一朝師の祇園祭。雲助師の文違い。天どんの間抜け泥。龍玉師の親子酒。

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2011.04.14 (Thu)

ACONY3巻感想[book]
冬目景ACONY』3巻 講談社 アフタヌーンKC
bk1 / amazon

住人がしょっちゅう酒盛りをやるという、なんだか同潤会アパートでめぞん一刻やる展開になっています。

この巻の最初で謎の部分をさくっと片づけてしまったので、全体的にコメディータッチになってますね。ゆる〜く楽しく読むことができます。

母親はクマのぬいぐるみ

母親の問題もこの巻の前の方でさくっと片づけてます。しかも母親の魂がスプラッタなクマのぬいぐるみに移ったとか斜め上をいくオチにしてます。

犬と狼の恋愛

これは描いている本人も楽しそう。満月を境にすれ違うふたり。

食虫植物の話

最後の方は怪獣映画風味になってますね。イエスタディをうたってでも怪獣映画観に行くという話があったような気がするので、作者は怪獣映画ファンなんでしょうか。

その他

金魚の話もおもしろいです。この話も含めてバラエティ豊かな内容になっています。

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2011.04.15 (Fri)

とめはねっ7巻感想[book]
河合克敏とめはねっ!』7巻 小学館 ヤングサンデーコミックス
bk1 / amazon

ひらがな編のようで。平安時代の話もあるので、百人一首がしばしば題材になる「ちはやふる」や落語「西行」を思い出しつつ。恋の歌が多いという前フリがあって、モンキーターンのときにはあまりうまくまとめられなかった恋愛ネタへの布石も少々。

かなの書

  • 変体かなって、知識的背景全然ないけど何となく読めちゃうな。中学の時に呼んだ慶安の御触書の原文コピーがこんな感じだったような。

今回の体育系女

  • 体重落としてヘロヘロになったり、文通相手に会うということで翻弄されたりとか、相変わらず楽しいです。それと相変わらずいいところでタンカ切ってます。

今回の帯ギュキャラ

  • あ、審判がコーチじゃないですか!名前忘れてたけど倉田典善さんですか。

その他

  • モデルは大東文化なんだろうなぁ。行ったことないや。

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