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更新日: 2014/05/26

2011年 11月 前半


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2011.11.03 (Thu)

10月分の残り。いろいろバタバタしていたので遅れました。

10/18浅草演芸ホール夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • どうやら千葉テレビの収録日だったようで。
  • 浅草にしてはおとなしかったです。
喬之進
平林。あまり楽しそうじゃないんですよね。うーん。ワシは柳朝師の平林のイメージが強いからかも知れません。
喬之助
金明竹。こちらの店番は楽しそう。
東京ガールズ
三味線漫才。こんにちはと言われて声がかかるし、もう一度やったら「こんばんは」と返す客がいるし。今日の客はフリーダム。
燕路
短命。途中で携帯電話が鳴ったので「携帯電話切った方がいいよ」と噺に入れていました。
金馬
権兵衛狸。めくりに「金馬」の文字が現れるとちょっとざわつき、ご本人が舞台袖から現れると自然と声があがる。やはりこれはすごい。
和楽社中
太神楽曲芸。いつもの感じで。
文楽
替わり目。個人的には結構好きなんだけどなぁ。渋めの声で。
扇遊
道灌。師の道灌は初めて。
笑組
漫才。いつもの感じで。
権太楼
長短。登場時はこれまた異様な盛り上がり。ファンが何人もいたのでしょうか。長さんはさほどゆっくりという訳ではないですが、なかなかこれは見応えありました。

=== 仲入り ===

左龍
宮戸川。霊岸島のおじさんがニンにあってますね。おばあさんでも遊んでます。
ひびきわたる
キセル漫談。いつもの感じで。時間が少ないとオットセイ・トド・アシカというしょぼいので終わってしまうんですね。「ま、こんなもんでしょ」
一朝
目黒のさんま。この季節3回目のさんまです。
小勝
漫談。網走刑務所の話など。
にゃん子・金魚
漫才。例のゴリラ真似のときに舞台手前下手寄りにバナナが3房ほど置いてありました。ファンが置いたらしいです。それをとってすかさず1本むきはじめてパクつく金魚さん。今日はお客さんが自由というかアグレッシブです。
ひな太郎
三方一両損。いつもの感じで。
ダーク広和
奇術。時間が短いこともあって、久しぶりにコヨリで手を縛るネタを見ました。本日の前座はなな子さん。広告代理店で営業をやっていたそうですよ。なんでまたこんな職業選んでしまったんでしょうね。
さん喬
妾馬。昨日も妾馬だったので今日はないかなと思ったらきましたよ。本日テレビ収録ということもあって昨日はリハーサルだったのでしょうか。師を好きになったきっかけの根多なので、初めて生で聴くということもあって嬉しかったです。音源で不覚にも涙してしまった部分はさほどでもなかったのですが、八五郎が母親に羽織姿を見せる場面は良かった。

今日の収穫

さん喬師の妾馬。権太楼師の長短。金馬師。

10/22上野鈴本演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 若い男性がいつもより目立つ感じ。若い女性もちらほら。
  • 土曜日ということもありなかなかの入りではなかったかと。
一之輔
初天神。あぁ、これはほかの落語家の初天神とはまた違いますな。一之輔さんが子供に寄り添っている部分が比較的多めになっています。他の人はどうしても子供が「観察の対象」になってしまっています。いくつか小賢しいところもあるような気もしますが、確かにこれはおもしろい。
にゃん子・金魚
漫才。いつもの感じで。
龍玉
子ほめ。うん、やっぱりこの人うまいよ。この間寄席でぞろぞろ聴いたあたりからワシでも気付き始めたのですよ。なんだかやたら酒を飲みたがるのが印象的。
一朝
たいこ腹。これで文左衛門師のたいこ腹は消えたわけですが。
仙三郎社中
太神楽曲芸。仙三郎さんと仙三さんでした。仙三スペシャルなど3人組の時には見せないものをいくつか見せてくれました。
喜多八
短命。個人的におすすめです。サイレントがあってたぶん電波には乗りにくいと思いますので、ぜひ寄席でご堪能ください。
雲助
家見舞。師の家見舞いは久しぶり。ぐっと目を見開くタイミングなど、いいですな。実はいくつか入っているクスグリは師でしか聴けないものなのではないかとおもったり。「火箸を水ン中入れたようなのは取っ払ってくれ」

=== 仲入り ===

ダーク広和
奇術。今日はお客さん好意的でした。ただ、いつもと違う曲がでてきたり、次のカード捌きのときもタイミングが合わず、出来はよろしくなかったようです。あれ、好きなんですけどね。
玉の輔
ざいぜんごろう。あんなに安定的に軽薄キャラができるとは。
ペペ桜井
ギター漫談。オレンジの衣装で。もういつもの感じですよ。
文左衛門
芝浜。袴姿であがってきた時点でちりとてちんかとも思ったのですが、まくらは酒の話。試し酒かなと思っていたら、芝浜でした。ちいさく「うわー」という声が客席から聞こえましたよ。「酒やめる」は奥さんに言っているのではなく、自分に言ってるんですね。最後の場面もひとまず普通に飲もうとするんですね。四十二両拾ってきた旦那にひたすらおろおろする奥さんが非常に印象的。

本日の収穫

文左衛門師の芝浜。一之輔さんの初天神。

2011年12月小学館新刊コミック[book]

いつものところ[shogakukan.co.jp]。以下購入予定。

12/27
河合克敏とめはねっ! 鈴里高校書道部』9巻 小学館ヤングサンデーコミックス

萩尾望都のバルバラ異界の文庫版1, 2が出るらしいです。

2011年12月白泉社新刊コミック[book]

いつものところ[hakusensha.co.jp]。以下購入予定。

12/05
田中メカキスよりも早く』10巻 白泉社花とゆめCOMICS
2011年12月角川書店新刊コミック[book]

いつものところ[kadokawa.co.jp]。今回は個人的には特になし。

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2011.11.12 (Sat)

11/04第11回一金一琴の会@亀戸ハードコア行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 思いつきで亀戸行ってきました。一琴師のらくだも聴いてみたかったし。
  • かなり余裕をみて亀戸に着いたのですが、ポメラ持ってくるのを忘れてしまいました。結果、つなぐのに苦労しました。
一琴
三人無筆。浅い出番ですっとやっていただくにはいい根多ですよね。泣き塩よりも説明コストはさほどかからないし。

=== 仲入り ===

一琴
らくだ。あまり凄惨な雰囲気はない感じ。その辺は師らしい。噺全体に占めるらくだの兄貴分への配分はやや少な目。ニンにあっていそうな屑屋さんにスポットを当てています。本日はお客さんがよくて、師の表情の変化にすぐ反応してくれてました。基本的にその切り返しでくすぐっていくストラテジーでした。そしてかんかんのうのところではらくだが踊っているところをみせるという演出でした。ご本人によると、どこかにらくだを出したかったとのこと(*1)。今回は火屋のところまで。通しで聴いたのは初めてでしたが、らくだの遺体はあーなっちゃうんですか。ひどすぎだなぁ。前半削れないとすると、やはりこの後半はなくてもいいなぁ。江戸前なら削った方がすっきりしていい感じ。

本日の収穫

一琴師のらくだ。

11/08上野鈴本演芸場昼の部行ってきた[rakugo]

【開演まで】

  • いやー少ないね。権太楼師のあたりで4割5分ぐらいだそうな。
  • 主任が代演だから尚更少ないかも知れないのですが。
鬼〆
金明竹(骨皮)。例の言い立ての前のところまでです。落ち着きがないのは相変わらずですが、でも客席で聴いていて不安に感じる程度が少し減ったような気がします。ワシが慣れてしまっただけかも知れませんが。
ひびきわたる
キセル漫談。いつもの感じで。久しぶりに八木節聴いたかも。
美るく
たいこ腹。最初はやはり落ち着きがない感じでした。女性落語家がたいこもちの根多をかけるというのもどうかなというのはあると思います。が、トントントンと行くところのリズムはやはりいい。手が細くて長いので、動きが大きく見えます。明るく楽しい高座、という圓歌一門らしい芸風で今後は進んでいくのかな、というのは伝わりました。
南喬
手紙無筆。師の手紙無筆ではご隠居に助けを求める形なんですね。さすがに横町のご隠居なら読み書きはできそうな気はしますが、まぁいいです。
にゃん子・金魚
漫才。いつもより脱線しがちな感じで。いつになく肩で息をしている金魚先生。
正朝
六尺棒。こんなの持ってらっしゃるんですね。息子が家の敷地内に入って父親のまねをするくだりでは、もう少し前だったらあんたがいったら不真面目極まりないってたたかれそうなところでしたな。
馬風
艶歌の花道。噂でちょっと聞いた程度でしたが、すごいおもしろかったです。破壊力抜群。程のよい、微妙なバランスの歌唱でどんどん美空ひばりメドレーを繰り出してゆく馬風師。ワシは身をよじって笑っていました。キメて拍手を散々もらって続きを歌うというお約束のパターンを何度も繰り返すという、「もういいよ!」と言いたくなるようなおかしさでした。
小円歌
三味線漫談。いつもの感じで。
権太楼
代書屋。鉄板。客席のみなさん体をゆすって笑ってましたね。

=== 仲入り ===

世津子
マジック。いつもの感じで。
文左衛門
寄合酒。やはりあの場面は女性から「あー」って声がでますよね。
扇辰
紋三郎稲荷。二度目です。やはりこの時期この噺聴きたくなります。
仙三郎社中
太神楽曲芸。本日は仙三郎さんと仙花さんのふたりで。
百栄
寿司屋水滸伝。なに選択するのかなと思っていたらこれ来ました。生で聴いたのは初めて。音源で聴いたものよりよかったです。思っていたよりも客席のウケはよかったです。

今回の収穫

馬風師の艶歌の花道。生で聴く百栄師の寿司屋水滸伝。

11/08上野鈴本演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 昼の部とあまり変わらない感じでしょうか。あまり後ろのほう確認してませんでしたが。
歌太郎
子ほめ。やはりいい声ですよね。
アサダ二世
奇術。いつもの感じで。
ぴっかり
動物園。去年の節分に聴いて以来です。確かにあのときよりはよくなった印象。今後の方向性としては、女性ということを生かした感じでしょうかね。あまりガチガギの古典をやる感じではなく、かわいらしさを全面に出していく、という風に感じました。積極的に追いかけはしませんが、どこかで見かけた際にはまた、という感じで。
小燕枝
時そば。蕎麦が不味いときの師の顔が笑える。いいタイミングであの顔ですよ。
ホームラン
漫才。いつもの感じで。
琴調
安兵衛内匠頭主従固めの杯。へぇー。なんて思いながら聴いていました。寄席サイズでこーゆーのをやっていただくのは本当に有り難いです。大杯は講談ではたいてい「武蔵野」というのも初めて知りました。
一朝
宗論。まくらのところなんかは正朝師と同じだなぁなんて思いつつ。

=== 仲入り ===

和楽社中
太神楽曲芸。なんと今回は和楽さんいらっしゃらない!和助さんが和楽さんの役回りに。やはり和楽さんのようにはうまく拍手してもらうきっかけを出すことができずといった感じ。
扇遊
家見舞。個人的にはあまり好きではない根多なのですが、師にかかってしまうとやはりおもしろい。職人と思われる人を演るときにはダイナミックに動き、道具屋の親方を演るときにはあまり動かない、ということを発見。や、当たり前なんでしょうけどね。
小菊
粋曲。いつもの感じで。
たい平
愛宕山。体力のあるうちに演っておきたいですよね、この根多。入れ事もさほどなかったと思います。谷底へ落ちたり竹の勢いで戻ってくる様も特に工夫なく正攻法で。

今回の収穫

扇遊師の家見舞。小燕枝師の時そば。

*1: twitterでお答えくださいました。

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