Mapping Cognition 過去のMapping

更新日: 2014/05/26

2012年 09月 前半


Generated by nDiary version 0.9.4

2012.09.03 (Mon)

2012年10月小学館新刊コミック[book]

いつものところ[shogakukan.co.jp]。今回は個人的には特になし。

2012年10月白泉社新刊コミック[book]

いつものところ[hakusensha.co.jp]。以下購入予定。

10/05
田中メカキスよりも早く』12巻 白泉社花とゆめCOMICS

この巻で完結らしいです。津田雅美の新作「ヒノコ」もちょっと気になるのですが、全く情報なし。

2012年10月角川書店新刊コミック[book]

いつものところ[kadokawa.co.jp]。今回は個人的には特になし。

Niea_7 Recycleなんてのが出るらしいです。1〜2巻だったのを1つにまとめたらしいです。

2012年10月集英社新刊コミック[book]

いつものところ[s-manga.net]。今回は個人的には特になし。

2012年10月コミック発売一覧@太洋社[book]

いつものところ[taiyosha.co.jp]。以下購入予定。

10/22
安倍吉俊リューシカ・リューシカ』5巻 スクウェア・エニックス

どうやら10月発売になった模様。

先頭に戻る


2012.09.04 (Tue)

08/26上野鈴本演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

客席状況等
・日曜夜にしては多いと思います。
・やはり若い人多め。

柳朝
真田小僧。やはりこの一門らしく「町内の林家彦六」登場。
正楽
紙切り。スイカ割り、夏休み、阿波踊り、鶏。もう少しあったかも。
燕路
お菊の皿。上方言葉の幽霊は間抜けというまくらは聴いたことがあったので、ひょっとしたら以前一度聴いたかと思っていたら、どうも記録にはありませんでした。播州ではなく、本当は番町だったというのを入れてました。
玉の輔
紙入れ。久しぶりですな。相変わらずニンにあってらっしゃいます。
和楽社中
太神楽曲芸。いつもの感じで。
扇辰
目黒のさんま。今季初のさんま。後で調べたら扇辰師では初でした。後半はちょっと現代のクスグリをいれつつ。
文左衛門
笠碁。久しぶりに聴くなぁ。ご隠居がかわいいのです。この歳ですでに笠碁ができてしまうという...

=== 仲入り ===

ホームラン
漫才いつもより短めでしたね。お子さんがバカウケで一瞬お二人の動きが止まってしまいました。わざとでしょうけど。
菊六
浮世床(夢)。うまいんだけどね。その後が続かないよね。真打になってから化けてくれるといいなぁなどと思いつつ。
夢葉
奇術。いつもの感じで。
百栄
キッス研究会。馬鹿馬鹿しい。あまりにも馬鹿馬鹿しい。あらすじなんてあってないようなものだし、そこにおもしろさはないです。青春学院高校キッス研究会が「マニュアル」に従って練習している様子とか、想像できます?その後なぜか「投げキッス研究会」「ディープキッス研究会」とか、なぜかキッス部門が細分化されているんですよ。そこ細分化する?とか思ってしまいました。その後ウィンク研究会の練習のおぞましさとか。失礼を承知で「あんた馬鹿だよ!」としか申し上げようがない一席でした。初期設定はもちろんひどいのだけど、そのあと予想の斜め上を行き続けるのはさすがです。まくらは披露目以来初のトリでなおかつ初の日曜日なのに休んでしまう一之輔師をややねっちりと。

本日の収穫

百栄師のキッス研究会。扇辰師の目黒のさんま。

08/27池袋演芸場昼の部行ってきた[rakugo]

客席状況等

  • 平日にもかかわらずほぼ満席。
  • お客さんは高齢者多し。
小太郎
やかん。低い声を出そうとして、ややのどを痛めるような発声をするのが気になるものの、なかなか楽しめました。
歌奴
反対俥。あぁこないだキウイさんがやってた反対俥と同じだな、ということは圓蔵師に習ったんだなと思いつつ聴いていたので、芸者を上げるのところでてっきりサゲかと思っていたら、追加がありました。聴いたそばから忘れたけど。いい師匠から噺習っているようだし、確かにうまいんだけど、さらにその先はご自分のセンスというか、プロデュースというかその辺の話になってくると思うのです。そろそろその辺で成果を出し始めないと...
馬石
元犬。おなじみの根多なのですが、状況だけでせりふを言っている感じがします。何か試しているのでしょうか。
小菊
粋曲。いつもの感じで。
小里ん
磯の鮑。ググってやっと演目がわかりました。与太が吉原に遊びに行くまでの講釈を受けて実際に遊びに行く、という根多。おじさんの教えたことが正しいのかどうか、間違ってはいないものの別にそこまでこだわることないよというレベルなのかよくわからないのが残念。
正蔵
岸柳島。地の語りの部分がなにやら暖かく優しい。顔で大仰にやったりなど、師なりの根多になっていました。

=== 仲入り ===

朝也
七段目。この出番で張り切ってました。よかった。斬られそうになる定吉の反応はそれでいいのかどうか、もう少し考えた方がいい気はしますが、考えた末でのその結論であればいいです。
木久蔵
目黒のさんま。今季二匹目がこの人だった...オノマトペをちょいちょい間違えるなど、骨を抜かれたさんまのようにgdgd。人柄は嫌いじゃないんですけどね。
ストレート松浦
ジャグリング。いつもの感じで。天井の低い池袋の高座で棒を五本つなげて皿回しというのはかなりチャレンジングだったようです。皿が止まらないかとハラハラしながら見てました。
三三
締め込み。相変わらずリズムよくトントンと進んでいきますな。夫婦喧嘩のところは師らしいリアクションがいくつも。「そこなんです」は比較的普通に流してました。

本日の収穫

三三師の締め込み。小里ん師の磯の鮑。正蔵師の岸柳島。朝也さんの七段目。

08/30第2回紀尾井町のダンナ@紀尾井ホール行ってきた[rakugo]

客席状況等

  • 去年よりはやや少な目。でも、だいたい席が埋まっていました。
  • 最前列はおなじみの方々のようでした。
談吉
夏泥。木を燻すところがないパターン。しかも泥棒に入られた方がやたらと明るい。文左衛門師の夏泥とは正反対。でも、これもありかなと思わせる明るさ、しかも上辺だけの明るさではなくしっかりした明るさを持っているのが談吉さんの強みでしょう。幇間だと少し力強すぎるかもしれないけれど、この明るさ・力強さで突っ走ってほしいと思います。
談奈
たがや。のどの調子を心配していたのですが、いつものきれいな声は出ないもののこれはこれで。ただ本人はいつもの調子でできないので辛いようでしたけど。たがやが土下座して侍に自らの非礼を詫びる場面は、人情噺っぽくてこれはこれで。談奈さんの文七元結聴いてみたいな。
里う馬
へっつい幽霊。やや長いのが玉に瑕かもしれないですが、噺にはいるとやはりぐっと引き込まれます。特に後半の幽霊とのやりとりはなんだか間が抜けていておかしかったです。

=== 仲入り ===

テツandトモ
なんでだろうなどなど。観客にちょっと意地悪をして、あとでちゃんとフォローをするなど、客席を巻き込んだ形。歌はうまいしよく動くのは生でもやはりそうでした。顔芸(笑点のテーマ)を生で見ることができたのは収穫。あれ大好きだったんですよね。
談奈
船徳。櫓はちょっと軽い感じはしますが、竿はなかなかいい感じでしたよ。暑いのが伝わってくるというより、川を渡ってくる涼しい風を感じるような一席でした。

本日の収穫

みなさんよろしかったです。

08/31上野鈴本演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

客席状況等

  • 前回は主任が休演のときだったので、ようやく。
  • 平日夜の部にしてはお客さん多め。
  • 若い人多いですかね。
  • 客席上手側に小学六年生のお子さん(*1)。落語協会が配布している生地の浴衣着ていたらしいです。
馬石
金明竹。まくらはカワウソの話を少し。やっぱり以前やっていたのと少し違うんですよね。練り直しているのか、あるいは頭に入っているシチュエーションだけでやっているのか。所々間をとりつつ。
正楽
紙切り。夏休みの宿題とか、火焔太鼓とか。比較的困ってらっしゃったようでした。
燕路
粗忽の釘。あ!と思ってしまいました。これでトリの粗忽の釘は消えてしまったわけで。でも師の粗忽の釘も好きなのです。旦那さんの情けなさがいいです。
玉の輔
生徒の作文。いつもの感じで。
和楽社中
太神楽曲芸。和助さん。いつもの感じで。
白酒
真田小僧。冒頭のいつもの「金坊なにやってるんだ」コーナーは「韓国に親書を送り返そうとしてるところ」。やはりひと味違います。場内のウケもよく。
百栄
キッス研究会。2回とも当たるとは。今回はとうとう投げキッスのところで客席から「やだ...」という女性の声が聞こえてしまいました。これからこの根多で攻めていくのでしょうか。ガクブル。

=== 仲入り ===

ホームラン
漫才。いつもの感じで。前回より持ち時間はありました。
歌奴
棒鱈。うん、いい声だよね。うまいよね。この心地よさのみを目当てに聴きに行くしかないのかなぁ。
夢葉
奇術。いつもの感じで。お子さんよくうけていました。
一之輔
明烏。客席にいるお子さんを「ひとり?」「六年生なの?」と一通りいじった後、吉原のまくら。GJだ。比較的間をあけてボソっとおもしろいことを言うというのはこの人の芸風なんだなと思うことにしました。持ち時間たっぷりの時には、あまりトントントンとした語りは期待できなさそう。そこは諦めることにしました。師の明烏、軸足としてはやはり源兵衛・太助側にあって、「結構なおこもりでした」とか言いやがる若旦那に対して怒りをぶつけるところは、他の人より少し長く。あそこはいわゆる「部室落語」の片鱗はありますよね。男子高ノリ。

本日の収穫

一之輔師の明烏。白酒師の真田小僧。

*1: こないだの時にもいたかな。

先頭に戻る


2012.09.09 (Sun)

09/07新宿末廣亭夜の部行ってきた[rakugo]

客席状況等

  • もっとたくさん来ているのかと思っていたら、ちょうどいい感じ。
  • 会社帰りの人がちらほらと。
A太郎
(不明)。噺の最後の方でよくわからず。ヒーローインタビューかなにかをやっているところのようでした。
コントD51
コント。いつもの感じで。芸協の芝居は本当に客席から芸人に話しかけますよね。
可龍
宗論。基本習ったとおりやっている感じですね。いじれる噺なんだからいろいろやってもいいと思いますが。歌はうまいですね。
春馬
(漫談)。前があんな噺をやるからと、こぼしてました。そんなに困るんですかね。よくわからないです。相撲取りの漫談だったので大安売りか何かかと思ったら漫談で終わってました。
喜楽・喜乃
太神楽曲芸。最後の組み取りのところで喜乃さんが変なところに投げてしまったらしく、喜楽さんがおっとっととなる場面も。
小南治
居酒屋。遊雀師をひとしきりくさした後根多へ。節回しが独特ですよね。
茶楽
宮戸川。よかったです。声の出し方が少し小満ん師に似てるかも。霊岸島のおじさんおばさんのやりとりがやはり素敵だ。ほかの根多も聴いてみたくなりました。
北見マキ
奇術。落協での奇術でもよく見るロープの手品と、こよりで親指縛った手品を。それにしても「北見」とtweetしただけで北見市botからRetweetされるのは勘弁してほしいところではあります。
寿輔
(漫談)。最前列の女性に話しかけたり、客の反応を見つつ「また一人だけ遅れて笑ってる」なんていいながら。
松鯉
五平菩薩の由来。こんな話もあるんですね。頑固者の名主さんが何で登場人物としてでているのかちょっと謎ではありましたが。

=== 仲入り ===

小蝠
やかんなめ。所々聞き取りにくいのはなぜかななんて思いつつ。でも個人的には好きな噺なので楽しめみました。
南なん
中村仲蔵。お芝居がお好きでしょうから芝居噺かもなと思っていて、七段目あたりもってらっしゃるのかなとか考えていたのですが、こっちきました。やっぱりこの根多でも登場人物が生き生きとしてるんだよね。何故なんだろうね。かっこよかったですよ。「五十両〜」のところを一旦飛ばしてしまい、戻って再度やったのはご愛敬ですよ、えぇ。芝居好きらしく舞台の描写が丁寧でした。
うめ吉
俗曲。やはり声は小さいですね。お座敷向き。
遊雀
居残り左平次。基本明るく、時にはカッコイイ声にしつつの左平次。見ている側としては比較的自由にやっている印象。一番おもしろかったのは、下地を持ってきてあげて「花魁がトンとくるわけだ」などとヨイショする場面。勝っちゃんの表情というか眉毛がふっと上がるタイミングが絶妙。楽しかったです。

本日の収穫

南なん師の中村仲蔵。遊雀師の居残り左平次。茶楽師の宮戸川。

09/08亀戸寄席@亀戸・ハードコア行ってきた[rakugo]

客席状況等

  • 去年来たときとあまり変わらないかな。アットホームな雰囲気ではありました。
らく人
転失気。ところどころ飛びそうになっていた様子でした。
志らべ
百川。河岸の若い衆が集まってワイワイガヤガヤやっているところの描写が少な目(*1)でしたが、百兵衛のワケワカラン発言を巡っての三人のやりとりをすっきりパターン化して笑いをとっていました。
こしら
火焔太鼓。おかみさんの妄想GJ。こしらさんの中では時代劇というと隠密なんでしょうか。村雨というイケメン隠密の声がカッコいいので、今度はその声を是非新作に生かして頂きたく。これだけ妄想組み立てられるのなら、絶対新作できると思うんだけどなぁ。太鼓が売れるところのくだりは師匠の志らくトリビュートなんだろうななとど思いつつ。かみさんの声がちょっと聴きにくいけれど、絶望的な下手さでもないと思いますよ。昇進内定の内定がとれるのを楽しみにしています。

=== 仲入り ===

マグナム小林
バイオリン漫談。久し振りのような気がします。持ち時間があったためか、芸協の寄席のときに聴いたネタと、あとはパイノパイノ節の替え歌など。
談四楼
ぼんぼん唄。ここでも聴くことができました。志らく師の談四楼師評に「清濁併せ呑んだ人だ」みたいなのがあって、それを思い出しながら聴いていました。

本日の収穫

こしらさんの火焔太鼓。談四楼師のぼんぼん唄。マグナム小林さん。

*1: 人によってはこの辺丁寧にやってますね。江戸っ子好きな人がその傾向にあります。

先頭に戻る