【開演まで】
- 八ゑ馬→駒次→今輔→小ゑんなんて、素敵すぎる流れにホイホイ乗ってしまって行くことに。
- いつもの寄席のノリで行こうと思っていたら、喬太郎師出演の今回はかなり早い時間から並ばなければならないことをtwitter経由で知ることに。
- とほほと思いながら急いで新宿へ。
- どうやら前売りで買った人も並んでいる模様。ワシが整理券もらったときは、前売り80近く、整理券11ということで結構ヤバい感じ。
- 喬太郎師がプークに出る時には、前売り申し込むのが基本ですね。いろいろ失敗したなぁ。
- プーク人形劇場は照明はしっかりしていますが、客席の椅子が子供向けで小さくて狭いのがなによりもキビシーところ。2階席もあるにはありますが、本当に狭い。
- ふう丈
- ビニール傘。話がどこにも転がっていかなかったという記憶しかないです。口跡自体は悪くはないと思います。
- 八ゑ馬
- 美幽整形、イワヤンくんシリーズ、オハコ(短縮版)など小噺いくつか。R-1にエントリーしたということで2〜3分の小噺をいくつかかけてお客さんの反応を見ているようでした。オハコの短縮版が一番いい反応だったのではないでしょうか。いろいろ悩みつつネタを考えている八ゑ馬さんを楽しむことができました。
- 駒次
- 飛行機こわいよ。これ2回聴けるとは思わなかったです。ボケが好きそうなキャラなのですが、意外とツッコミも楽しんでいるかも知れません。
- 今輔
- ハードボイルドのカリスマ。なかなか楽しめました。北方謙三がHot-Dog PRESSでやっていた性の悩み相談コーナーの本「試みの地平線」をおもしろおかしく紹介。よく拾ってきたなぁ。根多のほうは、バーで仮装パーティしているシーンでの描写がめちゃめちゃでよかったです。あーゆーイリュージョンは好き。
- 小ゑん
- 恨みの碓氷峠。鉄オタのキャラクターを借りて、横川−軽井沢間の峠越えについて年代別の方法を熱く語っていました。力技でねじ込んでいる感じ。寄席のマニアネタに対する反応が意外と薄かったのが個人的には気になりました。プークだからそんなもんなんですかね。代演が多数出たときに別途プログラムを刷るのは鈴本と池袋だけというのは、言われてみればそうですね。
=== 仲入り ===
- 鯉八
- わきまえる男。まったり。啖呵はきれないんでしょうね。着眼点がおかしかったです。
- 丈二
- 大発生。これも面白い着眼点。「畑を荒らさないでください、って言えばいいじゃないか」「野生化してしまってダメです」で、もう何でもありな状態に。人間は野生化すると言葉もわからなくなるんですかね。
- 喬太郎
- 中華屋開店。まくらは延々B級グルメの話。福しんの「おともラーメン」を評価してました。根多自体は、登場人物のキャラクターだなと。横殴りの雨の中、懸命に傘を持って叫んでいる「五十嵐くん」と、傘もささずに仁王立ちしてたまに手で顔を拭う「先生」が、ラーメンに必要なある調味料が空から降ってくるのを待っている場面が印象的。そして、演劇的な気がしました。全く観たことないけれど、つかこうへいってあんな感じだったかなとふと思ってしまいました。
【本日の収穫】
鯉八さん。小ゑんさんの鉄オタトーク。今輔さんの北方謙三ネタ。おととしの池袋新作祭り以来の新作漬けでした。