【開演まで】
昼の部終わって結構帰るお客さん多いなと思っていたのに、何故かさほど席が空いてない。なじぇ?とにかくここのところの池袋は混んでます。こーゆーときはもうすこし広くしてほしいなと思ってしまいます。
- 右太楼
- ぞろぞろ。右太楼さんはたぶん初めて。池袋だと持ち時間多めなのか、おちついてやってらしたように見えます。
- 甚語楼
- 手紙無筆。文左衛門師が演っているのと同じ型かな。おくれよ言葉のところまでいかず。なかなか楽しめました。少しずつではありますが、甚語楼師匠を聴くのが楽しみになっています。
- 歌之介
- 竹の水仙。まぁ、鉄板なんですけどね。お客さんから「待ってましたぁ」の声がかかったからなのか、以前聴いたときよりもパワフルな感じ。楽しめました。
- 萬窓
- 紙入れ。まっとうに。そういえばおかみさんが化粧するという描写がはいってました。意外と普通のおかみさんという印象。
- 玉の輔
- 動物園。というか、まくらで三三師の情熱大陸出演についてとか。根多が動物園とわかった時点でちょっと気が抜けてしまい、寝てしまいました。
- 菊之丞
- 湯屋番。東京かわら版2月号と同じ着物で登場。いつもよりテンション高めのようでした。妄想の根多なのでここまで振り切って演った方がいいかもしれません。ちょっとだけ出てきたおきよさんがお得意のおばあちゃんで、思わず笑ってしまいました。楽しい湯屋番でした。
- 一朝
- 短命。伊勢屋の娘さん夫婦の描写にこたつの場面が出てきていました。おそらくこれは冬バージョンなのでしょう。一朝師のこの根多には特に描写はなかったですが、八五郎は絶対からかってるよ、とか思ってしまったのでした。
- 三三
- 花見の仇討ち。もう花見ですか。確かに立春も過ぎてここ数日暖かい気候だったのでね。最初聴いたのが上方のものだったので、今回江戸ことばで聴けて良かったです。この噺楽しいですよね。コント風味が濃い感じで。
【その他】
- ここのところ池袋では漫才でいじられることがあったのですが、今回は特になし。ちょっとほっとしました。あ、笑組さんはいつもより噺家さんネタが多めでした。
- 本日は全体的に池袋にしては客の反応が良かったです。
【本日の収穫】
菊之丞の湯屋番。歌之介の竹の水仙。一朝の湯屋番。