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更新日: 2014/05/26

2011年 02月 前半


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2011.02.03 (Thu)

ヤスケックス 蜃気楼龍玉勉強会@らくごカフェ行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 池袋演芸場の昼の部が終わった後、ふと思いついてらくごカフェへ。龍玉師は弥助時代も合わせて初めて。
龍玉
ぞろぞろ。「浅草田圃の真ん中に」から始まる、じいちゃんばあちゃんの型。ちょっと溜めてぼそっとくすぐりをいれる感じがいい。個人的にはこーゆーキャラクターはうらやましい。
龍玉
鼠穴。ここで眠くなって力尽きました。後半部分も急がずゆっくり演ってました。
龍玉
明烏。吉原だとバレてしまったあとの時次郎の泣きわめく様が印象的。寄席で主任になったときに、また聴きたいです。

本日の収穫

龍玉の明烏。

01/29浅草演芸場夜の部演目行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 昼の部の小満ん師匠には間に合いませんでした。
  • 夜の部にしてはぼちぼち。たださほどざわついた感じはありませんでした。
駒次
生徒の作文。いつもの感じで。地下鉄のところはややウケですかね。あいかわらず様子がいい噺家です。
川柳
歌は世に連れ。脱線しまくり。やる気ないんだろうなぁ。歌ったのは2曲のみ。とってもぬるい感じでした。思い出話をしているうちに客席の高齢者が反応しだして、自分の思い出を語りだした。ヤバイヤバイ。こうなると高齢者を止めることは困難となります。
志ん弥
町内の若い衆。もちろん男視線で。おかみさんの描写はさほど嫌らしくもなく。
馬石
狸の恩返し。いわゆる狸の札。座布団に座ったときからなにやらかわいらしいオーラが出てたと思ったら、そのままたぬきやってました。なぜかこーゆーのが似合います。
はん治
ぼやき酒屋。こちらもいつも通り。まくらで振っている体験談まで師独特の節回しなんですよね。
扇辰
千早振る。よかった。昨今多い入れごとも特になく、歌の訳のところの調子がカッチリしていてとても心地よい。ただ、旦那のいやみっぽさは少な目。
南喬
ふぐ鍋。この根多ではたいこもちの一八がただただ間抜けキャラで笑える。少なくともマスメディアには乗せにくい根多なのですが、チキンレースぶりは今でも通じるものはあるので、その点は楽しめますね。
燕路
トンビの夫婦。なんか聴いた記憶があったのですが、思い出せず。百栄師が以前かけてたようです。どうやらもともとはO.ヘンリーの小説をもとに落語に翻案した模様です。DV自体に嫌悪感を感じられるかたの反応は微妙かもしれませんが、漫画的にとらえることができればしたたかさというのも伝わってくるのかなと。意外と難しい根多なのかもしれません。
小里ん
普段の袴。初めて聴きました。先代小さんにぴったりの根多を小里ん師匠が引き継いでいます。典型的な鸚鵡返しの根多ではあるのですが、サゲの絵が間抜けでいいです。
馬の助
かつぎ屋・百面相。かつぎ屋はこちらでは達磨大師がでました。
朝馬
酔っ払い。やはり古今亭の芝居だとどなたかが必ずかけてくれます。この時期の鉄板ですからね。おでんを買いに行ってもらうところまで。
雲助
初天神。場内の雰囲気のせいか、雲助師の初天神をゆったりした運びで落ち着いて聴くことができました。これ聴いちゃうと浅い出番での初天神がせわしなくて耐えられないかも。凧あげの場面はとても楽しめました。金坊を肩車する描写も絵も浮かんできていいです。明るい根多でよかったです。

その他

ゆめじ・うたじ
ゆめじさんが前座さんに支えてもらいながら出てきたのでびっくりしました。クリスマスイブに飲み屋を出たところで転倒してしまい、骨折してしまったとのこと。ボルトで計6本ぐらい止めているらしいです。完治にはもう1ヶ月ぐらいかかるらしいです。おだいじになさってください。で、今回はそのときの話が中心。さすが芸人です。転んでもタダでは起きません。

本日の収穫

雲助の初天神。扇辰の千早振る。

2011年03月小学館新刊コミック[book]

いつものところ[shogakukan.co.jp]。今回は個人的には特になし。

2011年03月角川書店新刊コミック[book]

いつものところ[kadokawa.co.jp]。今回は個人的には特になし。

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2011.02.05 (Sat)

立川談春独演会@文京シビックホール・小ホール行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 高齢者というよりは中高年層の方々が多い感じ。その中に若い人がちらほらと。
  • 客席は階段状。日本橋社会教育会館みたいによくたわむ。大人が階段を上ると揺れる。どうなんですかね、これ。
  • 前座さんが演っているときは客電ついてたんですけど、談春師の時には客電落としてました。これ談春師の指示なんですかね。噺家さんって普通客の顔が見えないと不安がるみたいですけど。
談春
阿武松。まくらは...書きにくいなぁ。会場近辺のサウナでテレビの野球中継を観戦している人たちの話、でご存じの方には通じますかね。根多のほうはこの間1時間で憶えたんだとか。いつもの節回しで演ってました。ただ本人は内心ドキドキだったんでしょうね。途中で(おそらく五代目)円楽が東横落語会でやった時の様子を入れてみたりとか、一度親方の名前を間違えたりとかそんな感じです。泊まった宿が板橋じゃなくて川崎でした。途中鈴ヶ森を通る場面を少し入れてましたね。「おまんまの敵」も好きですし、錣山親方の「いい...いい」も好きです。
談春
明烏。一度音源で聴いたときは、よく演られる型よりもいじってる感じがするなと思っていたのですが、今回はさらに少し変わっていたような印象。最初の場面ではおかみさんをいじり倒し。いつまでも子離れできない母親として描いています。時次郎は「おまえバカじゃねーか」というキャラクターとして描いているようでした。勉強しているという描写はあるし挨拶も丁寧なんだけど、なんか挙動不審だし、丁寧もバカがつくような感じだし。無駄なところに力が入っている人、という感じかなぁ。明烏は演者によっていろいろ演出が違っていて楽しいですね。

その他

  • 隣席の女性、拍手するタイミング早すぎる。おわり→「やりやがったな」→拍手の流れが大事なのになぁ。あれで30%ぐらい気がそがれた。
  • 確かに良かったです。期待通りという感じです。想定以上のものがあったかというと、よくわからないです。それを望むのもかなり贅沢ではあるのですが。

本日の収穫

初めての生での談春。

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2011.02.07 (Mon)

02/06池袋演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

昼の部終わって結構帰るお客さん多いなと思っていたのに、何故かさほど席が空いてない。なじぇ?とにかくここのところの池袋は混んでます。こーゆーときはもうすこし広くしてほしいなと思ってしまいます。

右太楼
ぞろぞろ。右太楼さんはたぶん初めて。池袋だと持ち時間多めなのか、おちついてやってらしたように見えます。
甚語楼
手紙無筆。文左衛門師が演っているのと同じ型かな。おくれよ言葉のところまでいかず。なかなか楽しめました。少しずつではありますが、甚語楼師匠を聴くのが楽しみになっています。
歌之介
竹の水仙。まぁ、鉄板なんですけどね。お客さんから「待ってましたぁ」の声がかかったからなのか、以前聴いたときよりもパワフルな感じ。楽しめました。
萬窓
紙入れ。まっとうに。そういえばおかみさんが化粧するという描写がはいってました。意外と普通のおかみさんという印象。
玉の輔
動物園。というか、まくらで三三師の情熱大陸出演についてとか。根多が動物園とわかった時点でちょっと気が抜けてしまい、寝てしまいました。
菊之丞
湯屋番。東京かわら版2月号と同じ着物で登場。いつもよりテンション高めのようでした。妄想の根多なのでここまで振り切って演った方がいいかもしれません。ちょっとだけ出てきたおきよさんがお得意のおばあちゃんで、思わず笑ってしまいました。楽しい湯屋番でした。
一朝
短命。伊勢屋の娘さん夫婦の描写にこたつの場面が出てきていました。おそらくこれは冬バージョンなのでしょう。一朝師のこの根多には特に描写はなかったですが、八五郎は絶対からかってるよ、とか思ってしまったのでした。
三三
花見の仇討ち。もう花見ですか。確かに立春も過ぎてここ数日暖かい気候だったのでね。最初聴いたのが上方のものだったので、今回江戸ことばで聴けて良かったです。この噺楽しいですよね。コント風味が濃い感じで。

その他

  • ここのところ池袋では漫才でいじられることがあったのですが、今回は特になし。ちょっとほっとしました。あ、笑組さんはいつもより噺家さんネタが多めでした。
  • 本日は全体的に池袋にしては客の反応が良かったです。

本日の収穫

菊之丞の湯屋番。歌之介の竹の水仙。一朝の湯屋番。

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