【客席状況等】
- 笑二
- 出来心。工夫も入れつつ楽しく。
- 幸之進
- 牛ほめ。この人はトチるのが多いなという印象がどうしても。二ッ目の中でも今はちょっと目立たないので頑張っていただきたい。
- 談奈
- 湯屋番。談奈さん独特の言い回しが今回はよく出てるなぁなんて思いながら。
- 志遊
- 転失気。小僧さんはかわいらしく。綿にくるんでいる、というところであの発想をした人は初めてでした。これからこの根多聴く度にそれ想像しちゃうじゃないですか。
- 左談次
- 弥次郎。個人的にこの根多は余り好きではないのですが、左談次師のだけは別。そして一番楽しんでいるのは、客がわかろうがわかるまいがダジャレを打ち込み続けている師ご本人なのでしょう。
=== 仲入り ===
- 志遊・ぜん馬・談修・左談次・談之助
- 口上。談之助師が声が出ないとのことで、隣に座ってい左談次師がいい加減な身振り手振りをつけつつのご挨拶。どうやったらこういうの思いつくのだろう。とても楽しい。
- ぜん馬
- 孝行糖。すいません、狸の恩返し以外の根多をに初めて当たりました。いろいろてへ。根多ついてるけど若い衆のリズムは心地よかったし、賑やかで披露目らしかったのでいいです。他の根多も聴いてみたいですよ。
- 談之助
- 4分33秒。声がでない(*1)ということで、ジョン・ケージの例のあれを落語でやるとどうなるかという実験。仕草だけでらくだを4分半ほど。最初の数十秒ぐらいは、あ、談志だって思いました。これ結構楽しいですね。
- 談修
- 猫の災難。ちょうど権太楼師あたりの音源で聴こうかなと思っていたところでした。なんというか、酒飲みは意地汚いね。5合なんてそんなにすぐなくなっちゃうのかなとか。酒飲んでるところはどうなのでしょう。個人的には楽しめました。
【本日の収穫】
談修師の猫の災難。左談次師の弥次郎。ぜん馬師の孝行糖。談之助師の仕草だけのらくだ。