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更新日: 2014/05/26

2009年 11月 後半


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2009.11.19 (Thu)

2010年01月白泉社新刊コミック[book]

いつものところ[hakusensha.co.jp]。以下購入予定。

01/04 緑川ゆき夏目友人帳』9巻 白泉社 花とゆめCOMICS

まだ積んでるんだよなぁ。アニメも全然見てないんだよなぁ。

2010年01月講談社新刊コミック[book]

いつものところ[kodansha.jp]。今回は個人的には特になし。

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2009.11.20 (Fri)

2009年12月小学館新刊コミック[book]

いつものところ[shogakukan.co.jp]。以下購入予定。

12/26 三島衛里子高校球児ザワさん』3巻 小学館 BIG SPIRITS COMICS SPECIAL

太洋社のほうには載っていなかった模様。まだ連載やっていたのはありがたい。楽しみにしています。

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2009.11.21 (Sat)

2009年12月角川書店新刊コミック[book]

いつものところ[kadokawa.co.jp]。今回は個人的には特になし。

イエスタディをうたってEXざっくり感想[book]
冬目景イエスタデイをうたって EX 〜原点を訪ねて 冬目景 初期短編集〜』集英社
bk1 / amazon

愛蔵版と言いつつ、コミックの大きさ・厚さはいつもと一緒。

内容はだいたいこんな感じ。いろいろ雑多にあります。

  • 冬目への諸々インタビュー
  • イエスタディをうたって諸設定
  • イエスタディをうたっての番外短編
  • 同人誌に掲載された作品
  • 商業誌掲載の短編
【インタビュー】
2008年秋収録のものらしい。ファンからの質問なのかどうか知らんのですが、どーでもいい設定をいろいろ聞いてます。
【設定】
いきなりハルちゃんの髪型の元ネタを忘れたとか書いているけど、レイレイというゲームキャラから取ったと聞いてます。
【番外編】
夢落ち2連発かよ。と思ったら、2つめは書き下ろしらしい。
【同人誌作品】
冬目景独特の目の描き方。その原型がすでにここにありますね。

ファンにはおもしろけど、編集側は何とかノルマをたっせいしましたとか、そんな感じなのでしょうか。

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2009.11.25 (Wed)

ぽめ〜ぽめ〜。

ポメラDM20

キングジムのニュースリリース[kingjim.co.jp]とASCII.jpの記事[ascii.jp]。12/11発売だそうです。ワシのポメラ買ってウキウキ気分ももはやこれまで。ガクッ。

定型文登録は実はうらやましい。QRコード変換には笑ってしまった。厚みが増したのはマイナスだな。今でもちょっと厚いなと思っているので。

値段がまた高めに設定されているので、今使っているポメラが大破しない限り新型は買わないと思います。と負け惜しみ。

金田一蓮十郎『チキンパーティー』1巻感想[book]
金田一蓮十郎チキンパーティー』1巻 秋田書店 PRINCESS COMICS
bk1 / amazon

いまさらなんですけどね。マーメイドラインで気になったので試しに買ってみました。

この作品って、どう読めばいいのでしょう。正直途方に暮れました。重たいことだってポジティブシンキングで万事解決!なんて、それなんて白樺派?って感じだし(*1)。そもそもこの作品ではポジティブシンキングで物事解決したりしなかったりだし。トリがボコボコになっているところを楽しむ作品なのかと言えば、そうでもないような気もするし。

あとは、トリの存在のナンセンスさを楽しむのかなと思っていたのですが、途中から中の人がいるように思わせたり、実験動物がどーのこーのとか出てきてしまってそれもできなくなってしまいました。ファンタジーで通せるだけの存在感はトリには十分あると思うので、あの辺には触れずにナンセンスのままで進めてほしかったです。

かろうじて、何かに依存している人たちが出てくる話ということなのかなと。間島さんは結局自分の価値観ではなく彼氏の価値観に依存していたし、大原さんも娘の母親という役割に依存しているし。でもそれ以外はわかんね。やっぱり違うような気がしてきた。

仕方がないので、ひとまず人としての「生き辛さ」をてきとーに笑っちまうということにしておきます。もういいや、とあきらめモード。

この作品ではトリは孤軍奮闘していますが、ワシが前いた職場はトリみたいな人たちがうようよいるようなところでした。なんつーか、ポジティブというよりは素朴なんですよね。そんな人たちばかりに囲まれて、へとへとになっていましたよ。一羽であんなにぐったりなんですから、たくさんだったら推してしるべし。そんなことまで思い出させてワシをユウウツにさせるのが、この作品です。

でもまぁ、次はいつになるかわからないですが、発売コミックの少ないときに続き買おうかと思います。絵柄はいいんですよ。マーメイドラインとかニコイチとかより見やすい。金田一の絵柄の中では一番好みです。でもなぁ。つまらない訳じゃないんだけど、観点をどこに持って行ったらいいのかわからん。このままだと気持ち悪い。やっぱりサゲは「これからがわたしたちのチキンパーティー」なんだろうなぁ。それが一番素敵だとは思います。うまいかどうかはわからないけどね。

*1: 自殺引き留めの回なんて、使い古されたコントのネタですよ。

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2009.11.29 (Sun)

11/28池袋演芸場昼席行ってきた[rakugo]

番組見ると、ほぼ圓歌一門会みたいな感じ。ワシは歌る多目当てだったのですが、いい機会なので一門の他の方の高座も見ようかなと。

客の入りはいつもの感じ。時間がたつにつれてだんだん多くなってきてました。お子さんが一番目立つところにいらっしゃるので、今日は初天神とか真田小僧がかかるかな?と思っていたところ開演。

金兵衛
初天神。金坊のマシンガンおねだりが2度炸裂。金坊が歩くときの動作で両膝をせわしなく動かすという演出は初めて見ました。大人と子供では当然歩幅が違うのだから、金坊は小走りになるよね、というあたりを表現してのことなのでしょう。この間観た牛ほめよりこちらの方が良かった。
歌橘
親子酒。こちらはまったりモード。
多歌介
大工調べ。この人の声は好みです。パァパァ言っている方がやはり似合いますね。機会があったら他のも聴いてみたいです。
小歌
浮世床。太閤記を読むところ。当時の若者同士のバカ話の雰囲気が良く出ていました。
志ん五
たいこ腹。一八のヨイショぶりと悶絶ぶりは笑えた。若い人にはこーゆー根多のほうが笑えるかも知れないと、ふと思ったり。
歌る多
町内の若い衆。やっぱりうまいなぁ。声の調子がとってもいいです。職人をやってもぜんぜん違和感無いんだよね。家に帰ってきたとき嫁の声が低くて、旦那の声のほうが高いのには笑った。でもこの根多はサゲがねぇ。目の前に小さいお子さんがいてあのサゲを言うのは、ちょっときつかったかも。
文生
権助魚。すみません、ほんの少しだけ意識失いそうになりました。ワシはあまり権助さん根多は好きではないのかも知れません。
圓歌
中沢家の人々。当たり前ですが、圓歌ファン多かったですね。みなさん笑いながら、なおかつ頷きながら師匠の噺を聴いていました。ほぼ30分きっちり。ワシが中学生の頃に聴いた時よりまた話が付け加えられている感じでした。座布団に座るときにどさっと座っていたので、やはり足は良くないのかなと。

【そのほか】
いつもは前座さんのネタについては書くこともなく全く触れていないのですが、今回はちょっと書いておきます。

多ぼう
牛ほめ。前座さんの噺で初めて笑ってしまいました。今日はお客さんは池袋にしては暖かい人たちだったからなのか、そこそこ笑いが起きていました。最初ちょっとだらしのない口調だなと思っていたら、与太郎噺でした。なかなか愛嬌のある与太でよかったです。前座さんの牛ほめって初めて聴いたけど、実際に家をほめるところをすっ飛ばして台所に行ったり、牛のほめ方を教えるところを「おまえが見たままほめればいいよ」としたりしていて、これなら前座でかけてもいいボリュームにはなりますね。気になったのは上下の切り替えの時に左手へ神経を配っていない感じだったところ。ぽーんともものところに手を置いてしまうことがいくつかあったのが気になりました。そーゆー所作をもうすこし丁寧にやったら、もっと良くなると思います。ついでに女っぷりもあがるかと。

あと、今日はあまり池袋の印象が悪くなるようなエピソードはありませんでした。圓歌師匠目当てでいらっしゃっている方が多かったためか、皆さん行儀良く聴いていらっしゃいました。よかった。せいぜい途中で上手側最前列がぞろぞろと出て行ったくらいかな。当然その後の高座では「皆さんお気を確かにもって、一致団結して」とかなんとかまくらのところで呼びかけているわけで。お子さんもそこそこ笑ってくれて、何故かワシも安心しました。

今回の収穫は金兵衛と多歌介。金兵衛と一之輔という組み合わせはありそうなので、一度行ってみたいです。

11/28柳家一琴根多おろし@らくごカフェ[rakugo]

池袋昼席が終わって神保町へ。らくごカフェはおろか、「定席プラス広小路亭」以外のスペース(*1)で噺家一人のみの会に行くことが初めて。ま、一琴ということで鉄板で楽しめるとは思っていたのでさほど心配はしていなかったのですが。

すぐ間近で高座を観ることができたということもあり、迫力満点でした。本当に良く通るような声が出ますね。

以下、つらつらと。

【神保町】

  • SUBWAYで飯食べようと思ったら、10月末ですでに閉店していた。ガクッ。
  • その代わりというわけではないのですが、神田達磨の鯛焼き食べてきました。

【会場】

  • 以前良く通った古書センタービルのエレベーターで5階まで上がって左折すると会場。
  • 受付はカフェに入って左側。
  • トイレは女性用トイレは同じ階にあるようですが、男性用は1階と3階。エレベーターで行くようにとのこと(*2)寄席と違って会場内への飲食物の持ち込み禁止。これは注意ですな。というか、飲食物の持ち込みできるのは寄席ぐらいか。
  • 受付カウンターのあたりに飲み物があるらしい。私は行かなかったので詳細不明です。
  • 椅子は堅いかな。座席によっては座布団のようなものがあったけど、誰か持ち込んでいるのかな。
  • たまに冷房が入っていました。今の時期だとちょっと寒いかも。もちろん高座の一琴は汗だくでの高座でしたが。
  • カフェ内に作った舞台なのでもちろん狭い。緋毛氈(のようなもの)敷いて座布団置くとほとんどスペースがない。逆に言うと演者側のスペースはこれだけで済むんですよね。あとは高さが難しいらしいですけど。
  • 開場から開演まで50分ぐらいあいているけど、意図としてはこの間に店内の本などをいろいろ見てほしいとのこと。でも、すでに指摘があったが人がいっぱいなのでそんなことできないんですよね。帰りにちょっと見ていきました。次回以降は30分前会場ということに。
  • 客層は圧倒的に若い人が多いですね。
  • 広瀬和生氏が上手側最前列の一番端にいらっしゃいました。あの髪型は目立ちますな。

実際の根多順は団子坂奇談→魂の入替→片棒の順。一琴から「最後にやる根多はいつもやるというのと時間の関係で軽めの根多になることも。そのままの順番で書かれると『一琴はそんな根多をトリにかけているのか』と思われてしまうので、今日だったら団子坂奇談を最後に書いてください」との依頼があったので、そんな感じにしています。

片棒
先に一朝の片棒を観てしまっていたこともあり、比較しながら聞いてしまいました。一朝は笛の名手という素養があるので、比較すること自体無茶なのは承知しているのですが。「人形が電線に引っかかるところ」というクズグリもあったので、一朝がかけていたのと出所はほぼ同じと思われます。流麗で賑やかな一朝に対して、パワフルな一琴という感じでしょうか。
魂の入替
話をこしらえた人が「魂」についてのイマジネーションをガンガン膨らませたというタイプの根多。思わず「おれがあいつであいつがおれで」とか思い浮かべてながら聴いていました。鳶屋と先生の入れ替えということもあり、入れ替えたときのインパクトが微妙。むしろ魂が眠くなってずるずる地を這っていくとか、そーゆー絵を想像するところで楽しめました。ちなみにワシは一琴の所作から魂の形態をクリオネみたいなものと勝手に想像してました。見せ物小屋のおやじがでてきたときには一瞬呆然としたけど、結局あまりいらなかったね。志らくあたりがこの根多かけたとしたらこの辺ばっさり切ってそう。個人的に一番笑ったのは、二人に睡眠薬を飲ませた医者が黙って手を振って帰ってしまうところ。黙って手を振るという演出は現代っぽい気がします。サゲはあんなもんじゃないでしょうか。もっとひどいのはあるような気がします。確かにもうすこし高座でかかってもいいかなとは思いました。鷺とりなんてあんなむちゃくちゃなのがかかっているんですから。
団子坂奇談
よかった。気づいたら前のめりに聴いていました。個人的にはもっと続きが聴きたかった、ってくらいです。続きなんて無いんでしょうけど、あの後もっとおもしろい話を展開できると思うんだけどなぁ。まぁ、無い物ねだりと言うことで。でもなぁ、あの暇乞いのところはサゲを言うために取ってつけたような場面だと思うんですよね。元ネタたどると続きがあるような気がします。谷中墓地の場面は良かったねぇ。「キタキタ!」とか思ってしまいましたよ。おきぬさんが振り向いたときの絵を想像するのも楽しかったです。サゲは...正直エグイです。

よく考えると、女性役をやっている一琴ってまだ見たことないんですよね。団子坂奇談でのおきぬさんの芝居も少なかったし。おかみさんとかの芝居も観てみたいなと思いました。

【ハネた後】

エレベーターのところで一琴が見送りをしているということに驚きました。てっきり他の常連客の方々と話しているとばかり思っていました。これだったらなんか持ってくれば良かったよ。せめてもうすこし声をかけられたらなぁと。高座ではあんなに大きく見えた一琴も、実際にみるとさほど大柄の方ではなかったです。高座って、そーゆー効果もあるんですね。

次も行きたいですね。まだ予約してませんが。

一琴とさだまさし

何の気なしに一琴の携帯日記 2005年11月15日[goo.ne.jp]をみると、芝居の公演のときにまっさんから花束をもらった写真が。どういう経緯なんだろうと思っていたら、プロフィール[biglobe.ne.jp]の「ラジオ」の欄に「さだまさしの夢回帰線 白黒歌合戦レギュラー」の文字が。びっくりです。

このラジオ番組はたぶん聴いてないと思います。1992-1995と、時期的にはワシが大学生の頃だったし、JFN系だとうちからはFM群馬とかその辺になってしまったと思うので。一体どんな内容だったんだろう。

なんというか、まさかこのお二人で関係があったとは。今度WORLDのコンサートで落語やるときは、是非一琴師匠も呼んでほしいですね。

追記
こちらの記述によると[sunfield.ne.jp]、一琴もWORLDコンサートで一席やったみたいですね。全部で4日開催されて、そのうち2日が談春(東京2日目、大阪)、1日一琴(東京1日目)、1日楽太郎(名古屋)だったらしいです。DVDになったのは東京の2日目みたいですね。
らくごカフェとさだまさし

らくごカフェ2009年2月19日の記事[exblog.jp]。青木さんが國學院高校落研出身とは知らなかった。そうか、まっさんのおかげで談春一門会がらくごカフェで開催されているのね。

*1: しいて言うと学校寄席に来てもらった小三治師匠ぐらいか。
*2: 階段だと不都合があるらしい。よくわからないが。

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