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更新日: 2014/05/26

2010年 04月 後半


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2010.04.18 (Sun)

徹夜明けで寄席はしごはかなり辛いということがわかりました。こんどはちょっと寝て夜席のみにします。

04/17上野広小路亭行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 初めて会場前に間に合った。そこそこ並んでる。しかも鈴本より並んでる。
  • 会場の椅子の配置が変更されてる。桟敷少な目。なにこれ。前行ったときはもう1〜2列あったよ。
  • 徹夜明けで寝ないようにしたいけど寝たらごめんなさい。
  • 談四楼はなにをやってくれるのでしょう。春の陽気だったら春の噺してくれると思うけど、こんな変な気候だからなぁ。
  • 談笑はここのところ人情噺ばかりやっているらしいので、今日は是非楽しい噺を。
平林
唖の釣り。電波には乗せにくいんだろうなぁ。でも噺の構成としてはなかなか良くできていますよね。六代柳朝がどこかでやっていたらしいというのはネット上でちらっと見たことがあるのですが、余り寄席には掛からない根多ですよね。なんかもったいないなぁ。平林自体は、前座さんの根多がかなり濃かったこともあり、さらっと薄口でよかったです。機会があったらまた聴いてみたい噺家さんだなと思いました。
錦魚
悋気の独楽。この辺で眠くなってきたかも知れないです。
雲水
花見の仇討。この根多聴きたかったのですが、初めて聴くのが上方ことばのものになるとは。上方では桜橋が舞台になるんですね。いいですよね、この噺。以前聴いた代書屋よりも楽しめました。
談之助
漫談。「あっち行きたい」がどこなのか、最初わからなかったです。鈴本?落語協会?微妙に違うかも知れないのですが、ま、同じか。鈴本よりも広小路亭のほうが並んでましたよ。それでも協会行きたいですか?まぁネタだと思うのですが、ネタだとしてもちょっと共感できないです。
龍志
義眼。サゲは見えたのですが、ドイツ製の某眼鏡で覗くくだりはばかばかしい限り。入れるときに調整する描写が妙に丁寧で笑えます。
キウイ
看板のピン。もっと聴いてられないかと思っていたのですが、まだ大丈夫です。立川流というだけでハードルが上がってしまうのでしょうか。一生懸命やっているというのもわかりました。ただ、確かにそれが空回りしているというのはあるでしょう。そこ飛ばしてそっちいくの?というところがいくつか見受けられました。「落語を壊してこい」といわれているらしいですが、いまのところやはりまだ通常の落語の枠内にいるような気がします。
里う馬
根多思い出せず。ググってわかったら書きます...すみません。たぶん知っている話だと思ったのですが。
談笑
蝦蟇の油。本人こーゆー胡散臭いの好きなんだろうなぁ。しかもスプラッタ展開。競艇の平田忠則選手を思い出しつつ。たいこ腹なんて噺があるんだから、この位は問題なく落語のターゲット内ですよ。でも、こーゆーことやる人がもう少しいないといけないねとは思いました。ただ、この人声が余り通らない。歌武蔵よりこもった声かも知れない。今回はとくに口上ということでもっと通る声をイメージしてしまい、その点がどうしても引っかかりました。
談四楼
抜け雀。志ん五の抜け雀でも旦那さん婿養子だったかなぁ。忘れた。こちらの夫婦もなんだかんだで仲良し。自分たちの寝るところがなくなるほど宿屋が繁盛してしまって、とうとう戸棚に折り重なるように寝るなんてくだりにそんなのが窺うことができました。そういやぁ、駕籠かきの説明はなしでしたね。こないだ聴いたときよりはのどの調子は悪くなかったようですが、もう張るような声は出ないんでしょうか。表情はよく変わって、なかなか楽しめました。
本日の収穫
龍志。平林。生で聴く談笑。生で見るキウイ。
04/17鈴本演芸場夜席行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 並んでるのは野郎が多い。マニアックな雰囲気が醸し出されています。ワシもその雰囲気作りに寄与しているような気はします。
  • 徹夜明けでかなりフラフラでした。
鬼〆
金明竹。言い立てのところになると途端に声が小さくなったのはわざとですか?
圓十郎
禁酒番屋。前回見たときよりも体格が大きくなっている印象。噺家時代の伊集院光のようでした。ただ、愛嬌のある笑顔は健在。侍の大声も張りがあっていい。やっとのことで高座に上がるというネタをやるよりも「いつも明るい恰幅のいい人」のほうがいいと思います。個人的にはお気に入りの噺家さんのひとりです。
権太楼
代書屋。鉄板。火焔太鼓で笑えなかったワシも、今回は笑えました。特にヒデさんが座るまでの代書屋の所作は良かった。
白鳥
アジアそば。これくらいの持ち時間だとこんな感じのをやるのですね。インド人店員が登場時に魔法使いサリーの替え歌を歌う時点で、もうすでにワケワカラン。でも楽しいからいいです。
柳朝
真田小僧。所々で表情の工夫をしていて、なかなか効果的ではなかったかと。この人も定型のまくらで客席の反応を窺うタイプなのですが、自宅が大森というのを少し入れています。将来「大森の師匠」と呼ばれるといいですね。
三三
妾馬。前半のみ。前回聴いたよりはいいなと思えてきました。本当の意味で「おあとが大勢」と言ってサゲているのを聴いたのは今回が初めて。
百栄
鮑のし。熱演。そもそも古典演るとは予想もしなかった。本人啖呵とか好きなのでしょうか。

本日の色物さん

にゃんこ・金魚
ともにパワフル。金魚が言い負かして、にゃんこが「もうやめてよ」といわんばかりに止めようとする様はネタでない雰囲気が醸し出されていて、非常によい。もうね、にゃんこさんは相当の覚悟で自分が女性であることを証明しないと、お客さん納得しないんじゃなかろうか。金魚のゴリラのものまねは誰かから習ったのでしょうか?

その他

  • 何度か舟をこいでしまいました。体調万全じゃないと難しいやね。反省しています。
  • 三三の出番の前が正楽だったのですが、三三が高座に上がったときに紙の切りくずを発見してしまいました。前座さんみっちりお小言でしょう。
本日の収穫
権太楼の代書屋。柳朝の真田小僧。百栄が古典をやるところ。

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2010.04.19 (Mon)

2010年06月講談社新刊コミック[book]

いつものところ[kodansha.jp]。以下購入予定。

06/11
末次由紀ちはやふる』9巻 講談社 COMICS Be Love
06/23
ひぐちアサおおきく振りかぶって』15巻

ちはやふるはともかく、おお振りはもう15巻ですか。この辺ぐらいが今のアニメ放送分なのだろうか。見てないから全然わからないのですが。

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2010.04.22 (Thu)

2010年06月白泉社新刊コミック[book]

いつものところ[hakusensha.co.jp]。今回は個人的には特になし。

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2010.04.25 (Sun)

04/24鈴本演芸場夜席行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 土曜か日曜か迷ったのですが、土曜日の代演が藤兵衛にはん治ということで土曜日に。どちらも久しぶりに聴きたくなったので。特にはん治はこないだの池袋の時にいなかったこともあります。
  • 先週の反省を活かし、ちゃんと寝てから行きました。体調的には問題なしです。
  • それにしても渋いラインアップだよなぁ。代演も渋い人選。意図的といわれても仕方ないかも。柳朝楽屋で気を使ってるんだろうなぁ。などとどーでもいいことを想像してみたり。
  • ほぼ全員高座で聴いたことのある人たちなので、それぞれどんな根多を掛けるのだろうといつもより期待していると、開演。
粋歌
権助魚。がに股に歩く権助は初めて。ゲラのおかげでちょっと途中で流れが止まってしまったところもあったので、やりにくそうでした。ただ、網打ち魚の説明ではそれなりに笑いは取っていたようでした。
藤兵衛
子ほめ。粋歌よりは高座から発信するものが強いのでなんとかなっていましたが、珍しく2度ほど噛むなどやりにくかった模様。
小袁治
紀州。勢朝はぱーぱーしゃべる感じでしたが、小袁治はゆったりと語っていました。blogから伝わってくる印象に似たものをこの高座からも感じました。
燕路
初天神。顔の工夫がたっぷり。駄々をこねるところから火がついたように泣くところまでを丁寧に演っていました。やっぱり初天神はよくできてるよなぁ。
はん治
背なで老いてる唐獅子牡丹。池袋で聴いたときよりは笑いが少ないような気もしましたが、お客さん楽しまれていたようです。じっとはん治のしゃがれた声に耳を傾け、ここというところでちゃんと反応していました。3回目ではん治のふんわりした高座を感じることができました。
菊之丞
町内の若い衆。以前聴いたときより丁寧にやっていただきました。
柳朝
明烏。ハナのところがたい平や扇遊の演っているものとはちょっと違いました。太鼓のリズムを具体的に入れて、20歳で何を楽しんでいるんだという描写をいれてみたり。後半はほぼ同じ。花魁が廊下を歩く様を丁寧に演ってくれました。おかげでよくイメージすることができました。仲入り後にはゲラも最前列に座っていたので何やってるかわかったのでもう気にすることもなくなって、高座に集中することができました(*1)

本日のゲラ

いましたよ。特に前半、客席の雰囲気をぶち壊していきました。

  • 大きな声で笑うわけではないけれど、どう考えても笑うところでないところで始終笑う。
  • 高座に話しかける。
  • (マジックの手伝いをするときに)空気を読まず鈴本演芸場の手ぬぐいがどーのこーのと言い出す。しかも1度でなく3度も。

最悪でした。前にも見かけたような気がしましたが、ここまでひどかったかなぁ。もうね、「自分がここにいますよ」と芸人にアピールしたいだけとしか思えないです。

というわけで芸人からは「今日の客はセコだ」と判断されたようで、手堅い根多を掛けられてしまいました。何掛けてくれるか期待していたワシとしてはかなりガッカリでしたよ。寄席ではこーゆーこともあるわけで。仕方がないです。ま、それぞれの手堅い根多を聴けたということで納得するしかないです。

本日の収穫

はん治。柳朝。小袁治の紀州。

04/25一琴根多おろし@らくごカフェ行ってきた[rakugo]

今回は一琴からblogに記載する順番についての話は特になかったですが(*2)、ひとまず下記の順番に替えておきます。実際に演った順番は木乃伊取り→大安売り→三人無筆の順です。

一琴
三人無筆。まくらで無筆に触れたので「どっちかな」と思っていたら、手紙無筆のほうではなくこちらでした。いい根多ですね。もう少し寄席でかかってもいいかなと思いました。
一琴
大安売り。掛け合いのテンポがよかった。
一琴
木乃伊取り。昨晩のトリの根多が明烏だったので、続きを聴いている気分になりました。一琴は田舎者の清蔵を中心に描いているようでした(*3)。清造の心情が結構描写されていますね。清造が酒を飲み出したあたりから、ワシのほうは少しダレてしまいましたが。一琴にしては珍しく花魁がでてきました。思っていたより悪くなかったです。ちょっとだけ出てくる野だいこが良かったです。一琴はチョイ役やらせるとうまいなぁ。

本日の収穫

木乃伊取り。三人無筆。

*1: 高座にあがっている芸人はやりやすいかどうかはわからないけどね。
*2: 順番が普通ではないです、くらい。
*3: 普通はこっちなんですかね。他の演者のものを聴いたことがないので。機会があれば談志の音源を聴いてみようかと思っています。

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2010.04.28 (Wed)

それ町アニメ化

いつものMOON PHASE ANIME[moonphase.cc]。そして、現在準備中のサイト[ponycanyon.co.jp]。アニメ制作はどこなんだろ。

追記
TBSの公式サイト[tbs.co.jp]もある模様。
2010年06月集英社新刊コミック[book]

いつものところ[s-manga.net]。今回は個人的には特になし。というか、今回の集英社は早い。

東京かわら版2010年05月号[rakugo]

今号もちょっとだけ。

落語と私 私と落語

今号はしりあがり寿。「アーム・ジョー」とかおもしろかったなぁ。ご自身の笑いを「焼畑農業みたい」といってらっしゃいます。確かにそうかも知れません。そして多くの新作落語もまた、焼畑農業なのかも知れません。

柳家喬太郎 新作日和

テレビでさん喬師匠を迎え対談し、気持ちを新たにしたとか。

当たり前だが、柳家喬太郎は、柳家さん喬から生まれたのだ。さん喬のDNAを受け継ぎつつ、これからも長い噺家人生を生きてゆくのだ。

目の前にいる客を笑わせることにかけてはかなりすごい人ではあるけれど、正直「さん喬の弟子」という感じがしないんですよね。さほど血は濃くないように見えます。さん喬のどの部分を切り取って自分のものにしていくのか、楽しみでもあります。

築コレ

今号は瀧川鯉斗。全く落語に関係ないですが、新宿の赤レンガに反応。新宿の赤レンガでアルバイトをしていたとか。あそこの呼び込みの人は悉く声がデカくて、これはきっと劇団員がバイトでやってるんだろうなと思っていました。数年前に赤レンガは閉店してしまったようなのですが、どうやら中野坂上のラティーナ・ラティーノというお店のオーナが、新宿の赤レンガをやっていた人らしいです。

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2010.04.29 (Thu)

高校球児ザワさん4巻感想[book]
三島衛里子高校球児ザワさん』4巻 小学館 BIG SPIRITS COMICS SPECIAL
bk1 / amazon

4燃え。今回は部外者からの描写は少な目。野球部内部でのデッサンが多めです。

兄登場
3巻あたりでにおわせていたザワさんの兄が登場。連載している途中で決まった設定なんでしょうか。この巻では、結構兄貴を絡ませてます。これずるいよなぁ。
ティッシュの箱に落書き
いくら日頃の憂さを晴らすとはいえ、それじゃ誰が落書きしたかまるわかりじゃないですか。
文化祭
公開試合とかやってるんですね。文化祭の喧噪の描写がいいです。前回の地区予選間近の練習の様子もそうだったけれど、こーゆー周りの音を想像させる描写をしてます。いいですね。
視聴覚室で太平洋戦争のドキュメンタリー鑑賞
熱心に見ているザワさん。ワシもてっきりおじいさんから聞かされていたのかと思っていたのですが、実は登場人物が例の3人に似ていたから熱心に見ていたらしい。ウケタ。
ヘッドフォンで伊集院のラジオを聴く楠本
随分高そうなヘッドフォンだったので、何か音楽かと思っていたら、伊集院のラジオだったとは。密かにワシの中での楠本くんに対する好感度が上がりました。

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