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更新日: 2014/05/26

2010年 06月 後半


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2010.06.16 (Wed)

2011年3月 柳家一琴のスケジュール[rakugo]

一琴の2011年03月のスケジュール[biglobe.ne.jp]。6日間7回らくごカフェで根多おろしの会をやる模様。過酷だ...

できれば楽日に行きたいのですが、月曜日なのでおそらく無理。土日のどこか行くと思います。

2010年08月講談社新刊コミック[book]

いつものところ[kodansha.jp]。以下購入予定。

08/23
秋山はるオクターヴ』5巻 講談社アフタヌーンKC

いつも以上に早い講談社。

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2010.06.20 (Sun)

06/20一琴根多おろし@らくごカフェ行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 気がづけば一琴はほとんどらくごカフェでしか聴いていないし、逆にらくごカフェで聞くのは一琴が多いんですよね。
  • 本日の客層はほとんどおっちゃんばかりという感じ。ちらほら女性も。そして、最前列にお子さんという布陣。

以下、いつものごとく並び替えています。実際に演ったのはお化け長屋→たがや→目薬の順。

一琴
目薬。演っている本人が慣れていることもあり(*1)、こちらは安定していました。カミさんの尻を出したとき、それを見る旦那の目つきがたまらない。尻餅もばかばかしいけど、こっちも結構いいですね。だんなに薬がかかったときの絵が素敵だ。
一琴
たがや。こちらは高座で聴くのは初めてですが、音源では右朝と三代目金馬の音源では聴いています。最初の入りはもうすこしゆったりでもいいんじゃなかろうかと思いながら聴いていました。で、啖呵を切った以降のところは金馬や右朝よりもクスグリ(*2)を多めに入れていることもあり、ドライブ感が今一つ出てきませんでした。ダジャレのオンパレードですが、ここは一気に駆け抜けた方が格好いいような気がします。啖呵はよく切れていて、お子さんもうけていましたね。
一琴
お化け長屋。意外にストーリー展開は単純。これだと作り込みようがない感じも。あのペラペラ言う江戸っ子をひどくするしか手がなさそう。個人的には江戸っ子がいわくつきの長屋に住み着いて、さらに住人がいろいろ仕掛ける(*3)ところも見てみたかったのですが。ほかの噺家もこんな感じであっさりなんでしょうかね。ただ、さすがは柳家、長屋連中が登場人物だと安心して聴くことができます。怪談話のところもなかなか聴かせますね。

その他

  • 今回はおまけで紙切りをやってくれました。個人的には線香花火が紙切りっぽくてよかったです。
  • 一琴の中学時代の同級生の方がいらっしゃっていたようです。
  • 次回は蔵出し三席もろもろということで、だくだくとぞろぞろとつるつるをやるとのこと。ウケタ。真面目な話、喜多八以外のだくだくも聴いてみたいし、先代正蔵以外のぞろぞろも聴いてみたいなと。
本日の収穫
一琴の目薬。たがやの啖呵。紙切り「も」できる一琴。
お化け長屋[rakugo]

ちょっとネットで調べてみたら、大抵は一琴がサゲたところで皆さんサゲているらしいですが、志ん生なんかはその先もやっていたみたいです。そうこなくっちゃ。しかも、あの江戸っ子は最初のだまされた奴に頼まれて来たらしい。だから、怪談のところで先回りして答えたり「その方が都合がいいや」と言っていたのか。なるほど。

*1: 前日浅草の高座で掛けていたらしい。
*2: ここのほかに侍の腕を噛むところでデンターライオンなんてクスグリを入れてたりしているところから、立川流の誰かから習ったものじゃないかと勝手に思っています。
*3: なんかそんなのあったな。一之輔の音源か何かで聴いた記憶が。

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2010.06.25 (Fri)

2010年08月白泉社新刊コミック[book]

いつものところ[hakusensha.co.jp]。今回は個人的には特になし。

学園アリスも22巻だそうで。よく続いてますな。

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2010.06.26 (Sat)

久しぶりにコミックまとめて感想。雑なのはすんません。

ACONY1巻〜2巻感想[book]
冬目景ACONY』1巻 講談社 アフタヌーンKC
bk1 / amazon
冬目景ACONY』2巻 講談社 アフタヌーンKC
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想像していたよりもおもしろい。やはりこの作品も冬目景ならではのもの。今回は日本家屋ではなく、いわゆる同潤会アパートみたいな建物が舞台。いやぁ、雰囲気いいなぁ。ストーリーはコメディっぽいものが多めで、後ろでシリアス気味なものを少し流している感じ。こんなだったら、もう少し以前から読んでおくべきでしたよ。また次巻が楽しみなコミックが増えてしまいました。

成恵の世界11巻感想[book]
丸川トモヒロ成恵の世界』11巻 角川書店 コミックエース
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連載の初出をみると、2009年はまるまる1年間休載していたみたいですね。そりゃ1年間角川新刊買わないわけだ。

やはりほとんど忘れてます。銀河同盟とアバロンがどんな関係だったかも忘却。というか、読むほどにワシのSFの素養のなさを痛感してしまいます。

和人が動物になってパラレルワールドを駆け回るときには、いつもぴーとさんがいますな。彼ががトリガーなのではないでしょうか?そんなところぐらいしかわからないです。

じょしらく1巻感想[book]
久米田康治原作 ヤス作画『じょしらく』1巻 講談社 ワイドKC
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1燃え2萎え。なにやら売れているみたいだったので、思わず買ってしまいましたよ。後悔しています。東京かわら版でも思いっ切りスルーされているんだから、手を出さなきゃよかった。

女の子の楽屋トークという形態をとっています。その内容は相変わらず久米田テイストです。これ自体はぼちぼちです。なぜかうちわ太鼓のおばちゃんが出てきますが、法華の人たちを敵にまわしてはいないかちょっぴり心配です。ま、大丈夫ですかね。よく知らないけど。

以下、落語ファンの戯れ言です。もう、これ、落語関係ないね。だってさ、「おあとがよろしいようで」と言っているときに羽織を着たままっておかしいでしょ(*1)。やっぱりあれか、羽織着たままの方が裾のダブダブ感が出てかわいらしく見えるからか。あと、前座ならともかく、羽織を着られるようになった二つ目より上ならば、女性の場合ふつう帯はあの帯じゃないです(*2)。この辺の資料とかちっとも確認せずに書いている感じですね。もういいや、あの世界はファンタジーなんだよ。

第七女子会彷徨1〜2巻感想[book]
つばな第七女子会彷徨』1巻 徳間書店 RYU COMICS
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つばな第七女子会彷徨』2巻 徳間書店 RYU COMICS
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尾崎翠読んだワシとしては、もうタイトル買いですよ。もっと百合っぽいのかと思っていたらさほどでもなくて安心しました。

作者は石黒正数のアシスタントか何かをやっていたのでしょうか。テイストが近いですね。

個人的に気に入ったのが、個人情報を隠すために顔を隠すというやつ。なかなかシュールなのですが、本当に出てきそうなアイテムでもあります。だまされて核シェルター買った挙げ句、娘の部屋になってしまうなんてのもすごいよな。

あと、食べたつもりガムは高校の時の先輩がすしガムとかで妄想してたなぁ。ダイエット方面でなく子供の遊びとして(*3)

ヘンテコなSF的発想と、フリーダムな高木さんのボケ(*4)とでなかなかおもしろく仕上がっています。

キスより早く7巻感想[book]
田中メカキスよりも早く』7巻 白泉社 花とゆめCOMICS
bk1 / amazon

多分載せ忘れ。

文乃がなんと短大英文科を目指しだしたり、先生の学生時代の話が出てきたり、クルージングしたりという感じ。ひとまず先生の来し方と文乃の行く末がでてきたので、もうひと波乱あって終わる感じでしょうか。

それにしても、この人はお迎えですのときには丸い輪郭の絵を描くなと思っていたのですが、すっかりしゅっとした絵を描くようになりましたね。ドレス姿の文乃がきれいに描けています。

*1: この点では、脱いだ羽織を持って高座を降りようとしているところを描いている勝田文はまだ好感が持てる。ガーコンを横から描いているのもなかなかいいアイディアだし。
*2: 古今亭ちよりんは、いまでもたぶんあんな感じ。機会があったら確かめます。
*3: ネタ層とわさび層とシャリ層にわかれて、俺さび抜きとか俺わさびだけ、とか。挙げ句の果てにシャリとカレールーをあわせてカレーライスとか(なんかそれご飯が酸っぱいぞ。)。
*4: ひょっとしたら金やんがこーゆーフリーダムな人を引き寄せているだけかも知れないです。

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2010.06.27 (Sun)

06/27池袋演芸場昼席行ってきた[rakugo]

本日の番組

  • おおっ、日曜日ですが池袋名物代演大会です。正直玉の輔も聴きたかったのですが、本日のトリは白酒らしいです。これはタナボタでした。
  • ただ、柳朝はいないし一左・朝也・一之輔のいずれもいない。一朝一門がごっそりいないですよ。ちょっとこれは残念。この辺楽しみにしてたのにな。朝也は聴いてみたかったので、またの機会に。
  • ま、いいか。喜多八はいるし、白鳥はいるし。ケガから復帰の圓太郎も聴けるし。

開演まで

  • 13:30より前に行ったのだが、すでに列はない状態。
  • その割には入りが少ない。日曜だというのに。でも勢朝あたりから入ってきました。
  • 客層も20〜30代男性が多め。白鳥の効果か。
  • 7月余一会のチラシ渡されました。番組があるのでひとまず後で引用します。
たけ平
辰巳の辻占。煎餅に入っている占いが何か後の伏線になるのかなと思っていたら、特になにもなかったですね。声の調子自体はいいです。いろいろがんばっているようなので、何かの機会があったらまた聴いてみてもいいかなと。
馬石
強情灸。真っ赤になって悶えてました。
勢朝
親子じか。マニアが多いからウケるネタ多し。鈴本昼席じゃ絶対掛からない根多だね。上下を切れない白鳥、飛び跳ねる芸風の昇太、彦六の膝のネタなど。
金也
家見舞。なんだか長かったです。家見舞ってこんなに長かったっけ?
喜多八
明烏。驚いた。この人この出番ではこんな根多掛けるんだ。しかもすばらしかった。若旦那が頭を上げたときのお巫女頭の表情や、若旦那にネタバレしてしまったあとの、源太・太助のいかにも悪そうな様子(*1)など、明確な演出の意図を持ってやっていることが伝わりました。扇辰ほどたくさん演出ポイントがあるわけではないのですが、喜多八の場合は彼のポリシーに従って演っています。一方、若旦那はウブというより頼りない感じ。他の人は、少なくともしっかりした感じには演じていますが、喜多八にしてみればこんな若旦那は野暮なんでしょうね。ちなみに元にしている本は柳朝がやっていたものに近いみたいです。だくだく・小言念仏・たけのこのような短い根多だけでなく、いわゆる大根多でも聴かせてくれることがわかりました。こうなったらこの人の独演会も行きたくなっちゃうじゃないですか。
白鳥
アジアそば。これくらいの時間だといつもこの根多掛けるんでしょうか。ぼちぼちうけていたからいいですけど。
圓太郎
勘定板。この人こんなの持ってたんだ。まくらがいつもの奴だったので、この流れから真田小僧かなと思っていたら、気づいたらこの根多に。なんつーか、とんでもない根多だね。確かに算盤出したら、あんな感じで遊ばせたくなりますよ。閑所って言葉はこの根多のためにでっち上げたのかと思ったら、ちゃんと日葡辞書に載っているらしい。室町時代にはすでにあった言葉のようです。
白酒
船徳。前回に引き続きです。白酒は船に乗ったお客さんいじめ抜いてますね。前回の時は若い衆を集めたときにいろいろしくじりを言っていたような気がしましたが、今回はそれがナシ。あ、でも前回のは良く憶えていないです。

本日のサラ口

多ぼう
寿限無。前座名の由来が「日麻(ひま)じゃだめだってぇんで、多ぼう」というのは初めて聴きました。この人の語り口を癒されるとかなんとか感じてしまったら負けなような気もします。おかみさんの芝居が落語というよりも、昭和のホームドラマの女優さんの演技でした。相変わらず仕草がぞんざいです。口調のだらしなさはもうこれはこれでいいような気がしてきましたが、仕草は気配りでなんとかなるはず。
本日の収穫
喜多八。上の記述の配分から見たらわかるでしょ。圓太郎の勘定板。白酒の船徳再び。
2010年07月池袋余一会番組[rakugo]

池袋演芸場でチラシ配られていました。芸協・立川流二派連合落語会です。ひとまず番組の引用。

夢吉
志遊
円馬
ステファニー
生志
小文治
マグナム小林
談幸
談笑
-----仲入り-----
雲水
コント青年団
左談次
ボンボンブラザーズ
談春

主任が談春、仲入り前には談笑という配置。左談次もいる。生志もいる。夢吉もおもしろいらしい。並ぶのかぁ。これ並ぶのかぁ。こんな番組にされちゃ、行くしかないよなぁ。

池袋演芸場のサイトではまだ発表されていないので、また変わるかも知れませんけどね。気づいたらここでも追記していきます。

*1: 「熱い血潮が流れてねーのか」はこの人独特のくすぐり。遊びにそこまで情熱をかけているんですね。素晴らしい。

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