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更新日: 2014/05/26

2010年 09月 後半


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2010.09.22 (Wed)

柳家一琴蔵出しの会@らくごカフェ行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 粗忽長屋が根多出しで出てしまっては、行かないわけにはいきません。
  • といいつつすっかり寝過ごし、開演15分前に到着。ここくる前に買い物とか済ませたかったのですが、予定が吹っ飛びました。
一琴
紙入れ。圓弥師から教わった噺だとのこと。細かいところで少し古今亭の型と違っている感じ。
一琴
後生鰻。鰻を助けるじいさんが明らかにイッチャッテル人なので、一琴の工夫をちょっと期待していましたが、ちょっと無理でしたか。
一琴
松山鏡。こちらも表情豊か。個人的にはあまりおもしろいと思ったことがなかった根多でしたが、おもしろかった。やりようによってはおもしろくなるんですね。
一琴
粗忽長屋。よかった。熊さん登場以降、フルスロットルで飛ばしてくれました。非常に出来がよい。八っつあんのせりふを少し足していて、危うくイリュージョンに入るところでした。

その他

まくらではポケベルの話がウケた。奥さんから一琴のポケベルに「スズメヨリデンワ」とのメッセージがきたとのこと。当時落語芸術協会には春風亭すずめという芸人がいたらしく、その人に連絡したところ「知らない」とのこと。再度一琴が奥さんに確認をすると、「スズメ」はなんと正雀師匠のことだったとか。これはひどい。この話聞いて、ワシの方の緊張が解けました。

本日の収穫

一琴の粗忽長屋。

09/18上野鈴本演芸場昼の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 今回もやや高齢者の方が多い感じか。笑い具合からして、寄席経験の浅い人が多い印象。
菊六
高砂や。確かにうまいですな。この根多だと工夫のしようがないのかも知れませんが、全くもってまっとうにやられていました。
駿菊
子ほめ。古典みっちりというよりは爆笑派という風情の方でした。
さん生
替わり目。鈴本のこれくらいの出番ではいつもこんな感じなんでしょうか。酔っぱらいのまくらが長め。
菊丸
宗論。森進一の物真似にやられました。こんなにはじける人だったとは...
藤兵衛
半分垢。相変わらず安定感抜群。
百栄
誘拐家族。場内爆笑でした。これもよくできている根多ですからね。
金時
お花半七。もったいぶった感じがなかなかうまいですな。
歌武蔵
漫談。そのまま漫談で終わった歌武蔵に当たったのは初めてです。この時期相撲界のネタが豊富ですからね。
菊千代
寝床。うーん、発信するものがやや弱いでしょうかね。でも、古今亭の寝床は堪能できたのでよかったです。

本日の収穫

菊丸。

箱の中の文左衛門@らくごカフェ行ってきた[rakugo]
文左衛門
馬のす。まくらは先代小せん師匠の落語会で勝浦まで行ったとき、口演の合間に釣りに行った話。酒を飲むところで時事ネタの雑談をいくつも振っていました。あの場面で結構時間調整できるネタなのですね。
文左衛門
千早ふる。時間が余っているということでもう一席。いつもの感じでした。
朝太
お見立て。お大尽がニンにあっていると感じました。
文左衛門
子は鎹。川島よしお『おちけん』の加藤はこんな噺と格闘したんだと思うと目頭が熱くなりましたが、高座自体はさほど重くなくて良かったです。ゲンノウで亀をぶとうとする母親の心情を思うと、いろいろ複雑な気持ちにはなりました。鰻屋で亀がバクバク食っているところはよかった。それぞれのシーンで文左衛門が誰にフォーカスしてやっているのかなと思いながら聴いていました。

本日の収穫

文左衛門の子は鎹。

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2010.09.25 (Sat)

2010年11月集英社新刊コミック[book]

いつものところ[s-manga.net]。以下購入予定。

11/19 冬目景イエスタデイをうたって』7巻 集英社ヤングジャンプコミックス

ま、予定通り。ポストカードブック付き特装版もあるらしい。

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2010.09.27 (Mon)

09/25千住落語会行ってきた[rakugo]

開演まで

  • シアター1010は横にやや広い感じ。落語はやりにくいんじゃなかろうかと。でも演者はいずれも小ぎれいでと言っていました。
  • 客席は誰かが通る度に床が振動する。大丈夫なのか?床の傷がどうも目立つ。
  • 客層は全体的に高齢者が多め。地域落語会が大きくなった感じ。
三四郎
子ほめ。上方の子ほめってこんな感じなんですね。所作がかなりきれい。たぶんうまい。
白酒
替わり目。ラバウル小唄を聴くことができました。酔っ払いがかなりgdgd。
駿菊
湯屋番。古今亭の湯屋番ってこんな感じなんですね。奴湯じゃなくて梅の湯。この声はちょっと癖になるかも。
文左衛門
天災。一番ウケたところが「そんなに大きな声を出さないで。寝ているお客さんだっているんだから」のところ。それ以外の観客の反応は薄目。ところどころ集中を切らしていた部分もあったかも。
あやめ
義理ギリコミュニケーション。まぁ、なんというか。こーゆーのもあっていいのかな、と。あ、はりはり鍋って鯨と水菜だったんですね。水菜は知っていたけど。
志らく
シネマ落語「たまや」。すばらしかった。シネマ落語だと全くわからず聴いていたのですが、古典落語のありそうな場面をチャンポンにしていて、まったく古典のような噺になってました。志らくの落語への深い愛情を感じました。ラストシーンの地の描写もすばらしい。絵が浮かんできます。終演後しばし余韻に浸ってました。

本日の収穫

志らく。白酒のラバウル小唄。

09/26上野鈴本演芸場昼の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 開場30分前に行って、すでに結構並んでいます。若い人多いです。
  • 夜席は真打昇進披露なので、舞台には樽やらいろいろなものが置かれています。
馬治
真田小僧。まくらはなかなかおもしろいなぁ。また何か機会があったら聴いてみます。
花いち
寿限無。おかみさんがいいですね。血自体は結構濃いような気はします。が、花緑自体がさほどウエットな感じはしないので大丈夫かと。
歌奴
浮世床(芝居見物の夢)。いつも通り華やかですね。さすが圓歌一門。ちょっとチンチロリンなんてのも入っていて、こーゆー軽い感じが好きなんだろうなぁ。個人的にはもう少し取り上げてあげてもよろしいのではなかろうかと。
しん平
不明。いつもの地獄と極楽の噺。母親の臨死体験って前回あったっけなぁ。
一朝
宗論。一朝師匠がやるもんだから、大旦那がえらく江戸前です。なくなった奥さんの遺影に語りかけるシーンはカットしてましたね。こんな根多持ってらっしゃるなんて知らなかった。
圓蔵
反対俥。今日のはよかったなぁ。楽写見てからこの人のファンになってしまいました。なんというか、年月を重ねたものが滲み出てるんだよね。若い人の反対俥では出ない味です。
甚語楼
猫と金魚。熱演でした。池袋で聴いたときよりノリノリ。
玉の輔
紙入れ。携帯電話やら話し声やらでテンションがあがらないようで、少々かわいそうでした。
白酒
火焔太鼓。甚兵衛さんがひたすら狼狽えるところはいいですね。るーるーるーとかバカすぎ。最前列のおねーさんもバカウケ(*1)

その他

  • 最前列の方々は、どうも白酒目当ての模様。前座の転失気にはピクリともしませんが、白酒にはバカウケ。

本日の収穫

歌奴。一朝の宗論。白酒。

*1: 前座さんの転失気ではぴくりともしなかったのに。

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