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更新日: 2014/05/26

2011年 03月 後半


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2011.03.25 (Fri)

03/20池袋演芸場昼の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 開場時は空いてました。いつの間にか満席に。
  • 客層は若い人がいつもより多め。常連さんもいらっしゃったようでした。
  • 客電ほとんど落としてます。ということで角度によっては演者の表情がわかりづらいです。和楽社中あたりから白熱灯のみに。
朝也
真田小僧。なかなかいい感じ。やり慣れているんでしょうかね。
東京ガールズ
俗曲。いつもの感じで。最初はとんち角力のようなネタも。
柳朝
荒茶。まくらでは正雀師匠が怪談噺をしたときに、こんな感じで客席を暗くして自分は幽霊として客を脅かしていた話を少し。久しぶりにこの根多聴きましたが、武将が全員傾いでいるところは想像すると笑えます。
はん治
ぼやき酒屋。ふふふ。相変わらずの独特なリズム。今日は高座あがるときに少し軽やかな感じで出てきました。やっぱり「しょうゆデス」は好きだ。
笑組
漫才。ゆたかさんは容赦なくつっこむなぁ。かずおさんがふと間違えて、流せば誰も気づかないようなところをちゃんと拾ってる。かずおさんがっかり。これがいつもの風景なんでしょうね。
歌る多
西行。この出番にやるような根多ではないらしいです。でも良かった。すてきなシチュエーションに恋歌を挟み込んでいて、すてきな根多だ。女流の噺家さんにはこれやりたい人多いんじゃないでしょうかね。しかも歌る多師匠の江戸前な語り(*1)を堪能できるんですよ。歌る多師匠のファンはこれ聴いておきましょう。高座降りるときのガッツポーズが印象的。
志ん弥
浮世床。姉川の合戦のところ。ソフトな語り口。
アサダ二世
奇術。池袋の代演を頼まれていたのをすっかり忘れていたらしい。しかもいつもの奇術の道具が末廣亭にあるらしく、漫談でかなりのところをつないでいました。
川柳
ガーコン。いつもの感じで。久しぶりに「ガーコン」のところまで聴いたような気がします。

=== 仲入り ===

玉の輔
宗論。ちょうど余震のときに高座にいて、お客さんがひなんするまで高座に残っていたとのこと。
馬の助
権兵衛狸・百面相。こーゆーときに観る百面相はやはり楽しいです。
和楽社中
太神楽。本日は小花さん。いつもの感じで。
一朝
転宅。泥棒がなんだかおかしい。お酒などを失敬しているところからすでに間抜けさが滲み出ています。しくじってないんですけどね。

本日の収穫

歌る多の西行。一朝の転宅。朝也。

03/20池袋演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 昼の部に引き続き満員。
  • 常連さんも多いようですが、初めて来たような方も多い感じです。若い人もいつもより多い。
遊一
元犬。たぶん初めてです。
扇辰
長屋の花見。この出番でこれ掛けてくれるとは。いいですな。
ゆめじ・うたじ
漫才。今回ゆめじさんは杖をついて登場。骨折の話をひとしきり。1月下席のときとはまた少し変わった感じ。ところどころ楽屋ではこんな感じで話してるんだろうなという場面がありました。
市馬
高砂や。清水の次郎長とか、いろいろ歌い出すのですね。
藤兵衛
替わり目。藤兵衛師の替わり目は久しぶりな気が。
正楽
紙切り。鋏試しではいつもの相合傘に加えてパンダも。花嫁(洋装)、恋人、藤娘だったかな。
白酒
壷算。ひとしきり毒を吐いた後、以前にも聴いた交通事故の小噺。サゲで見事にはまって、その後の根多でも入れ喰い状態。瀬戸物屋の店主が最初から挙動不審なのは卑怯ですよ。

=== 仲入り ===

三三
妾馬(序)。今ではすっかりこの根多が好きになってしまいました。「こまか〜に刻んで」とか。
菊志ん
湯屋番。お客さんを楽しませようと奮闘してました。あらかじめ今日お客さんが一番沸いたのはどこかを前座さんから聞き出していたり。若旦那のお調子者度が高めな湯屋番でした。
小菊
俗曲。いつもの感じで。
扇遊
井戸の茶碗。今回の芝居の楽日には格別の思いがあったようです。冒頭の話ではそんな印象を受けました。そして根多は井戸の茶碗ですよ。右往左往する中、最後には丸く収まってほしいという願いがあるのかなと、ふと感じました。

本日の収穫

白酒、三三、菊志んの流れ。扇辰の長屋の花見。

*1: 京が舞台なのに江戸前というのはなんなのですが、これがかっこいいんだ。

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2011.03.29 (Tue)

03/27上野鈴本演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 若い人多めな感じ。どちらかというと男性のほうが多いか。
  • 客の入りは日曜ヨルにしては多いほう。ただ昼の部とは比べるべくもないのですが。
  • 前3列ぐらいまでは常連さんという感じでしょうか。前座さんの道灌にはピクリともしません。5列目以降があまり来てなさそうなお客さんという布陣。
  • 昨日までどんな根多をやっていたのかわからんので、今日はなにがくるのかわからない状態。
  • 鈴本の照明は多分いつも通り。
  • 代演の彦いちさんが密かに楽しみ。
正太郎
湯屋番。おかみさんがとても怖い。食われちまいそうです。基本は菊之丞師が演っていたのと同じものかな。後半の妄想のときの喜びようはご自分で考えてらっしゃるようです。口跡は思っていたよりも良かったのでまた機会があれば聴いてみたいですな。
仙三郎社中
太神楽。仙花さんが小さいパンダのぬいぐるみを和傘で回していました。これは笑えた。仙花さんが以前より余裕が出てきた感じがしました。
柳朝
悋気の独楽。いつもの男性の嫉妬の小噺にバカウケする客が約一名。権助魚かなと思ったら悋気の独楽へ。
志ん輔
替わり目。根多に入る前の酔っぱらいの演技をたっぷりと。よく右肩があがるというか、左肩が下がる感じですか。ぞろっぺいな感じがよく出ておもしろかったです。
小菊
粋曲。さのさ演奏してくれたので良かったです。
彦いち
知ったか重さん。ワシが弥次郎おもしろくねーなーと思っている気持ちを見透かしたように、次々と法螺をふく重さんに対して容赦なくつっこみを入れていました。なかなか良かったです。
玉の輔
生徒の作文。いつもの池袋演芸場客がいないネタの漫談をひとしきりやってから、軽めの生徒の作文へ。仲入り前の出番だといつもこんな感じのパターンのようですね。ワシは今まで駒次さん・百栄師と独特な生徒の作文を聴いていたので、今回オーソドックスなものを聴けたので良かったです。

=== 仲入り ===

ロケット団
漫才。ACネタも盛り込んで。
紋之助
曲独楽。ベニヤ板に小さい独楽を5つ置いてベニヤ板を動かし、最後に指定の1つの独楽だけを回すというのをやってくれました。四隅に置いた独楽は比較的難しくないようでしたが、真ん中に置いた独楽は難しいようでした。ようやく出来たときには「みなさまにはご心配をおかけいたしました」と謝ってましたよ。場内爆笑。成功して、次のネタをやろうとするときの「ヨシ!」や、成功したときの盛り上げなど、愛すべきキャラクターだと思います。楽しかったです。
文左衛門
笠碁。以前らくごカフェで聴いたときとまた少し違って、悶えるところが多めでした。二人のご隠居さんの子供っぽさも改めて確認。声は前日の大喜利選手権で司会をやったこともあって、最初は声が少し出にくい感じでした。まくらを長めにとって問題ない感じに。まくらは要町近辺を散歩すると出くわすおかしな人たち。

その他

本日のゲラ
ゲラが約1名すぐそばに。最初はまぁ許せたのですが、文左衛門師のところでは客席の肘掛けをパンパン叩くほどのバカウケ。家のテレビの前と同じ感覚なのでしょうね。かなり参りました。
本日の前座さん
市助さん。市馬師のお弟子さんらしく声はいいですね。少々つっかえつっかえだったですが。小町入りの道灌って生では初めて聴いたかも。

今日の収穫

彦いちの知ったか重さん。文左衛門。正太郎。仙花さん。紋之助さん。

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