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更新日: 2014/05/26

2011年 07月 後半


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2011.07.22 (Fri)

07/16 池袋演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • いつもの感じの客層。客入りはそこそこ。
  • 三三師終わったあたりから客は減っていた様子です。
鬼〆
かぼちゃ屋。まくらのときにすこし間ができてしまったりするので、聴いている方としては不安になってしまうのです。ただ、噺にはいるとニンにあった与太郎で安心して聴くことができました。
小せん
目薬。中低音のまろやかな声でばかばかしい根多を。この辺の軽い根多をもう少し聴きたいなと思わせてくれる、いい高座でした。
ホンキートンク
漫才。水戸黄門のコーラスはなかなか良かったです。
玉の輔
宗論。師の持ち根多のなかでは好きなほう。
三三
看板のピン。前の出番が玉の輔師だと、「あれで落語協会理事」といじるんですね。
仙三郎社中
太神楽曲芸。いつもの感じで。久しぶりに池袋でみたので忘れていたのですが、池袋の舞台は天井が低いのでだいたいの太神楽は座ってやるのですね。傘の芸なんて意外と難しそうな気がします。
志ん橋
岸柳島。ワシの好きな根多かけてくれました。ただもう張るような声は出ないのでしょう。

==== 仲入り ===

燕路
猿後家。こんな持ち根多があるとは。楽しませていただきました。かんしゃくを起こすおかみさんはニンにあってますね。
一朝
蛙茶番。ほかに志ん橋・小里ん両師がいらっしゃったので例の歌舞伎座での掛け声の話をするのかと思ったら、代演の時のまくら(*1)で。芝居の話に少し触れたのでなんだろうと思っていたら蛙茶番ですよ。半ちゃんの様子は推して知るべしですが、定吉とのやりとりも楽しい。
紫文
粋曲。なんだか久しぶりです。時間が余っていたのでしょう、いつもの長谷川平蔵シリーズを途中でやめて勧進帳やってくれました。ちゃんと浅田飴仕込んでいたので、最初からやるつもりだったのでしょう。
小里ん
山崎屋。前日が居残り左平次だったそうなので2日連続郭噺は来ないだろうと思っていたら山崎屋が来ました。生で聴くのは初めて。番頭さんの優秀さが印象に残ってしまいます。大旦那なんて番頭さんから吹き込まれたことそのままカシラに話してるし。それじゃ与太じゃないですか。

本日の収穫

一朝師の蛙茶番。小里ん師の山崎屋。小せん師の目薬。

*1: 彦六師のネタです。

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2011.07.28 (Thu)

2011年09月集英社新刊コミック[book]

いつものところ[s-manga.net]。今回は個人的には特になし。

2011年09月講談社新刊コミック[book]

いつものところ[bookclub.kodansha.co.jp]。以下購入予定。

09/13
末次由紀ちはやふる』14巻 講談社COMICS Be Love
09/22
ひぐちアサおおきく振りかぶって』17巻 講談社アフタヌーンKC

冬目景の画集はどうしようかな…

07/24演席亀戸寄席(第16回)行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 亀戸自体初めて。今回は談四楼師と仲入りに振る舞われるアイスクリーム目当て。
  • 30程のキャパの会場にツバナレするかしないかの客。
  • 一番太鼓ループ再生させているのは初めて聴きました。
らく八
子ほめ。オウム返しの部分はちょっと困った感じで演ってました。エセ外国人まで飛び出してました。
らく次
くしゃみ講釈。口調はカッチリとした印象。八百屋お七の拍子の取り方はあーゆーのがあるんですかね?あまり楽しそうに見えないんですよね。
ペーソス
おやじ歌謡。おもしろかった。シウマイ弁当の歌やら昼間から酒を呑んでいる後期高齢者たちの歌などをクラッシックギターのみの伴奏で。専属司会の人が「するってぇと」なんて言い出すのであんたは江戸っ子かとツッコミたくなりましたよ。
志らら
替わり目。以前広小路亭で何聴いたか忘れていたのですが、同じ根多でした。わはは。で、今回は前回とは違う印象。奥さんがちっともかわいくないです。あれじゃ化け物です。寄席の客にはこれ掛けとけばいいやという考えなのでしょうかね。うーむ。

=== 仲入り ===

談四楼
もう半分。初めて。談四楼師らしく、居酒屋夫婦が五十両を客に届ける/届けないで言い合っているところが良かったですね。この根多はおおきく2つの型があるようですが、少し変えている人もいるようですね。談四楼師も最後のシーンをグロ気味に変えています。あ、客が店を追い出されるときの場面も印象的でしたね。赤ん坊が産まれて、そのまますっくと立ち上がるのですから、もう落語です。主人が手にしていた酒の入った茶碗を投げつけるも受け取ってしまう赤ちゃん。そして酒をグビリとやってあのサゲです。

本日の収穫

談四楼師のもう半分。ペーソス。

二ッ目昇進に伴う改名[rakugo]

小朝オフィシャルブログ[ameblo.jp]。他の候補をみて感じたのですが、名前をつける方向性がペットにつける名前ですよね。噺家につけようとしている名前じゃない気が。

07/27浅草演芸ホール夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 昼の部終了後ある程度客ははけましたが、前座さんが高座にあがる頃には再び満員に。最後はさすがに少し帰っていましたが、それでも多いですよ。
  • 基本的にあまり拍手はしない客ですが、下ネタには敏感に反応してました。
  • 高齢者多め。特に女性高齢者。鈴本平日昼の部みたいな客層でした
川柳
漫談。地デジ化ということもあり、戦後テレビ史のような内容でした。客席の平均年齢が高いということもあり、みなさん頷きながら聴いてらっしゃいました。
一之輔
子ほめ。この人もエンジンがかかるような声を出すんだよね。タケさんの子をひとしきりいじり終えてから「時にタケさん」と言い出すまでの間が大好きです。いたずらっこの顔は少な目。今にも出てきそうだったけどね。
ペペ桜井
ギター漫談。冒頭のジョークは大好き。浅草では生き生きとしてるなと感じてしまいました。ジャケットいつになく派手だ。
小里ん
手紙無筆。「おくれよ言葉」のところが妙に色っぽい。そういえば前回聴いたときは急遽さん喬師の代演であがったものの途中までだったんですよね。
歌奴
浮世床。髪結床の小噺を長めに。海老床の看板の小噺ではサゲに感心するお客さん。本日の客はまぁそんなレベルです。
遊平・かほり
漫才。家庭菜園でなにを育てる?という遊平さんの提案に対して、ことごとくくだらない理由で却下するかほりさん。いつになくくだらないギャグが繰り出されていました。
圓太郎
真田小僧。まくら長め。上野動物園のゾウの飼育係の話。ゾウの睾丸を持ち上げると現在時刻がわかる飼育係の話は途中でサゲが読めましたが、やっぱりお客さん沸いてました。真田小僧では途中金坊と父親のカミシモが入れ替わっていました。口調はしっかりしてるし見た目もあんな感じなのでしっかりしている人に見えるのですが、意外とこーゆーポカをやる人という印象が個人的にはあります。
小さん
替わり目。あぁ、良いんじゃないんですか。この方も少々メロディが独特ですよね。
小菊
粋曲。いつもの感じで。でもだんだん高い音は出にくくなっているのでしょうかね。
正朝
紀州。この方もまくら長めで。仲入り前で紀州はどうよとは思うのですが、まぁ流れから地噺を選択するのかなぁと。

=== 仲入り ===

柳朝
転失気。クイツキで転失気とはなかなかアレですが。始まったときはやはりみんな食べ物食べていたのですが、まもなく落ち着きましたね。やっぱりこの方は滑稽噺というよりギャグをやっているという感じなのですよね。どーゆー方向性に行くんでしょうか。
アサダ二世
奇術。あいかわらず胡散臭い。どうやったらあーゆー胡散臭さを醸し出すことが出来るのでしょう。今日は奇術の手伝いをした客がうるさくてちょっとかわいそうではありました。
勢朝
ざいぜんごろう。やはり玉の輔師とは一部違うのですね。関係ないエピソードを強引にねじ込んだり。
藤兵衛
相撲観戦の小噺。これも下ネタです。
にゃん子・金魚
漫才。金魚さんがことある事に愛想を振りまいていることに改めて気づきました。よく考えると、はじけた動きも出来るし、バスガイドや住宅展示場の説明をする人のときもgdgdにならずにできるので、なかなかのユーティリティプレーヤーではないのかと見直してしまいました。
権太楼
猫と金魚。当代では初めて聴きます。人間ポンプまで出してくるとは。やるとしたら若手かなとか思っていたのですが、師自らとは。基本的に猫と金魚はあまり好きではない根多なのですが、楽しめました。
和楽社中
太神楽曲芸。傘の芸、花かご、ナイフ。今日は小花さんがちょっと鞠を何度か落としてしまったので和楽さんが「雨あられの様に落ちてきます」とフォロー。この手の口上(?)にはどんなのがあるのか聞いてみたいです。
一朝
唐茄子屋政談。浅草田圃のところまで。涙ちょちょぎれた。徳さんを助けたおじさん、田原町の道端で徳さんを助けてあげた見知らぬ人、そして吉原田圃で吉原を眺めている徳さん。どれも魅力的に描かれていました。道端で徳さんを助けた人がかぼちゃを売ってあげる場面が意外と丁寧に演ってました。

本日の収穫

一朝師の唐茄子屋政談。権太楼師の猫と金魚。

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