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更新日: 2014/05/26

2011年 09月 後半


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2011.09.19 (Mon)

09/12上野鈴本演芸場夜の部行ってきた[rakugo]
志ん公
一目上がり。ともすると顔がちょっとこわいですが、しっかりした口跡でした。
和楽社中
太神楽曲芸。いつもの感じで。本日は小楽さん和助さんだったので、土瓶芸とかナイフ投げの間に入る和助さんとか見ることができました。
龍玉
ぞろぞろ。いいですね。らくごカフェで聴いているのですがすっかり忘れてました。楽しめました。
はん治
粗忽長屋。古典の方を選択されました。八と熊の長屋でのやりとりはカットして短めに。期待通り。笑いました。
紫文
三味線漫談。いつもの感じで。珍しく大岡越前守忠相のネタも。
扇辰
千早ふる。どーでもいいくだらないことをめちゃめちゃオーバーに。ほんとくだらないです。
百栄
お血脈。善光寺縁起のところから。ちょっとお客さんが飽きていたご様子。

=== 仲入り ===

遊平・かほり
漫才。いつもの感じで。
琴調
宇喜多秀家配流の月。すばらしかった。酒樽をあけた水面に仲秋の満月が映っていました。この日のための講談です。
夢葉
奇術。講談が入っているので短めに。ごめんなさい、途中で笑ってしまって。
白酒
お見立て。フルスロットルで疾走していく白酒師を堪能。冒頭の杢兵衛が今まで聴いたお見立ての中でも抜群にうるさくて、嫌な奴という印象付けはおそらく成功。一方喜瀬川はあっさり目。変に色目等は使っていません。「知恵者だね」という描写だけで、やり手花魁という描写にとどめています。白酒師にはこんな感じのウェイトづけがあっているなと思いました。

今回の収穫

琴調先生。白酒師のお見立て。龍玉師のぞろぞろ。

09/16新宿末廣亭昼の部行ってきた[rakugo]
小権太
都々逸親子。一応古典なんですか?新聞記事みたいな感じ?
アサダ二世
奇術。いつもの感じで。
歌奴
浮世床。まくら長め。そのおかげで将棋のところで冗談オチ。
萬窓
蔵前駕籠。今回は肩肘張らなくて聴くことができてよかったです。
ロケット団
漫才。いつもの感じで。
喜多八
代書屋。これくらいの持ち時間だとこんなの掛けるんですね。代書屋さんがとにかく頑張っています。楽しかった。
志ん弥
小噺。なんだか印象薄いです。いつものまくらの後どうしてたかなぁ。
小円歌
三味線漫談。久しぶりに聴くことができました。見た目と違って男性的で太い三味線の音を出しますよね。声もいろいろバラエティに富んでいていいです。かっぽれもかっこよかったし。満足。
才賀
漫談。オチはくだらないのですが、この人の語り口は結構好きです。いつか古典を聴く機会があれば。怪談噺とか講釈ものとか合いそうな気がするのですが、どんなもんでしょう。
小燕枝
手紙無筆。ちょっと短めだったのが残念です。やはり末廣亭は持ち時間短いですね。
ペー
漫談。ここもなんだかわからないうちに引っ込んでました。
左楽
馬のす。圓蔵師の代演のはずなのですが、なぜか楽屋に圓蔵師がいらっしゃるとのこと。圓蔵師が休演の日を間違えたらしいです。ということでまくらを振った後馬のすをさらりと。まくらの「上海帰りのリル」わからない人が多かったようです。ワシはビバリー聴いていたのでかろうじて。
圓蔵
火焔太鼓。本日の前座さん紹介は木りんさん。清国の息子さんだということを紹介。根多の方も良かったです。この間末廣亭で聴いたときより元気そうで、楽しかったです。

=== 仲入り ===

百栄
漫談。いつもの感じで。特に栄枝師についてはふれませんでした。
猫八
ものまね。小猫さんと二人でやる物まねは楽しいですね。ウグイスの声量はやはり猫八さんがダントツですな。
一朝
目黒のさんま。さんまの焼き方の説明まで入っていました。今やる人あまりいないかも知れません。師らしく軽快に。やや地噺っぽい感じで。この秋一匹目のさんまでした。
小勝
漫談。網走刑務所の話など。持ち時間なんでしょうなぁ。お話自体は興味深く聴かせていただきました。
勝丸
太神楽。いつもの感じで。
栄枝
お見立て。例のお茶を目に入れて目を赤くするという仕込みをスコンと忘れてました。飛ばせばいいのに喜助が「花魁から言われていませんが、こうやってお茶で目を汚して…」とごまかさずにやってしまっていました。お人柄なのでしょう。髪型は以前みたときのグレーでパーマ気味の髪型が好きなんですけど。

今回の収穫

主任を勤める栄枝師。一朝師の目黒のさんま。喜多八師の代書屋。小円歌さん。

09/16紀尾井町のダンナ@紀尾井小ホール行ってきた[rakugo]

開演まで

  • ちょっとスタバでつないだものの、それでも少し早めに四谷へ。
  • どこかの喫茶店に行けばいいやと思ったら失敗。結局紀尾井町をぐるりと回って終わりでした。
  • 小ホールは5F。ワシは開場時間まで外で待っていたのですが、そのまま5Fに行っても良かったみたいでした。
  • ほぼ8〜9割の客の入り。このキャパでここまで埋めるなんて偉い!
  • 客層はバラバラ。談幸師の会の時よりも若い女性が多めかな。
らく兵
子ほめ。反り身で落語やる人はたぶん初めて。どうも見にくくて少し頭痛がしました。ほかの師匠方の高座を一度舞台袖からみて、座布団のどの位置に座ってどんな体勢で噺をしているのか観察してほしいです。声の調子自体は悪くないと思います。
談奈
紙入れ。ニンにあってました。この間王子で聴いたときより心地よいのですよ。声の幅がワシの好みに合ってました。
文字助
雷電爲右エ門初土俵。以前の広小路亭では逃げられてしまったので、久しぶりに文字助師の独特の口調そして間合いを堪能しました。まくらはいかにして金をかけずに白内障の手術をしたり家賃を踏み倒して引っ越しをするかというお話。伝説ですよね。

=== 仲入り ===

ダイノジ
漫才。オンバトでは特定の女性ファンに受けていたという印象しかないけど、今回はアウェイのなか頑張った方では。変に落語ファンに迎合したりせずに、でも無難な親子ネタをチョイスするあたりはなかなかのバランス感覚。大谷さんの一部にしかわからないネタはどうだろうというひとはいるかも知れませんが。本人がやりたいのでしょう、たぶんそのままだと思います。
談奈
藪入り。トリネタなんだろうと楽しみにしていたら、これがきました。ダイノジのお二人が母子家庭で育って、頑固親父にしかられたかったという話をしていて、なおかつ今や二人ともお子さんを持つ父ということで、談奈さんからのダイノジさんへのプレゼントだったのかも知れません。最初のところの空気感は非常によかったし、父親が子供をしかるところもちゃんとリズムを刻んでいて非常によかった。

今回の収穫

なによりも談奈さん。行ってよかったです。

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2011.09.28 (Wed)

2011年11月白泉社新刊コミック[book]

いつものところ[hakusensha.co.jp]。以下購入予定。

11/04
津田雅美ちょっと江戸まで』6巻 白泉社花とゆめCOMICS

この巻で終わりらしいです。

2011年11月講談社新刊コミック[book]

いつものところ[bookclub.kodansha.co.jp]。以下購入予定。

11/22
ひぐちアサおおきく振りかぶって』18巻 講談社アフタヌーンKC

こないだ17巻読み終わったのにもう18巻ですか。

09/20池袋演芸場昼の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 電車が遅れて結局いつも通りの時間に池袋に着いたのですが、いつもより10人ほど多かったです。
  • 開場時間前にチケット発売し開場。開場時間にはほぼ満席。
  • 本日はフジテレビの収録があったようです。この日の三題噺を使うとか。
ぬう生
教師のあだ名。ちょいちょい旬のクスグリを入れながら。意外性は特になかったですが、代用教員の心情の動きはぬう生さんらしいですな。
丈二
つる。喬太郎師の「極道のつる」封じか?
丈二・白鳥
お題頂戴。何よりも白鳥師が七転八倒する様が面白い。
木久蔵
こうもり。いい根多ですね。もっとうまくやる人はいそうだけど、そこそこ聴くことができました。
美智・美登
奇術。美智先生相変わらず押しが強い。
扇治
加賀の千代。そうか。扇治・文左衛門・白鳥・萬窓と同期なんですね。やはり扇遊師のコピー。扇好師よりもその影響は強い気がします。
喬太郎
牡丹灯籠 お露新三郎。良かった。まくらもなくすっと始める。改めて思ったけれども、この人のやる落語には新作も古典もなくて、「喬太郎の落語」しかないような気がしました。小説の一場面を読んでいるような心持ちになり、すっと想像を展開することが出来ました。ワシは師が演るこーゆーエグめな根多が好きなのかも知れません。楽しめました。
ホンキートンク
漫才。いつもの感じで。
文左衛門
千早ふる。お客さんのテンションがおかしくて変なことになっていました。根多の冒頭の「兄イ」で笑う客がいるので、ちょっと困ってました。先日の喬太郎師のように三題噺を千早ふるに織り込んで、いつもよりいろいろ遊びながら。

=== 仲入り ===

彦いち
掛け声指南。こちらも三題噺のうち2つほど織り込みながら。以前聴いたときと少し変えてました。「一生懸命なのがムアンチャイさん」個人的には大好きな根多です。一生懸命応援しているムアンチャイさんにまた涙ちょちょぎれてしまいました。
二楽
紙切り。いつもよりブラックに。文左衛門師の会のゲストがこんな感じだったなぁ。冒頭に「白鳥師匠のことですから、ブリーフとトランクスが『越中ふんどし』の襲名を争うという噺になるのでは…」なんて話していたら、舞台袖から白鳥師が顔を出して怒ってました。父親のセーラー服根多まで使ってくるとは。池袋のこの芝居の楽日が、そんな雰囲気にさせていました。
白鳥
三題噺(越中ふんどし、ドリンク剤、襲名争い)。先ほどの二楽師がいっていた噺は本当に作りかけていたらしいです。というわけで越中ふんどしの由来を語る根問いものとなりました。ほかのお題の折り込み方もなかなかの力業。終わった後は三本締め。中途半端に幕が開いていたので全部開けてお客さんもシャシャシャンシャンと。

今回の収穫

産みの苦しみで七転八倒したであろう白鳥師。喬太郎師のお露新三郎。彦いち師の掛け声指南。

09/20池袋演芸場夜の部残ってみた[rakugo]

開演まで

  • 昼の部と夜の部の間がありちょっと時間が空く。無事楽日を迎えた昼の部の楽屋のにぎわいを遠く聴きながら。
  • 夜の部初めはなにやら疲れて客席はどんよりな感じ。
市楽
悋気の独楽。本人はかなりやられた感たっぷりだったようです。客がぐったりしていたかも知れません。
燕路
トンビの夫婦。この方のおかみさんはかわいくていいですよね。最後の方で太鼓部屋からポコッと太鼓の音が聞こえてしまい。高座降りるときに前座さんにお小言だったようです。
ダーク広和
奇術。いつもの感じで。
蔵之助
蛇含草。久しぶりにこの根多聴きました。
志ん橋
居酒屋。三代目金馬のしか聴いたことなかったので少し新鮮。小僧さんが意外とかわいい。
仙三郎社中
太神楽曲芸。いつもの感じで。
さん喬
そば清。蔵之助師が蛇含草やったのでそば清消えたと思ったらきましたよ。楽しかったからいいですが。

=== 仲入り ===

志ん馬
看板のピン。情けない男がニンにあっている方です。
小里ん
三方一両損。お白州のところまでやるとは思わなかったです。啖呵のところは期待の感じではなかったのが残念。
正楽
紙切り。多分いつもの感じで。
市馬
七段目。CDで聴いてはいたのですが、役者やっている時の表情や最後のところの刀を抜こうとしている場面は映像もないと楽しめないかも知れません。それを見ることが出来たのは収穫。

本日の収穫

市馬師の七段目。さん喬師のそば清。

09/24上野鈴本演芸場昼の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 池袋行く予定でしたが、番組見て変更。鈴本にしました。いかにも鈴本な布陣なので、つい。
  • 客席はいつもの鈴本昼の部。朝早く起きた女性中高年者が開演待ちに弁当食べてます。
こみち
本膳。どうも客席の前半分が重く、ウケが良くなかったです。本人も心配していました。ただ、唄のところは非常に良かったです。拍手も後ろ半分から先に。
和楽社中
太神楽曲芸。いつもの感じで。本日は和助さん。ナイフ投げはいつもみているのですが迫力ありますね。
一朝
牛ほめ。湯屋番あたりかなと思ったら、こちらでした。まくらは例の彦六ネタで。アーモンドで結構ウケていました。そんな感じの客層です。
菊之丞
権助魚。どこかのポッドキャストでやっていたのを知っていたのですが、生では初めて。権助は外見ではニンには合っていないですが、声が太いのでこれくらいの出番にはちょうどいい感じではないでしょうか。
遊平・かほり
漫才。たぶんいつもの感じで。
文左衛門
道灌。良かった。穏やかな空気が流れていて、楽しめました。
権太楼
町内の若い衆。おかみさんのキャラはやはりこの方独特。楽しめました。
正楽
紙切り。いつもの感じで。
馬石
四段目。やはり子供のキャラクターはいいですね。

=== 仲入り ===

紫文
三味線漫談。いつもの感じで。
喜多八
いかけ屋。これは聴きたかった。子供を追い払う大人がとにかく笑える。
圓太郎
浮世床。圓太郎師で浮世床は初めてのような気が。
紋之助
曲独楽。いいですよね。風車はさすがに前の方の客も声を上げていたと思います。
はん治
君よ、モーツァルトを聴け。オウム返しの古典的なパターンだったんですね。ワシはモーツァルトのことなんてほとんど知らなかったのでふーんなんて思いながら。音楽かけて雰囲気壊さないところとしては寄席では鈴本ぐらいしかないのではないかなと思ったり。

本日の収穫

文左衛門師の道灌。喜多八師のいかけ屋。そのほかお馴染みの方々で初めて聴く根多が多くて良かったです。

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2011.09.30 (Fri)

2011年11月新刊コミック@太洋社[book]

いつものところ[taiyosha.co.jp]。以下購入予定。

11/22
安倍吉俊リューシカ・リューシカ』3巻 スクウェア・エニックス

もう3巻ですか。

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