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更新日: 2014/05/26

2011年 10月 後半


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2011.10.18 (Tue)

2011年12月講談社新刊コミック[book]

いつものところ[bookclub.kodansha.co.jp]。今回は以下購入予定。

12/13
末次由紀ちはやふる』15巻 講談社COMICS Be Love

アニメどうなっているのか全く噂聞かないのですが。といいつつワシはコミックのほうも2巻分積んでます。

10/05池袋演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 平日夜の部だね。ゆったり。
馬るこ
牛ほめ。といっても現代版への改作。ただ牛をほめるところまで行かず、途中まで。こんなに口跡良かったかなぁ。ちょっと見直しはしましたが、積極的に追いかけたいというところまではもう少し。
柳朝
転失気。いつもの感じでコミカルに。
紫文
三味線漫談。ここのところラジオ収録があったらしく、その辺の話をちょいちょい挟みながら。このごろは大岡忠相いれるんですかね。
蔵之助
猫と電車。珍品きましたよ。くだらないね。猫をもらう場面のボケが猫と金魚を思わせるものがあったので、あの理屈っぽいボケは初代権太楼師のものだったのではないかと勝手に想像。そのあと猫をもらったままで電車に乗るのは具合が良くないと言うことで隠して乗ろうとするのですが見つかってしまって…という噺。サゲ前のやりとりはぽんぽんとリズムよくやっていただきました。ネットで探したサゲかたより、こっちの方が好き。
藤兵衛
のめる。こちらはおなじみの根多でしたが、師で聴くのは初めて。こちらは駒は適当に並べるというものでした。
のいる・こいる
漫才。いつもの感じで。
一朝
岸柳島。師でやっと聴くことができました。左談次師と同期なんですね。侍を降ろして再びこぎ出すときの船頭がなんともおかしい。周りの野次馬たちも生き生きしていますな。

=== 仲入り ===

菊之丞
酔っ払い。ここのところ必ずしも自分のニンにあわないけれども寄席スタンダードになっている根多をかけているようで。
正朝
宗論。ばかばかしいよなという風情でやってらっしゃいました。これだと主任は人情噺なんだろうなと思いつつ。
マギー隆司
奇術。こんな感じでしたっけ?ちょいちょい客をバカにしたようなネタをしつつ、しっかりやるところはやってらっしゃいます。
正蔵
子は鎹。ハンカチとほぼ同じまくらだったので3回目だなと油断いていたら子は鎹がきました。亀ちゃん中心に描いている感じです。まさに鎹として彼なりに機能しようとしている姿をみることができます。なんで会ったこと言っちゃいけないの?というのはおそらく正蔵師本人の疑問なのではないでしょうか。そんな師が熊さんの立場になって改めて考えている様をみることができました。

本日の収穫

正蔵師の子は鎹。一朝師の岸柳島。

10/06立川流日暮里寄席行ってきた[rakugo]

開演まで

  • 夜だからあまりいないだろうとタカをくくっていたら、満員じゃないですか。すっかり地元の寄席の風情です。
  • 圧倒的に高齢者。しかも足を引きずりながらもいらっしゃっている方が何人も。熱心なお客さんです。
  • 若いかたもちらほらいらっしゃいました。
  • 上野広小路の夜が何であんなにひどいのか、ますますわからないです。日暮里は地域に根付いているのでしょう。むこうはあくまで観光地というか松坂屋の向かいという感じですかね。客が無反応です。
笑二
道灌。この6月入門でこのレベルですか。とんでもないです。口元に特徴があるななんて思いながら。
三四楼
粗忽の使者。うーん。
平林
勘定板・どじょうすくい踊り。踊りはウケてましたね。時間さえ余ればしばらくこんな感じでやっていくのでしょう。落語たっぷりやるのは独演会ではないかと。こちらもいつか行ってみたいものです。
志の吉
茶の湯。途中まで。この出番ではちょっと長かったかも。うまいですね。定吉とご隠居とのリズムの変換をきちんとやってます。あのなんだかわからないものを飲もうとする場面はたっぷり。
雲水
四段目。定吉が哀願してごはんくれというところや、旦那が慌ててお櫃とおまるをまちがえるところなどは、非常に楽しめました。ただ、芝居のところはご本人がほとんど歌舞伎を観ないということもあるのかいまいち。お客さんからはなに言っているのかわからない、という声がちらほらと。

=== 仲入り ===

談修
目黒のさんま。ニンにあった噺ですな。別の話で聴いたときよりいい印象でした。やはりここは音が響くので良く聞こえるのでしょうか。この秋2匹目のさんまです。ただ暑くて何度か手ぬぐいで汗を拭っていました。
談慶
山号寺号・踊り(ずぼら)。軽い感じの一八がいいですね。こーゆー軽めのをいくつか聴きたいなと思ったりしました。
談四楼
ぼんぼん唄。やっと聴けましたよ。夫婦での意見の相違、というよりも夫婦にそれぞれ対立する意見を言わせているシーンが印象に残りました。どちらにも説得力があります。おひろが歌うと言い出したとき思わず心の中で歌わないで、と思ってしまいました。まくらはぼんぼん唄の解説よりもサゲのための小間物屋の説明。これはちょっと悲しいですが、でもすっと降りるためには仕方ないですな。

本日の収穫

談四楼師のぼんぼん唄。志の吉さん。談慶師の一八。笑二さん。

10/14上野鈴本演芸場昼の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • いかにも昼席。
  • 鈴本なので凝縮はされてないのですが、池袋の圓歌一門会のような、アットホームな雰囲気がそこはかとなく。
歌太郎
桃太郎。やはりいい声ですな。リズムもいいし。
美智・美登
マジック。もういつもの感じで。
さん生
つる。さらっと。
歌武蔵
支度部屋外伝。この辺の出番だと当分こんな感じなのでしょうかね。久しぶりに落語も聴きたくなりました。
ホームラン
漫才。いつもの感じで。
白酒
浮世床。これ持ってたんですね。なかなか楽しめましたよ。
琴調
山内一豊の妻。でないのか出さないのかよくわからないのですが、高い声は抑えているのが独特だなぁなんて思いながら。高い大きい声で邪魔しちゃいけないということなのでしょうかね。
仙三郎社中
太神楽曲芸。いつもの感じで。
圓歌
天皇陛下初めて落語に笑う。いつもの感じで。

=== 仲入り ===

ひびきわたる
キセル漫談。いつもの感じで。
正蔵
読書の時間。ネタ自体はベタですが、エロ小説は寄席にしてはきわどいところまでやってましたね。ワシとしてはこっちの方が好みです。
金馬
孝行糖。当代金馬は初めて。しかも孝行糖でしたよ。釈台出して正座ができない感じでしたが、しゃべりはとてもはっきりされていました。あれならまだまだできそうです。楽しかったですよ。所々でなんというか、独特の顔をするのも観ることができました。機会があったらまた。
遊平・かほり
漫才。いつもの感じで。
歌る多
替わり目。10分ぐらいたっぷり目のまくら。お酒にまつわることなどいろいろお話をされていて、和やかな雰囲気に。圓歌一門の方が主任の時はこんな雰囲気になるんですよね。根多自体は寄席ではおなじみですが、師で聴くのは初めて。焦点どこに当てるのかと思っていたら、旦那さんでした。正面突破ですよ。グダグダっぷりが良かったです。

今回の収穫

金馬師。歌る多師の替わり目。

10/14上野鈴本演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

開演まで

  • やはり夜の部という風情。最初はかなり客入りが少なかったですが、少しずつ埋まってきた感じ。でも半分は埋まってないでしょう。
遊一
子ほめ。すんません、寝そうになってしまいました。
ダーク広和
奇術。今回は客席引き気味というより、客が少なすぎて反応がない感じでした。
三之助
初天神。そうだ子供さんがいたんだった。これでトリの廓噺はなくなったと思っていました。
扇辰
権兵衛狸。ふと扇辰師は動物の根多が多いのではとか思ってしまったのですが、あとでDBみてみるとそうでもないかな。この数日後も狸札やってたらしいです。
にゃん子・金魚
漫才。いつもの感じで。
圓太郎
親子酒。いつものあのまくらから子供云々のはなしになったので真田小僧かと思っていたら強引に親子酒へ。師で親子酒は初めてだったようです。
菊丸
天狗裁き。職人の口調が本当にいいです。独演会行きたかったなぁ。

=== 仲入り ===

和楽社中
太神楽曲芸。いつもの感じで。本日は小楽さんと和助さん。
文左衛門
手紙無筆。演者の真正面に座って生欠伸を何度も何度もするオヤジがいたわけで。この人以前正雀師のときにいた人だな。もうぶちこわし。
正楽
紙切り。いつもの感じで。目線を入れられやすいあのネズミとか、かなりリアルですよ。
扇遊
お見立て。躍動的ですらありました。びっくりしました。基本的に喜助に寄り添う形で進んでいきます。喜助が廊下を移動する場面は基本省略することなく心情を言わせています。最後には「こんな仕事辞める!」とまで。墓を見立てる場面では、もうヤケなのか明るく歌を歌いながら。師にしては独特なものでした。

今回の収穫

扇遊師のお見立て。菊丸師の天狗裁き。

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