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更新日: 2014/05/26

2012年 04月 後半


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2012.04.16 (Mon)

04/13立川流夜席@上野広小路亭行ってきた[rakugo]

客席状況等

  • 思ったより結構入っていた。
  • 以前散々だったけれとも、今回はいいお客さん。
らく人
一目上がり。最初はなかなかだなとおもっていたのですが、途中から一本調子に。
志らべ
小言幸兵衛。幸兵衛が志らく師っぽいなぁなんて思いながら。
志ら乃
狸の札。まくらはやっぱり深夜ラジオのオープニングトークなんですよね。今回のネタはよくやるやつらしいのですが、ワシは初めて聴いたので楽しめました。
談四楼
三年目。音源で聴いたことあるような記憶があるのですが、誰の音源なのかすっかり忘れてます。毎度のことですが根多にはいるとひきこまれてしまいます。巻き込まれてしまいます。なんででしょうね。もはや個人的に条件反射となってしまったのでしょうか。
談笑
イラサリマケー。まぁ、音源で聴いたことあるしね。
龍志
五人廻し。最初の廻し部屋を見回すところは何となく談志に似てるなぁなんておもいながら。リズムがいいですね。啖呵も「言うぞ!」って感じでなくすっと出てくる。ここで拍手もうなずける。このあと陸軍軍人でも拍手。拍手おこらなくてもいいところなんでしょうけど、でも勢いがいいから思わずってところなんでしょう。端正でかつ楽しい高座でした。

本日の収穫

龍志師の五人廻し。談四楼師の三年目。

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2012.04.21 (Sat)

04/16上野鈴本演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

客席状況等

  • 少ないです。残念ながら。月曜の夜の部なので仕方ないといえばそうですが。
  • ただ、反応はいいです。いいお客さん。
  • 女性がやや多いでしょうか。
小太郎
動物園。そういえば特に入れ事はしていなかったようです。ライオンの動きで客席からうまーいなんて声が。
二楽
紙切り(桜、宝船)。お客さんもなにをリクエストしてよいやらよくわからない感じでした。
扇辰
千早ふる。以前浅草で聴いたときより少々大仰な感じ。
喬之助
堪忍袋。久しぶりに聴きました。偶々なのかなんなのか、師を聴くときには夫婦・親子関連の根多が多いです。そーゆーところが好きなんですけどね。
ロケット団
漫才。いつもの感じで。
百栄
誘拐家族。久しぶり。お客さんのウケはなかなかよかったようです。想定の斜め上をいくストーリーですからね。
三三
しの字嫌い。初めて聴きました。なんとか「し」を言うのを回避するというおはなし。それだけなんですけどね。

=== 仲入り ===

和楽社中
太神楽曲芸。小楽さん、小花さん。
文左衛門
手紙無筆。おなじみの根多で。でもなんか久し振りに聴いた気も。
小菊
粋曲。いつもの感じで。
左龍
淀五郎。この根多がかかるとは思わなかったです。四段目とはまた違う「待ちかねた」を聴くことができました。

本日の収穫

左龍師の淀五郎。三三師のしの字嫌い。喬之助師の堪忍袋。

2012年06月講談社新刊コミック[book]

いつものところ[bookclub.kodansha.co.jp]。以下購入予定。

06/13
末次由紀ちはやふる』17巻 講談社COMICS Be Love
06/22
ひぐちアサおおきく振りかぶって』19巻 講談社アフタヌーンKC

ちはやふるもまた積みまくってしまっています。困った...

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2012.04.30 (Mon)

04/25池袋演芸場昼の部行ってきた[rakugo]

客席状況等

  • 一之輔師の真打披露興行というわけで。
  • 平日ですが、立ち見あり。おかげで皆さん張り切っちゃってる。
  • 女性高齢者がやや多い感じでしょうか。その中には前座からもう笑っているかたがいらっしゃるわけで。
一左
牛ほめ。お姉ちゃんが帰ってきて、牛をほめる口上で女性をほめちゃうやつというのは、たまに聴くなぁ。ここの一門のだっけ?
半七
有馬小便。でいいのかよくわからんですが、湯河原になってます。珍品2回も聴くとは。
アサダ二世
奇術。ちょろっとやってあとはマリックの話を少しだけ。ま、いつものかんじで。
金兵衛
初天神。以前一度見たときはもうすこし子供がどたどた歩いていたような記憶があったのですが、こんな感じでしたかね。それにしてもしばしばエキセントリックになりがちな初天神ですが、金兵衛さんの演る父親は懐が深くて優しいのです。金坊がぎゃーぎゃー騒いでもキレたりしない。なかなかいい初天神でした。
圓太郎
権助芝居。師を初めて聴いたのが新宿末廣亭でのこの根多でした。あのときよりは権助が嫌いではなくなったので、まぁ聴くことができました。
馬風
漫談。一之輔は野田出身だよとか、まぁそんな感じの話を。
小菊
粋曲。そう、ちょっと三味線やった後、奴さん踊ってくださいました。珍しいものを見せていただきました。
一朝
たいこ腹。良かった。いつもよりノリノリ。本当に楽しそうでした。客の反応も良かった。

=== 仲入り ===

市馬・さん喬・一之輔・一朝・馬風
披露口上。他の日ではさん喬師は百面相か何かをやってらっしゃったようですが、ここでは「逆立ちしながら小咄」なんて振られてしまい、結局何もやらず(*1)。市馬師は一之輔師を織り込んだ相撲甚句。一朝師は笛。馬風師はいつもの「隅から隅まで」で隣の一朝師を突き飛ばすというアレ。
ホンキートンク
漫才。いつもの感じで。
市馬
かぼちゃ屋。相変わらず良かったです。ぶっきらぼうな与太が良い。
正朝
蔵前駕籠。女郎買いの決死隊とか、この方好きそうですよね。もうすこし一悶着あったような気もしましたが、駕籠の中をみてあっさりサゲ。あとで三代目金馬の蔵前駕籠探して聴いてみることにします。
さん喬
そば清。やや駆け足ながらもお得意の根多を。切るところがあまりないので持ち時間が少ないと苦労するかも知れません。町内の皆さん優しいなというのは伝わってくるわけで。お客さんも駆け足の噺にもちゃんとついてきていて、ウケは良かったです。
正楽
紙切り。いつもの感じで。
一之輔
短命。個人的には消化不良気味でした。クスグリは面白いんですけどね。悔やみをおかみさんに教え込まれている様とかひどかったし。「今月の目標」が半紙に書かれていて(*2)、達成できないならシールはナシ!とか。でも、短命なのに、前半の隠居とのやりとりでは間合いが人情噺なんですよ。子別れ(下)をきいているような空気感。素っ気ない応対をする隠居のせいなのかなとか思ってもみたのですが、よくわからないです。あと、東京の噺家さんの高座でノリツッコミを聴くとは思ってもみませんでした。確かに客としてはたっぷりやってほしいけれど、短命ならサクッとやったほうがカッコイイような気がするのですよ。

本日の収穫

一朝師のノリノリたいこ腹。市馬師のかぼちゃ屋。一之輔師の短命。金兵衛さんの初天神。師匠方が、一切手を抜かずに主役の真打昇進を祝う様は、やはりカッコイイ。

04/30 たけのこレシピ粋歌の女子会行ってきた[rakugo]

客席状況等

  • 開演前にはほぼ満員
  • おなじみさんが多いようで、馴れ合いの雰囲気が漂う。こーゆー空気嫌なんだよな−。
  • お客さんのお行儀はあまりいい感じではなく。
粋歌
たけのこ。後ろのほうのお客さんがバカウケでした。ワシも思わず鰹節をかいているところはウケてしまいました。
美るく
鼓ヶ滝。まくらのところの江戸っ子口調がサマになっていたので、西行を期待してしまいましたが、鼓ヶ滝のほうでした。田舎者の口調がうまい。耳がいいのでしょうか。あとは、西行が夢の中で和歌を直されているところで、結構ひどい言われようをしながら直しをちょうだいするあたりの心情の動きが出せるといいですね。正蔵師の鼓ヶ滝はこの辺すっきりわかりやすかったと思います。
粋歌
里帰り。柳昇がよく掛けていた根多だという紹介がありました。最初の「春が来た」のくすぐりは覚えていたので、あぁあれかなんて思いながら。バラシのところで嫁姑の関係について話しているのですが、うーんちょっと野暮な感じはします。半年後の嫁さんの様子見たらわかるでしょうに。

=== 仲入り ===

粋歌
バリバリ女子大生。うん、確かに白鳥師の作品ぽいですね。都合のいいところに突然屋台売りがやって来たり。卒業旅行で相手を「先輩先輩」と呼んでしまっているあの子は粋歌さんの新作に出てくるあのキャラクターに似ていました。特に前半はドカンドカンとウケていました。

本日の収穫

粋歌さんのたけのこ。美るくさんの鼓ヶ滝。

*1: 逆立ちしかけましたが。
*2: 「自分のことは自分でする」

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