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更新日: 2014/05/26

2012年 10月 後半


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2012.10.17 (Wed)

2012年12月講談社新刊コミック[book]

いつものところ[bookclub.kodansha.co.jp]。以下購入予定。

12/13 末次由紀ちはやふる』19巻 講談社COMICS Be Love

いつもながらにどんどんちはやふるが積み上がっていきます。

10/15第184回立川談四楼独演会@北澤八幡神社参集殿行ってきた[rakugo]

客席状況等

  • Googleストリートビューで予習をしたおかげで、難なく会場にたどり着くことが出来ました。
  • 高齢者多め。若い人はパラパラと。
  • 広い桟敷にエアコン3台。そのうち1台は異音を発していました。まぁそんなところ。
  • 東京かわら版にあった終演時間よりも1時間も長かったこともあり、帰りはやはり遠く感じました。下北沢はうちから遠い。
寸志
道具屋。きれいなんですよね。ただそれが原因なのか与太っぽさが非常に少な目。普通の人が斜め上の発言をしているだけのようにしか聞こえないのが残念。
春樹
桑名舟。最初ちょっとトチってましたが、それでも「あぁ談春師の弟子だな」というのは感じられました。講釈のところもよろしいのではないでしょうか。ただ、船客が何人も出てきたあたりがちょっと怪しい感じに。聴いている側としては誰がしゃべっているのかわからない場面も。
春吾
持参金。エキセントリックなのが好きなのはなんとなくわかっていたのですが、嫁に来る人をあんな感じでいじるのは賛否出そうな気はします。あそこまでいじれば嘘っぽさが出て却っていいというのもあるかも知れませんが、根多が生々しいものなのでどちらに転ぶか。私には微妙に感じました。
談四楼
六尺棒。最初の若旦那のところは談志だなぁ(*1)なんて思いつつ。「と、お言付け願います」は最後まで押すんですね。当代文楽師はここまで押してなかった気がします。まくらは長め。近況等々。12月に小説「談志が死んだ」が出るらしいです。個人的には亡くなられた圓菊師のエピソードと2日前の広小路亭主任・キウイ師の『強情麺』の話は非常におもしろかったです。

=== 仲入り ===

松尾貴史
はてなの茶碗。あの眼鏡をかけたままだったので、油屋さんが茶店の主人にすごむところは本当にチンピラか何かかと思ってしまって、ちょっと困りました。
談四楼
鼠穴。上野広小路亭で聴いたときよりもすこしボリュームが増えていました。とはいいつつ根多部分で35分とちょっと長いだけです。相変わらずいいなぁなんて思いつつ。

本日の収穫

談四楼師の鼠穴、六尺棒、まくらでの「強情麺」。

*1: 談志のよかちょろに出てくる若旦那ですよ。

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2012.10.31 (Wed)

10/24上野鈴本演芸場夜の部行ってきた[rakugo]

客席状況等

  • 若い人多め。さすが。
  • 「天使と悪魔」のウケ具合からいうと、落語知ってらっしゃる方が多め。
  • 後ろのほうはそうでもないかも。
右太楼
ぞろぞろ。彦六のぞろぞろを若い人がやるとこんな感じなのでしょう。あまり不思議な感じも出て無く普通に。
仙三郎社中
太神楽曲芸。いつもの感じで。仙三スペシャル、2枚目の板を飛ばすときはちょっと危なかったくらい。
圓太郎
化物使い。小言言うおじさんがニンにあってます。こんなに面白い話なんですね。かんしゃくのときの師を思い出します。白酒師のもどこかで聴いてみたいです。
文左衛門
のめる。久しぶりに聴いたなぁ。将棋指しているところが好きです。
遊平・かほり
漫才。いつもの感じで。
百栄
天使と悪魔。やっと聴けました。「古典落語のお使い姫」の第一声「だめ!」ですでにあんなにウケるんですね。CDで聴いたものとはやはりちょいちょい変わってはいます。すでに真打だしね。
扇辰
藁人形。まさかこんなところで聴けるとは。前半から息を呑むような展開。ピリピリした空気が伝わってきます。西念の甥が出てきたところから少しは和らぎはします。それでも鍋の蓋を開けたとき、ワシの頭の中で思い描かれた絵はやはりエグいものでした。いいですね。もう半分とともにこの根多もどうやら先代今輔の持ち根多だったようで。こんなの好きだったのだろうか...

=== 仲入り ===

小菊
粋曲。いつもの感じで。
さん弥
もぐら泥。気がつけばこんなに深い出番。最初こそ「どうしよう...」という風情でしたが、根多に入れば熱演。他の二ッ目さんで聴いたときには所作が多くてテンポが出なかったのですが、今回はさほどそのような問題もなく。
正楽
紙切り(七五三、上野の西郷さん、リス)。七五三で木の上に止まっていた鳥が、西郷さんの頭の上にも止まっていてちょっと笑ってしまった。
三三
井戸の茶碗。そうだよな、前半でもクスグリこれくらい入るよなぁ。丁寧にやっていたのは、初めて千代田先生を説得するとき。屑屋さんが結構食い下がってました。ぼそっというリアクションが個人的には結構ツボ。確かに細川のお殿様のところで何故か鑑定士がいるというのは、落語の国の七不思議のひとつではありますね。

本日の収穫

扇辰師の藁人形。圓太郎師の化物使い。百栄師の天使と悪魔。三三師の井戸の茶碗。久し振りに行くと楽しいですね。

10/28柳家一琴蔵出しの会@神保町らくごカフェ行ってきた[rakugo]

客席状況等

  • いつもの感じでしょうか。誰とも話をしたことがないですが、大体顔は知ってます。ハイ。ワシも顔は覚えられてるんだろうなぁ。
  • 終演後談春師が舞台袖から顔を出してらっしゃいました。途中から楽屋にいらっしゃった模様。
一琴
岸柳島。志ん橋師から教わったとのことで、やはり志ん朝の型でした。どちらかというと地の語りが多い根多だと思うのですが、無難にこなしてらっしゃったと思います。ワシもあの若い血気盛んな武士は蟹江敬三が浮かびます。
一琴
鹿政談。一度当代柳朝師で聴いたきりだったので余り覚えていないのですが、お白州のところが結構あっさりな印象。おそらく一琴師の上方ことばは初めて聴いたのではないかなと思います。

=== 仲入り ===

一琴
宿屋の仇討ち。やっぱり「イハーチ」は楽しいですね。というか、「伊八」という名前を聞いただけ笑ってしまいます。困ったものです。何故か寄席では当たったことがなくて、三田落語会で喜多八師で聴いたきりです。江戸っ子三人の会話は特に最初のところはテンポがよくて楽しかった。川越の間男の部分はやはりちょっとダレ気味にはなっていました。見台のない東京の落語だと、上方でやっている頬杖をつく場面は、あっさり抜きにしてます。喜多八師はやっていたような気はしましたが、よく覚えてないです。

本日の収穫

宿屋の仇討ち。岸柳島。

2012年12月白泉社新刊コミック[book]

いつものところ[hakusensha.co.jp]。以下購入予定。

12/14
羽海野チカ3月のライオン』8巻 白泉社ジェッツコミックス

これ、どうなってるのかな。

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