Mapping Cognition 過去のMapping

更新日: 2014/05/26

2013年 03月 後半


Generated by nDiary version 0.9.4

2013.03.21 (Thu)

2013年05月講談社新刊コミック[book]

いつものところ[bookclub.kodansha.co.jp]。今回は個人的には特になし。

03/20上野鈴本演芸場夜の部行ってきた(主任:隅田川馬石)[rakugo]

客席状況等

  • 開場時間には間に合わず。前座さんの途中から。
  • 最終的にはほぼ満員に。
  • 後ろの方に座ったのでよくわかりませんが、全体的に反応薄めですか
  • 若い人もちらほらですが、高齢者も比較的多かったと思います。
喬の字
たらちね。自分なりの入れごとを織り交ぜつつ。そこそこうけていました。あとは高座からの発信力の弱さですかね。二つ目なのでその辺はこれからなのでしょうが。
ストレート松浦
ジャグリング。反応薄めの中、がんばってらっしゃったと思います。この人もいいよなぁ。デビルスティックで棒を落としてしまい思わず自分の手をスティックに当てて続ける。ご本人もびっくりされていたようです。
小せん
鷺とり。トリの根多出しを意識して、とにかくバカバカしいこの根多を。とにかく主任までは、観客には肩の力を抜いてほしいと、この後の方々もおっしゃってました。
玉の輔
宗論。いつもの感じで。小せん師でトリまでの流れは確定した感じ。
小菊
粋曲。春ということもあり、いつもより明るい曲が多かったかも。
白酒
浮世床(本)。出囃子が鳴ってもなかなか高座にあがってきませんでした。まくらはちょっと長め。馬石師にも少し触れつつ。根多の方は、浮世床の本。最近いろいろな方でよく聴きますが、師のこの根多は初めて。入れ事としては、本を読み始めるときにもったいぶって「携帯の電源切れ」だの「本読んでるときにスマホいじるな」だの、いろいろ入れていたのは印象に残ってます。そこよりも本を読むとき、音の外し方が非常に笑えます。
雲助
粗忽の釘。粗忽者のまくらが来たので堀之内あたりかと思ったらこっちでした。こちらも好きです。粗忽者に振り回される周りの人たちの反応が楽しい。心中お察し申し上げます。

=== 仲入り ===

ホームラン
漫才。勘太郎さんのテンションがちょっと上がり気味。
三之助
替わり目。グズグズちょっと手前の酔っぱらい。もう少しグズグズでもいいかも。
アサダ二世
奇術。パン時計も無し。さらっと。
馬石
柳田格之進。個人的には疑いをかけられた後の柳田と娘さんとの場面が好きです。十分に間合いをとることで、緊張感がぐっと増していきます。客席に格之進の無念さが伝わってきていました。師の柳田は、格之進の心情を中心に描いています。四季の彩りはさらっと。万屋の主人と番頭の場面も、番頭がとんでもないことをしてくれたのを知っても、狼狽するという描写が多め。また、格之進と主人の友情を描くところも少々不足している感じも。その辺り踏み込もうとすると、おそらく今の師では本当に長くなってしまうと思います。あ、あとおそらく最後の「ならぬ堪忍するが堪忍」というところはおそらく講談の終わりそのままだと思うのですが、この噺は格之進の堪忍が主題なのでしょうか。なんか違うと思うなぁ。

本日の収穫

馬石師の柳田格之進。白酒師の浮世床。雲助師の粗忽の釘。

先頭に戻る