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2013年 07月 後半
★07/10池袋演芸場夜の部(主任:桂南なん)行ってきた[rakugo]
【客席状況等】
- 柳若
- 壺算。「お若いの」。明るく楽しく。
- 美由紀
- 俗曲。久しぶりです。楽しみましたよ。
- 昇乃進
- ジェスチャー泥棒。唖の釣りっぽいね。うん。話の展開がどうも。
- 小文治
- 強情灸。宜しいのではないでしょうか。
- 北見マキ
- 奇術。いつもの感じで。
- 米多朗
- 二十四孝。あまり印象に残っていません...
- 桃太郎
- 漫談。先代小文治師の話。楽屋ではどこまで喋るのかハラハラしていたそうです。
=== 仲入り ===
- チャーリーカンパニー
- コント。やっぱりこのお二人がコンビを組むようになった経緯を知りたいです。
- 遊雀
- 湯屋番。もう少し楽しくなるのかなと思っていたのですが、意外とあまりあっていないような印象。
- 遊馬
- 蛙茶番。ちょっと大仰かも知れませんが、明るく楽しく。
- やなぎ南玉
- 曲独楽。いつもの感じ。
- 南なん
- 千両みかん。患っている若旦那や窮地においらやれている熊五郎など、情けない声を出している人にもなにやらおかしみがあるんですよね。聴いていて楽しい。熊五郎が店を何軒も訪れているところを丁寧に。あのあたりの描写が個人的には印象に残りました。
【本日の収穫】
南なん師の千両みかん。桃太郎師の先代小文治の話。
★07/14三遊亭粋歌勉強会@合羽橋・なってるハウス行ってきた[rakugo]
【客席状況等】
- せまい、あやしいお店。10人越えたくらいか。
- あ、あのサスペンダーの人いるよ...ほとんど寝てたみたいだけど。
- 粋歌
- 殿様の茶碗。明日の福袋演芸場でかける根多らしいですが、まだふわっとした感じ。落語ならもう少し掘り下げても良いかも。当日どうなったかは知らんのですが。まくらは、近況や最近仕事が増えてきたという話。
- 粋歌
- おいてけ権助魚。やはり権助魚の部分はやり慣れているだけあってうまいです。魚屋で網取り魚を買った後魚籠に入れて、なぜか錦糸町にあったおいてけ堀に迷ってしまう。そこで幽霊に「おいてけ〜おいてけ〜」なんて言われてしまう。ところがいざその幽霊と話してみると、世話好きなおばちゃんのような語り口になり(*1)にいろいろ持たされてしまう。ブラックバス・ブルーギルやセサミン・イナバのタイカレーの缶詰まで、いろいろぶっ込んでました。それ使って旦那がどこ行っていたか言い訳するんですから、ひどい。軽くて楽しい作り。お客さんが権助魚ぐらい知ってるよという感じであれば、旦那に言い訳を教わるあたりから始めるとすっきりするかも。
=== 仲入り ===
- 粋歌
- 井戸の茶碗。今度美るくさんとリレーでやるらしいです。清正公のとこで屑屋さん達が話しているところは楽しいですね。生き生きしてます。浪人の高木氏のところは「儂は...」の言い方がなんとも。あんな言い方している人はあまり聴かないもので、違和感を感じました。
【今回の収穫】
粋歌さんのおいてけ権助魚、井戸の茶碗。
★07/14春風亭百栄勉強会@落語協会2F行ってきた[rakugo]
【客席状況等】
- 粋歌さんの勉強会が終わった後、見事夕立に降られ散々な目に遭いましたよ。
- 始まる頃にはほぼ満員。
- 良く笑う、いいお客さん。
- 百栄
- マザコン調べ。これ前座噺の代わりにするのだからオソロシイ...時間調整しやすいらしいです。
- 百栄
- 片棒。師の古典のリズムやっぱり好きだわ。笛はどうしてもオクターブ低いのですが、御輿と笛と交互にやるところはなかなか良かったです。
=== 仲入り ===
- 百栄
- 船越なぎさ。船越くんになぜか断崖絶壁に呼び出され「早まるんじゃない!」と船越くんが勝手に2時間サスペンスのシーンを始めてしまうという根多。呼び出された元夫婦は、船越くんやその後来た片平さんに言われてその気になったり、はっと気づいて突っ込んだり。
【今回の収穫】
百栄師の片棒、船越なぎさ。
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★07/18上野鈴本演芸場夜の部(主任:柳家喬太郎)行ってきた[rakugo]
【客席状況等】
- 平日だったのでさほど並ぶということはなかったのですが、最終的にはほぼ満員になってました。
- 客層はバラバラ。
- 一蔵
- 浮世床(本)。ちゃんと笑いとってましたよ。
- 和楽社中
- 太神楽曲芸。いつもの感じで。
- さん生
- 狸の恩返し。手堅く古典で。
- 雲助
- 堀の内。古今亭の堀の内やっぱり好きなんですよね。
- 小菊
- 粋曲。いつもの感じで。
- 白鳥
- アジアそば。ひどいエロ噺をまくらに。そば啜るところで余計なもの入れるし。ま、宜しいのではないでしょうか。期待に応えているという意味では。
- たい平
- 七段目。いろいろ遊んでました。楽しめました。端のところでは弁慶に扮する若旦那と交番のおまわりさんとで、安宅の関やってましたし。山崎街道やりながら歌舞伎揚げ食べようとするし。下げ緒解くところは市馬師のものとは違ってました。一心不乱にずっと手元をみて下げ緒を解いてました。ワシが歌舞伎もっと知っていたらもっと楽しめたと思います。あ、高座に上がった途端「手ぬぐいを忘れてしまいました」と一旦楽屋に戻るというちょっとしたハプニングがありました。噺の中でもそれを少し入れ込みつつ。高座降りるときは手ぬぐいを客席に投げるサービスまでしてました。
=== 仲入り ===
- ロケット団
- 漫才。いつもの感じで。
- 扇辰
- 三方一両損。浅草余一会で聴いた時よりは、さほど大仰ではなく。しかしちょいちょい表情で笑わせていました。
- アサダ二世
- 奇術。いつもの感じ。パン時計はなし。
- 喬太郎
- ウツセミ。濡れ場の描写いいですね。基本怪談の語り口なのでしょうが。照れもあって、ちょいちょいくすぐり挟むのはらしいといえばらしい。この根多聴いたことないこともあって、最初はどこへ連れて行かれるのかよくわからなかったのですが。
【本日の収穫】
たい平師の七段目。喬太郎師のウツセミ。
★07/24上野鈴本演芸場夜の部(主任:柳家さん喬)行ってきた[rakugo]
【客席状況等】
- 平日なので、少なめ。半分はいってないと思います。
- やや女性多めですか。
- 左龍
- 初天神。途中から。やはりさん喬師のものをベースに、泣くところなど大仰に。時々でてくる父親の巻き舌も心地よい。
- ダーク広和
- 奇術。色々手品についての蘊蓄話してくれるのが好きなんですよね。
- 藤兵衛
- 居候。湯屋番の冒頭をちょっと長くしたような根多。
- 白酒
- 替り目。サゲまで。ラバウル小唄も聴けたし。やっぱりおかみさんとのやりとりがいいです。ただ、客層には中高年がやや少なめだったこともあり、さほど受けている感じもなく。でもおかみさんとのやり取り好き。
=== 仲入り ===
- 小菊
- 粋曲。両国風景とか縁かいなとか。
- 正楽
- 紙切り。ここで死神出たので、今日はこの根多やらないかなと思っていたのですけどね。4つのお題何だったか忘れましたが、いずれもやりにくいものだったようです。
- さん喬
- 死神。怖がりで有名な師が死神やるとどうなるのかと思っていたのですが、死神がここぞというところでは押しますね。情感豊かにやられる師にはむしろ合ってるのかなと思い直しながら。ちなみに呪文は「アジャラカモクレン キューライス オッペケレッツのパァ」(多分)。
【本日の収穫】
さん喬師の死神。
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