【客席状況等】
- 二階席は開放されませんでしたが、一階席はほぼ満員。
- 昇々
- 最終試験。動きが「生まれる」と一緒ですね。
- マグナム小林
- バイオリン漫談。いつもの感じで。
- 陽子
- 鼓が滝、踊り。あぁ、踊りもやられるのですね。仕草などがきれいなわけだ。今回は視線の遣り方にうまいなというところがありました。寄席ではこんな感じなんですね。都合つけばまた桃色婦人会行こうかなと。
- 遊吉
- 道灌。外はひどい雨だったらしくこの根多。眠くなりそうになりましたが、よろしいのではないでしょうか。
- スティファニー
- 奇術。瞳ナナさんは以前見たかも。こんなにガラガラな声だったかなぁ。
- 笑遊
- 饅頭こわい。まんじゅうのところまでいかず。自分の頭を指さして「頭おかしいのか」の仕草を押しすぎ。
- 文月
- のっぺらぼう。エンドレスは微妙...
- ザ・ニュースペーパー
- コント。安倍晋三、小泉進次郎、石破茂。最後はほぼ出オチ。
- 茶楽
- 子は鎹。根多に入ったとき、正直驚きました。途中で切るのかなと思っていたら最後の鰻屋の場面まで。本当に得した気分。
- 遊三
- (青菜を途中でやめて)パピプペポ。初めて聴くのでいいんですけどね。青菜に入ったばかりのところで、客席前方で口論が始まってしまったようです。どうやら携帯電話を鳴らしたこと(その後電話に出ていた模様)で揉めていました。遊三師がなだめていましたが、おかげで噺はすっかりストップ。
=== 仲入り ===
- 宮治
- 動物園。落協でよく聴くものとはちょっと違う感じ。「カバ山さぁ〜ん」が耳に残ってしまいます。前の出番の師匠方と比べても押しが強い。まくらは今回も面白い。木更津のあの先生は前回以上に凶暴な顔つきになっていましたよ。クイツキの役目をしっかり果たしていました。
- ナイツ
- 漫才。いつもの感じで。
- 柳太郎
- 新作。たかしの葬式?よくわからないですけど。お悔やみを死んだ本人が聞かされるかたち、なのでしょう。
- 遊雀
- 堪忍袋(序)。いつもの感じで。どういう経緯で喧嘩になったのか、一瞬抜けたようでしたが、なんとかつなげてました。
- 正二郎
- 太神楽曲芸。初めて。おひとりで五階茶碗や傘など。
- 昇太
- 人生が二度あれば。オリンピック東京開催決定の知らせで、昇太師の記憶にある昭和39年周辺の部分が活性化されたようです。まくらでは静岡に新幹線が通ったときのこと、幼稚園にテレビが来たときのこと、洗濯機が初めて家に来たときのことを生き生きと語っていました。昔のテレビはゆっくり明るくなって行く様子を「舞台の緞帳があがるように」と描写してました。なるほど。根多はちょっとしんみり。去年の末廣亭での昇太師は、寄席の客に対して探り探りの感じがあったのですが、今日は本当に生き生きと。来年もまた寄席に出て頂きたいです。
【本日の収穫】
昇太師の人生が二度あれば。茶楽師の子は鎹。宮治さんの動物園。